−カ−ビイ探偵団!チリ−密室殺人事件!解答編!−

 注:主な登場人物紹介は,はぶきます。

ク−「真相がわかったってことは,犯人も・・・」
アドレ−ヌ「ええ・・・すべての謎が,解けました・・・」
カ−ビイ「そ・・・そんじゃあ,プププランドじゅうの空を飛べる人々ん中から,
1人にしぼれたってことかよ!」
アドレ−ヌ「ん〜〜〜まあそうでもあり,そうでなくもあり・・・」
エヌゼット「だ・・・誰何ですか!?チリ−君を殺したのは・・・」
アドレ−ヌ「・・・まあ・・少し,話を聞いてもらえますか?」
エヌゼット「ハイ・・・」
アドレ−ヌ「まず,この事件の真相を明らかにする前に,一つほど言っておかなければならない事実があります」
ク&カ&エ&シ「言っておかなければならない事実?」
アドレ−ヌ「はい・・・それは,これは『殺人』では無い!・・・とゆう事です」
ク&カ&シ「え!!」
エヌゼット「え・・本当ですか・・・」
アドレ−ヌ「はい・・これは事故です!」
エヌゼット「じゃあチリ−君は事故死・・・・」
カ−ビイ「で・・・でも何で事故って分るんだ!?」
ク−「確かに,事故に見せかけた殺人かも・・・」
アドレ−ヌ「それはありません!だって,争った形跡が,まったくありませんから」
ク−「でもよ,親しい人物,つまりエヌゼットの犯行かもよ!」
エヌゼット「ひどいです!僕,そんなことしません!」
アドレ−ヌ「はい・・エヌゼット君はしてません。これは事故ですから・・・」
カ−ビイ「だ〜か〜ら〜,なんで事故ってわかるんだよ!」
アドレ−ヌ「だって,こう頭部殴られてるでしょ,ク−の説のように,親しい人物の犯行だったら,顔面殴るでしょ」
ク−「でもよ〜,後ろ向いたとこを殴ったのかもよ」
アドレ−ヌ「そうくると,思ったわ!でもね,それは絶対にないの!」
ク−「な・・・なんで?」
アドレ−ヌ「じゃあ,百歩ゆずってエヌゼットが犯人だとするわよ!でも,チリ−を殺した後,どうやってこの家から逃げたの?」
ク−「え?それは天窓から・・・あ!」
アドレ−ヌ「そう,エヌゼットはジャンプはできても,空は飛べない。つまりチリーは殺せても,この家からはけして逃げられない!かりに逃げたとしても,足くじいたり,大けがをしてるはず・・・でも,今のエヌゼットはピンピンしてて,どこもけがをしている様子がない!だからエヌゼットは犯人ではない!という事になる」
ク−(なんだ,アドレ−ヌも気ずいてたんだ・・・)
カ−ビイ「でもまてよ!しょっとしたら,ドアに鍵がかかってなかったのかもよ!」
シミラ「いや,鍵はちゃんとかかっていたよ!」
カ−ビイ「え・・・・・」
ク−「で・・でもだからといって事故とはかぎんないと思うよ!」
カ−ビイ「そ−だよ!それに事故なら事故だっていう,証拠をみしてよ!」
アドレ−ヌ「わかりました。では今から見せましょう。・・・皆,気づいたと思うけど,食器だなの上の方の扉が開いてるでしょ!」
ク−「それがどうした!」
アドレ−ヌ「わからない?チリ−の背じゃ,あんなところとどかない!」
ク&カ「あ!」
アドレ−ヌ「なのに開いている・・・つまり,ここに置いてある椅子を使っていたわけ!」
カ−ビイ(・・・・・・・・)
アドレ−ヌ「で,お次はこの椅子の座るとこみて〜」
カ−ビイ(・・・?・・・)
アドレ−ヌ「ほら,濡れてるでしょ。そしてさらに血まで付いてるでしょ!」
ク−「そ−か−,濡れてんのに気づかず上に乗ってすべったんだな・・・」
カ−ビイ「ね−ね−。じゃあさあ,この血はなんなの?」
アドレ−ヌ「ああ。これはチリ−の鼻血よ!」
シミラ(は・・・鼻血・・・)
ク−「じゃあさあ,なんで頭にこんなこぶができてるんだ?」
アドレ−ヌ「にぶいな〜。ほら,横にコップとお皿が落ちてるでしょ!」
カ−ビイ「・・・・・????」
ク−「あ!つまり,コップをとりかけた時,すべったわけだ!」
アドレ−ヌ「そ!そして運悪く,それらがこう頭部に直撃したわけ」
カ−ビイ「でもさ〜〜,チリ−を殺したあと,椅子のここの部分に水をかけたのかもよ!」
ク−「ん!確かにそうゆう説もあるかも!」
アドレ−ヌ「ん〜〜〜そこらへんがわかんなかったのよね〜〜」
ク&カ「だめじゃん!それじゃ!」
アドレ−ヌ「あの〜〜エヌゼットさん!台所どこですか?」
エヌゼット「え?あっちです・・・」
アドレ−ヌ「わかりました」
 そうゆうと,アドレ−ヌは台所へいった。
カ−ビイ「お〜〜い・・・アドレ−ヌ〜〜?・・・」
ク−「いったいなんなんだ?」
 ちょっとしてアドレ−ヌが台所からコップ一杯の水を持ってきた。
カ−ビイ「いったいなにする気?」
アドレ−ヌ「ま〜ま〜見てればわかるって!」
 と,言った瞬間,アドレ−ヌはチリ−の頭に水をずっかけた。
 ビシャアァ・・。
ク&カ&シ&エ「あああ!」
カ−ビイ「アアアアアアアドレ−ヌ!!!!」
アドレ−ヌ「慌てない,慌てない!」
ク−「慌てないっておい!」
アドレ−ヌ「まあまあ,見てればわかるって!」
ク−「見てればわかるって・・・あ!」
チリ−「う・・・う〜〜ん・・・」
エヌゼット「ああ!チリ−君!!」
シミラ(親友,感動の再会ってか)
カ−ビイ「ア・・・アドちゃん・・・これってどうゆうこと!?」
アドレ−ヌ「チリ−が死んでなかったってこと!」
カ−ビイ「そりゃそうだな〜」
ク−「おいアドレ−ヌ!これにいつ気ずいたんだ!?」
アドレ−ヌ「椅子の上に血がついてたでしょ!もしかしたら鼻血かな?と思って顔をもちあげたら,息してたから・・・」
カ−ビイ「は〜〜・・・」
エヌゼット「ありがとうございます〜〜!!」
チリ−「・・・あなたたちが起こしてくれたんですか?」
カ−ビイ「はい!!」
アドレ−ヌ「あんたじゃないでしょ!!」
カ−ビイ「いやあ・・・」
ク−「・・・ふ・・・」
シミラ「やっと・・・帰れる・・・・う・・・嬉しい・・」
アドレ−ヌ「これにて,事件解決!!」
ク−「一件落着だろ・・」
アドレ−ヌ「あ・・・」
カ&シ&チ「あはは!」
アドレ−ヌ「お・・・同じようなもんでしょ!」 
 ・・・こうして,チリ−殺人事件は幕を閉じた・・・かのように思われた・・・。

