〜〜〜〜カービィ探偵団!最終回!星のカービィ殺人事件!解答編!〜〜〜〜

容疑者リスト
キグロ
ディジー
Mr.シャイン(シャイン)
Mr.ブライト(ブライト)
ペンギー

ケケ
メタナイト
カービィ
アドレーヌ
*;さぁ、いよいよ最終回です。あなたはこの謎が解けましたか?今回もいきなり始まります。


 ここは警視庁。
 メタナイトとケケが、カービィ達が捕まったと聞いてとんで来た。
ケケ「アドレーヌさんとカービィさんが逮捕されたんですって!?」
メタナイト「入れて下さい。面会出来るはずでしょう?」
 ケケは動揺していたが、メタナイトは冷静だった。
刑事「ええ…まぁ、どうぞ」
 入り口にいた刑事にいわれ、ケケとメタナイトは応接室として使われている部屋に通された。カービィとアドレーヌも、何故かそこにた。
ケケ「アドレーヌさん!カービィさん!」
アドレーヌ「あ、ケケさん」
メタナイト「逮捕されたか……」
カービィ「ええ。キグロの野郎の作戦に、まんまと引っかかってね!」
 カービィは怒り口調で答えた。
メタナイト「どういうことだ?」
 メタナイトが聞くと、カービィ達の隣に座っていたクーが説明しだした。
クー「キグロが刑事達に、おれが殺されたって言えと言ったんだ。カービィとアドレーヌはそれにまんまと引っかかったのさ…」
カービィ「ああ!そうさ!クーが生きてるって知った時は、嬉しさと怒りが同時に込み上げて来たね!」
 カービィはまたも怒り口調で言った。どうやら、罠に引っ掛かった事がとても悔しいようだ。
クー「まったく…おれが殺されてないことぐらい、ちょっと考えりゃ解るだろ…」
アドレーヌ「そうなのよね…。よくよく考えてみれば、クーに殺される動機なんて無いものね」
クー「ああ」
 クーは冷静に答えた。
クー「だが、おまえらが来たことで推理がやりやすくなった…」
カービィ「でしょ?」
クー(でしょってなんだよ…)
メタナイト「いいのか?一緒に推理なんてして…」
クー「まぁ、カービィ達を犯人だと思ってる人はいないみたいだし…。いるかもしれないけど」
 クーはふと周りを見渡した。
クー「まぁ、いないだろうな」
ケケ「?」
 クーがソファーから立ち上がった。
クー「推理に協力してくれ」
カービィ「もちろん!」
クー「と、言いたいところだが、実はもう犯人も、トリックも、すべて解った」
ア&カ&ケ&メ「え!?」
クー「みんなを呼ぼう。そして、おまえらの容疑を晴らそう」
アドレーヌ「ええ」

 応接室に今回の事件に関わった刑事が全員呼ばれた。
ディジー「何をする気ですか?信じたくはないが、カービィとアドレーヌは一応犯罪者の身だ。あまり勝手なことをされると困る」
 ディジーは事務的な言い方で言った。
ケケ「まぁ、まぁ、刑事さん…」
 ケケがディジーをなだめた。
ディジー「………。で、何をするんだ?」
カービィ「まぁ、ボクらの話しを聞いていてくれればいいんです」
シャイン「何を話す気だ?」
 シャインはどことなく慌てていた。
アドレーヌ「もちろん、この事件についてですよ」
ブライト「推理ショーか!?」
カービィ「その通り!」
刑事達「ええ!?」
祐「本当か?」
カービィ「もちろん」
 カービィは鼻を高くして言った。
カービィ「では、ボクらの推理ショーを始めましょうかね…」
 カービィは刑事達を睨んだ。この中に犯人がいる……。
クー「今回の事件、トリックが使われたのは最初の殺人だけ。まずはそのトリックから説明しましょう」
ディジー「カービィ達にばれないように、カービィ達より先に一番奥へ行く方法…。そんなこと、出来るわけないじゃないか…」
クー(それって、カービィ達が犯人だって言ってるようなもんだよな…)
 クーはそう思ったが、気にしないで話した。
クー「それが、出来るんですよ」
ブライト「どうやって?」
 全員の目が強ばっていた。クーに代わり、カービィが説明を始めた。
カービィ「簡単なことですよ、ボクらより先にあの温室に入ってりゃいいんですよ」
シャイン「はぁ!?何言ってんだ?おまえ…」
 そういうシャインの言葉を制するように、メタナイトが言った。
メタナイト「先に入るっていったって…どうやって?」
