〜〜〜〜カ−ビィ探偵団!殺意のデデデ城殺人事件!解答編!〜〜〜〜

 容疑者リスト
    デデデ大王(?)
    ケケ
    ブレードナイト
    ゴルドー
    ボボ
    ギム
    カワサキ
    バグジー(?)
    スパーキー(?)
    ユーフォー(?)



 では,カービィの最後のセリフから解答編をはじめます・・・。
カービィ「『透明人間』はおまえだ!」
 と,カービィが指さした先にいたのは・・・・・。
カービィ「ケケさん!お前が今回の殺人事件の犯人,透明人間だ!!」
一同「え・・・・・」
ケケ「・・・・・・・なぜです?私がなんで?」
カービィ「よろしい・・・言ってあげよう!・・・・・今回の殺人事件の現場は,裏 庭だ!その証拠に,裏庭に血が落ちていた!」
ケケ「でも,それは誰だって出来るし・・・ともかく,私じゃありません!」
カービィ「しかし,あの血の広がりかたからみると,あれは2階の高さぐらいから落ちたものだ!つまり,殺人現場は正確には裏庭の真上!」
ケケ「ちがいます!ちがいます!第一,それだったらこの国の空を飛べる人が全員出 来るじゃありませんか!証拠もないのに!」
カービィ「う・・・・・」
???「そのとおりだぞ!カービィ!」
カービィ「え?」
 みんなが大広間のドアの方を向いた。そこにいたのは・・・。
一同「クー!」
 そう!クーだった!なんか,いようにカッコつけた格好・・・・・。どんな格好か は,ご自分でご想像して下さい。
カービィ「クー・・・そのとおりって・・」
クー「つまり,お前の推理は外れてるってことだ!」
カービィ「え!?」
クー「そう!本当の犯人は,この中にいる別な人だ!」
一同「え!?」
透明人間(ちっ。このままケケが犯人とゆうことになったらよかったのに・・・)
アドレーヌ「で?誰なの!?犯人は!」
クー「ああ,今回の殺人事件の真犯人はあんただ!ボボ!」
一同「ええ!?」
クー「あんたが今回の殺人事件の真犯人!『透明人間』だ!
ボボ「な・・・・」
 さて,カービィは間違えたが,今度はあってるのか!?
ボボ「ちょ・・・ちょっと待って下さいよ!ボクが犯人じゃないことは,カービィさんが証明してくれたじゃないですか!」
クー「ああ!だがな,犯人がわざと自分が不利になる方にことを運ぶのはよくあることだ!あんまり不利になると,不自然になって逆に疑われなくなるんだ!今回が,そ のケースだ!」
ボボ「でも,カービィさんが,殺害現場は裏庭の真上だって言ってたじゃないですか !ボクはみたとおり空は飛べません!」
クー「だが,カービィのその推理まで間違っていたら,どうなる?」
ボ&カ「え?」
カービィ「そんなとこまで・・・間違い?」
クー「ああ!そうだ!」
ボボ「な・・・何を根拠にそんなことを!」
クー「まあ,カービィの推理が間違っている根拠はない!」
カービィ「だめじゃん!」
クー「だが,ボボが犯人と言う根拠や証拠はある!」
ボボ「え?」
バグジー「クー!君はちょっと前置きが長いぞ!」
クー「あ!はいはい!わかりました!」
 では,いよいよ本題。
クー「では,まずは証拠その1。は,スカーフィが教えてくれた!」
カービィ「え?どうゆうこと?」
アドレーヌ「あ!『ダイイングメッセージ』」
クー「ああ!」
デデデ大王「ダイイングメッセージ?なんだそりゃ?」
バグジー「被害者が最後の力を振り絞って残す,いわば伝言みたいなものですよ!」
デデデ大王「へ〜」
カワサキ「でも,ダイイングなんとかなんて,ありました?部屋の中を少し見てたけ ど,全然見当たりませんでしたよ?」
クー「まあ,それはちょっと小さかったからだ」
カワサキ「ふんふん・・・・で,そのダイイングなんとかはどこに?」
クー「これです!」
 と,クーが出したのは,あの2枚の日付めくりカレンダー。それの一体どこが?
バグジー「それが?」
ギム「ダイイングメッセージ?」
 みんな,頭をかかえながら聞いている。
クー「そうだ」
ボボ「ばかばかしい・・・そんな紙切れのどこが!」
クー「たしかに。・・・でも,本当に必要なのはこの紙ではなく,本体なんだ!」
ブレードナイト「本体?」
スパーキー「どうゆうことですか?」
クー「このカレンダーは,何日何曜日をしめしている?」
バグジー「何日って・・・12日日曜日と13日月曜日・・・・・」
ボボ「それがどうしたってんですか?全然ボクと関係ないじゃないですか!」
アドレーヌ「あ!だから本体・・・」
クー「お!わかったか!」
スパーキー「いったい・・?」
クー「では,説明しよう!この次の日は何曜日だ?」
バグジー「何曜日って・・・あ!」
デデデ大王「そうか!そうゆうことか!」
クー「そう!この次の日!つまり,火曜日=火,と言う訳なんだ!」
ユーフォー「そうか!つまりボボは火だから・・・」
ボボ「ぐ・・・・・」
アドレーヌ「まさに,プププランド特有のダイイングメッセージ・・・」
バグジー「でもな,ダイイングメッセージだけじゃ,証拠にならないんだ!何か他にないのか?」