   ・・・エピロ−グ・・・

カ−ビイ「くっそ〜〜!!アドちゃんに1ポイントとられた・・」
ク−「しかしまあ・・けっこうな推理だったな・・・」
アドレ−ヌ「えへ!そうでしょ!」
カ−ビイ「だけどアドちゃんがあんなに頭がいいとは・・・」
アドレ−ヌ「ふふ・・それほどでもないよ!」
カ−ビイ「いやみなやっちゃな〜〜〜!」
ク−「・・・なあ・・・」
ア&カ「ん?なに?」
ク−「なんか忘れてねえか?」
カ−ビイ「そういやなんか・・・」
アドレ−ヌ「また〜〜〜〜・・?」
カ&ク&ア(・・・・・・・・・・!)
カ&ク&ア「あぁぁ!!!・・・チリ−に真実聞くの忘れてた!!」
 ・・・・こうして,プププランド初の事件は,真相がわからないまま幕を閉じた。
そして,この事件は迷宮入りするのだった・・・。
ク−「いや!チリ−に聞きゃわかるだろ!」

        −完−

 どうも!黄黒です!いや〜〜変な終わり方でごめん!m(_ _)m
カ−ビイ「本当だよ〜〜!!」
 この事件の真相はアドの推理であってます!
アドレ−ヌ「やった〜〜!!」
 さて!ここで暗号の答えを・・・。「辞寺津歯故っれ他」・・・さて,これをどう解くかというと言うと,まず,ある言葉をいれます!
エヌゼット「五十音の中からさがすんかい!!」
 ちがいます!ほら,一番下にアルファベットで「saku:kiguromasa」と書いてあったでしょ。実は,この中の文字を入れるんです!
チリ−「『さ』か『く』か『き』か『く』か『ろ』か『ま』か『さ』のどれか?」
 ちがいます!アルファベットのままとるんです!「k」と「o」をとり,ロ−マ字変換する。すると,「こ」となる・・・。これをいれ,さらにならび変えるすると,「辞津歯故れ寺こっ他」とでる。さらにこれを平仮名にすると・・・「じつはこれじこった(実はこれ事故った)」となります。「じこった」となっているのはわかりにくくするためなので,あまり気にしないように。
ク−「な・・なんていいかげんな暗号だ・・・」
シミラ「同感!」
黄黒「悪かったな!!」
 では,お次は正解者の発表を・・・
犯人がわかった方>1人中0人
暗号がとけた方 >誰からも来ませんでした。(T T)
 ではこの辺で失礼します。それでは皆さんまたどこかで会いましょう!!では!!

     〜〜〜〜〜お知らせ〜〜〜〜〜
 え〜,この小説が『小説置場』に載るころはきっと,カ−ビイは新たな事件に巻き
込まれていると思います(カ−ビイ探偵団かどうかはわかりません!)。早ければ二
月頃ここに載ると思いますのでこう御期待を!
      ・・・・・作:黄黒昌尚(変名しました!)・・・・・

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