キグロ「そうだ。警視総監殿は、どう考えても君達よりあとにこの部屋を出たんだぞ?どうやって君達よりはやく温室に入るのだ?」
カービィ「確かに、あのときこの部屋を出て行った人物にはボクらより先に温室に入るのは不可能ですが、あの時この部屋から出て行った人物が、警視総監じゃないとしたら?」
刑事達「なに!?」
ペンギー「どういうこと!?まさか…変装!?」
アドレーヌ「そのとおり…。あのときこの部屋にいた人物が犯人の変装した警視総監で、本物はすでに殺されて、温室の中にいたとしたら?」
祐「確かに…それなら簡単に温室の中に先に入れる…」
アドレーヌ「でしょ?」
クー「ユーフォー、確か君はこういってたよな?『警視総監の死体は、移動させられた形跡がある』って」
ユーフォー「え…ええ」
クー「つまり、外で殺して中に入れたってことだ」
 「なるほど」と言う声が、誰からともなく聞こえた。
祐「でも、誰が変装してたんですか?」
カービィ「犯人の紛した警視総監がこの部屋に来た時、残念ながらボクら以外誰もいなかった」
クー「だが、そのかわりにあの防犯カメラが動いていた」
 クーは天井の隅にある防犯カメラを指差した。
クー「ユーフォー、あの防犯カメラの映像を再生してくれ。事件当日の、警視総監の死亡推定時刻の直前…つまり、この部屋に犯人紛する警視総監がいた時間帯のテープを」
ユーフォー「はぁ…。ではこちらに」
 そういって、ユーフォーは部屋から出て行き、他の人も後に続いた。
 やってきたのは全ての防犯カメラの映像が映し出されている管理室。ユーフォーはその部屋で、何やら機械をいじくりはじめた。そして、
ユーフォー「では、再生します」
 と言った。
 映像が映し出された。
 犯人紛する警視総監が部屋に入ってきた。
 そして、カービィ達と何やら話している。どうやら、ここの防犯カメラは音声は録音しないらしい。
 犯人紛する警視総監が、書類袋から書類を取り出し、ハンコを押すところまで来ると、クーがストップをかけた。
クー「みなさん見て下さい。警視総監の手を」
キグロ「手?」
 全員が映像をよ〜く見る。
クー「その次に、この写真を見て下さい」
 そういって、クーは事件現場の写真を取り出した。
クー「この映像と、この写真には、ある決定的な食い違い…すなわち、矛盾があります。どこだか解りますか?」
ペンギー「………?」
祐「あ……利き手…」
カービィ「その通り!」
 カービィが言うと、「あ、本当だ」と言う声が上がった。
アドレーヌ「こっちの映像の警視総監はハンコを左手に持っているのに、こっちの写真だと腕時計を左手にしている…。普通、腕時計ってのは、左利きの人は右に、右利きの人は左に付けるでしょ?これは、絶対に矛盾してるのよ」
ケケ「あ…なるほど…」
カービィ「つまり、この警視総監に化けている犯人は、左利きの人、と言うことになる!」
 カービィが言うと、全員の視線がある人物に向けられた。
祐「え?まさか…?」
ディジー「君が?」
カービィ「そう…警視総監、ペイントローラー、イフリーティ、フロスティを殺し、そしてボクらにその罪をなすりつけた凶悪犯はおまえだ!キグロ!」
キグロ「!!」
 全員が息を飲んだ。そして、沈黙した。その沈黙をかき消すかのように、キグロが話し始めた。
キグロ「ちょ…ちょっと待ってくれ。確かにわたしは左利きだ。だが、それだけで犯人だと決めつけてもらっては困る」
カービィ「まぁ、そうでしょうね」
アドレーヌ「でも、ご安心を。ちゃんと証拠もありますから」
キグロ「!?」
 キグロが一瞬黙った。
キグロ「まさか、わたしが『君達が犯人だ』っていったのが証拠だなんて言うんじゃないだろうな?」
カービィ「まさか」
 カービィは軽く嘲笑って言った。
カービィ「証拠は、あんたの体にこびりついているはずだ」
キグロ「………」
アドレーヌ「あなたは、昨日と今日で立て続けに4人も人を殺した。そのうち3人は銃殺。そんなに大勢を、しかも連続的に銃殺したらどうなる?」
クー「拳銃は撃った時に後方に向かって硝煙が飛び散る。それは物に付着するとなかなか取れない。それが人体であっても、だ」
カービィ「あんたの体を調べれば、100%硝煙反応が出てくるはずだ…」
キグロ「じゃぁ、調べてみたまえ」
探偵団(え?)