ボボ「そ・・・そうですよ!」
クー「証拠その2,トンカチだ!」
バグジー「トンカチって・・・あのスパーキーが見つけた?」
クー「ああ!」
カービィ「でも,それはいくらなんでも・・・」
クー「あのトンカチは,ボボが置いたものなんだ!」
バグジー「なんだと!?」
ブレードナイト「ボボが・・・・・自分で?」
ボボ「でも,そんなことして何のとくが・・・」
クー「とく?そのおかげでカービィに助けられただろ?」
ボボ「ぐ・・・・・」
クー「そうだろ?」
ボボ「だけど,それはボクに容疑を向けるために誰か別な人が置いたのかも・・・。 それに,カービィさんがいったじゃないですか!殺害現場は裏庭の上空だって!ボク は見たとおり,飛べません!」
クー「いったろ?カービィのその推理は間違っているって!」
ボボ「だから,なにを根拠にそんなことを!」
アドレーヌ「そうよ,それに裏庭が殺害現場じゃないとしたら,どこなの?スカーフ ィの部屋だったら,なんで裏庭に血痕が!?」
ボボ「そうですよ!それに,スカーフィさんの部屋の防犯カメラ,誰も映ってなかっ たじゃないですか!」
クー「ドアからではなく,窓から行けるだろ?」
ボボ「だから,ボクは空は飛べません!」
アドレーヌ「そうよ!第一,窓には鍵が・・・」
クー「では,ボボが殺しに行ったのではなく,スカーフィが殺されに行ったとしたら どうなる?」
一同「ええ!?」
ブレードナイト「殺しに行ったのではなく」
バグジー「殺されに行っただと!?」
ギム「しかし,普通そんなにのこのこ殺されに行くでしょうか?」
クー「だったら,おどしゃいいだろ?スカーフィだって,殺される理由もなく殺されるはずないだろ?つまり,その動機を利用したって訳だ!」
バグジー「なるほどね!」
ボボ「でも,何を根拠に・・・」
デデデ大王「おいクー!話しがどんどん,ややこしくなっていってるぞ!」
クー「証拠その3,ボボ,お前の部屋に血痕が落ちていた!」
ボボ「えっ!?」
バグジー「なに!?」
デデデ大王「そりゃほんとか!?」
スパーキー「じゃあ,殺害現場はボボの部屋・・・かな?」
クー「そうだ!もし仮に殺害現場が外だとしたら,ボボの部屋に血痕がつくはずは無 い!つまり,殺害現場はボボの部屋なんだ!殺害方法は,スカーフィをおどして部屋 に呼び,トンカチで殺そうとした。しかし,スカーフィはなんとか外へ逃げた。外に 出たときに血が落ちて,裏庭に血痕が残った。そしてスカーフィは部屋に戻った後, 窓の鍵を締めた。そのときに窓の鍵の部分に血が付いたんだ。そのあとボボが入って これないよう,ドアに鍵をかけ,ダイイングメッセージを残したんだ!」
ギム「お前が・・・犯人なんだな?」
クー「あんたはたしか,犯行推定時刻に自室にいたって言ってたよな?つまり,ボボ の部屋で殺人がおこなえる人物はボボ,おまえしかいないんだ!そうだろ?」
ボボ「・・・・・ああ,そうだ!」
 ボボはもう悪あがきはやめたようだ。
バグジー「じゃあ,動機は?」
ボボ「あいつが悪いんだ!あいつがボクの作品を盗んだから!」
クー「作品?」
ボボ「そうだ!ボクの作った作品をあいつが盗んでコンクールに出したんだ!そしたらなんと・・・やつはそれで金賞をとったんだ!」
 ボボの表情が一変した。
一同「ええ!?」
アドレーヌ「あ!もしかして,あれ?あの,プププランド芸術コンクール自由部門・・・。たしかにあれ,金賞をとったのスカーフィさんだったわ!」
カービィ「知ってんの?」
アドレーヌ「わたしも出したからね。もっとも,わたしのは予選もとおんなかったけど・・・」
ボボ「ともかく!それでやつは金賞をとったんだ!それで,ボクはやつを殺すしたんだ!」
カワサキ「しかし・・・」
ボボ「そんなことで殺人をおこすのかって言いたいんだろ!?だけどなぁ,お前達にはそんなことでも,俺にとっちゃ一番大切な物が奪われたんだ!・・・だから,俺も あいつの一番大切な物を奪ってやったんだ!」
 ボボが言い終わると,もう誰も言い返そうとはしなかった。
オールキャスト「・・・・・・・・・・・・・」
 そのまま,ボボはバグジーの方へ行った。
ボボ「ではバグジー警部・・・。ボクはもう逃げませんから・・・」
バグジー「・・・・・・・・・」
 がちゃ。
 バグジーは手錠をボボに・・・・・?
バグジー「おぬし・・・・・。手はどこだ!?」
ボボ「・・・・・ココです」
バグジー「ああ,いや,炎みたいなものに隠れて見えんかった」
 バグジーとボボとクー以外,必死に笑いをこらえている。
クー『笑うな!バカ!』
カービィ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
 みんなが見守る(?)中,ボボはバグジー達と城を出ていった。あとのに残された数名。もう,がまんならないようだ。
 ・・・・・数秒後,デデデ城に笑いがあふれた。
クー(しかし・・・何であんだけで笑うのだ?)
 ココに残った人々は,みな,異常な精神状態におい込まれたようだ。

     〜〜〜エピローグ〜〜〜
カービィ「いや〜・・・。まいったまいった!」
アドレーヌ「なんか,シリアスだったのに最後の最後でコメディになったね」
クー「おまえらなぁ・・・」
アドレーヌ「だけどクーもかっこよかったね!」
クー「ふっ。まあな・・・」
カービィ「でもさぁ,もしボボの部屋に血痕が落ちてなかったらどうするつもりだっ たの?」
クー「血痕?ああ,あれか」
アドレーヌ「たしかにそうよね〜・・・。もし落ちてなかったら,完全犯罪よね」
クー「ああ,やつは完全犯罪だった」
アドレーヌ「え?」
カービィ「でも,血痕が落ちてて・・・」
クー「ふふふ・・・あまいな!」
ア&カ「え?どうゆうこと?」
クー「あそこにゃ血痕なんて,1滴も落ちてなかったんだ!」
ア&カ「え!じゃあ・・・」
クー「ああ,ああいえばボボも降参するだろうと思ってな!」
カービィ「ななななな・・・・・」
アドレーヌ「クー!知能犯〜〜〜〜〜〜〜!!」
クー「終わりよければ全てよし!」
カ&ア(クーの,意外な素顔を見たような気がする・・・)
 このことは絶対にボボに言わないように!と約束して,今回の事件は幕を閉じた・
・・。
アドレーヌ「絶対に言っちゃだめよ!」
カービィ「わかってる!」
クー「・・・・・・」

  ・・・・END・・・・

 〜〜〜〜あとがき〜〜〜〜

 こんにちは!黄黒です!今回はクーの意外な素顔を見ていただきました。
クー「ふっ」
 そして,今回は警察初登場!(ホエール号でちょっとだけ出たが・・・)かっこいい活躍を見せる予定だったのに,なんか最後のほうがちょっと・・・。今回はシリア スにするぞ!と,決めたずなのに・・・(落涙)。
バグジー「だったら書き直せ!!」
黄黒「それは無理」
バグジー「なに〜〜!?」
 まあまあ・・・。
スパーキー「それはそうと黄黒さん」
黄黒「はいはい」
スパーキー「ヒントの意味は?」
黄黒「え?問題編の?」
スパーキー「はい」
黄黒「あれは,本体ってのはカレンダーのことで,プププランド特有の???は,ダイイングメッセージ」
アドレーヌ「わたしのセリフ!」
黄黒「そのとおり!そして,部屋と言うのは部屋割りのあたりを読め!とゆうこと」
スパーキー「ふ〜ん」
 それはさておき,暗号を・・・・・。
オールキャスト「暗号!?」
クー「まさか,あのヒント。実は暗号ってんじゃ・・・」
 のんのん!隠し文章があったのです!
カービィ「それは?」
 問題編のセリフのところをよ〜〜〜〜〜〜っくみましょう!
ユーフォー「本文の方にあるのか!」
カワサキ「特に変わったところは無いような・・・」
 気づきませんか?名前名前!
ギム「名前?」
アドレーヌ「あ!長音記号!」
 正解!
デデデ大王「へ?」
アドレーヌ「名前の長音記号のところが,『−』のと,『ー』のとある・・・」
ブレードナイト「どうちがうのだ?」
 『−』はマイナス記号,『ー』は長音記号。その違いです。
 そして,その長音記号になっているセリフの一番最初の言葉を並び変えると・・・ 。
ゴルドー「あ!『はんにんはぼぼ』」
 そう!(漢字にすると『犯人はボボ』)
ボボ「はあぁ・・・」
クー「隠し文章か・・・」
(スカーフィ)「ボクの,ダイイングメッセージは一体・・・。ううう・・・」
クー「いや,なんでそうなる?」
黄黒「いつの間に・・・こんなのを?」
 では,正解者の発表!
文章を発見した方>誰からもメールが来ませんでした。
犯人がわかった方>メ−ルは来たが,残念ながら外れてました。
 では,今回はこのへんで・・・。

 おまけの顔文字コーナー(謎) (^^;))))))))そそそそそ・・・・・

          作:黄黒真直

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