 早速硝煙反応が調べられた。それと、探偵達の助言により、キグロの拳銃の旋条痕(せんじょうこん)も調べられた(今回の事件で、線条痕と書いていましたが、あれは間違いでした。すみません)。
 が……
探偵団「え?」
カービィ「でなかった?」
アドレーヌ「硝煙反応が?」
ユーフォー「ええ…」
クー「旋条痕は?」
ユーフォー「一致しませんでした」
 キグロが嘲笑うように言った。
キグロ「どうだ?」
カービィ(………何故だ?)
アドレーヌ(推理はどこも間違ってないはず…)
クー(なのに何故硝煙反応どころか、旋条痕も一致しないんだ?)
祐「………。どうなんですか?カービィさん達」
ペンギー「犯人は……キグロさんじゃない?」
メタナイト「カービィ…」
ケケ「このままじゃ、犯人にされちゃうよ」
 一瞬、静けさが漂った。
 が、それはすぐにかき消された。
カービィ「裏だ」
祐「は?」
カービィ「裏だよ。キグロ、あんたは服を裏返して発砲したんじゃないのか?そんでもって、拳銃はこの警視庁に置いてある物だ。あんたはボクらを犯人だと言った。銃殺された後も、ボクら犯人説は取り消さなかったそうじゃないか?ってことはだ、警視庁内に、簡単に盗めるような拳銃でもあるんじゃないのか?あんたはそれを使って、みんなを殺したんだ。それなら、旋条痕も一致しない!」
 カービィは一気に喋った。
キグロ「……………」
 キグロは黙ったが、すぐに話し始めた。
キグロ「まぁ、たしかに出るだろうな。硝煙反応」
カービィ「へ?」
キグロ「だが、この服はリバーシブル…。裏返しで着ることもあるさ。そして、その時にたまたま拳銃を使った時もあったかもしれない。それなら、硝煙反応が出るだろうな」
カービィ「!」
 キグロはあくまでとことん否定した。
キグロ「だいたい、警視庁にある拳銃と、3人が殺された弾丸の旋条痕が一致しても、それをわたしが使ったという証拠はどこにあるんだ?ないだろう?」
カービィ「………」
ディジー「それも…そうかもしれない…な…」
カービィ「あんた、ほんとに警察か?」
 カービィがディジーに向かって言った。
ディジー「なに?」
カービィ「簡単だよ。3人が殺された弾丸の旋条痕と一致した拳銃が、あんたが使ったと証明する方法。そんなの、指紋を調べりゃいいじゃん」
ディジー「あ…」
カービィ「ここの警察はみたところ、全員1つは拳銃を携帯している。ってことは、警視庁にある拳銃なんてほとんど使わないだろ?」
ディジー「あ…ああ。確かに」
カービィ「つまりだ、指紋が発見されれば…」
メタナイト「………」
ケケ「………」
カービィ「さ〜てどうする?」
キグロ「……………。フッ…」
クー(?)
キグロ「そう来たか…。ちっ」
アドレーヌ(?)
カービィ「……み…認めるのか?」
 カービィが恐る恐る聞いた。
キグロ「………。認めてやるか…。疲れたしな…」
ディジー「キグロ君?」
祐「ほんとに?」
ペンギー「………」
キグロ「ああ、そうだよ…おれだよ…。殺ったのは…」
カービィ「………でも…なんでこんな簡単にばれそうな証拠を残したの?あんた…警察でしょ?」
キグロ「おれは、捕まるか否か?じゃなくて、殺し続けられるか否か?を考えてたんだ」
アドレーヌ「え…?」
クー「何があったんだ?動機は?」
キグロ「憎いんだよ。あいつら全員…」
 キグロの目が、怒りに燃えていた。
キグロ「表面はいかにも善人…だが、実は偽善者なんだよ。あいつらは…」
カービィ「あの人達が?………そういう風には見えなかったけど…」
キグロ「だから偽善者なんだよ!」
バグジー「一体、何があったんだ?」
キグロ「へっ。おれにいわせりゃ、あんたも同罪だ…」
バグジー「なに?」
キグロ「前におこった、警察が少女を殺害した事件、覚えてるか?」
バグジー「少女を殺害…?」
ユーフォー「あ、あの、警察が犯人に向けて発砲した銃がたまたま近くにいた少女にあたったってやつですか?」
キグロ「ああ、そうだ。あの時殺されたのが、おれの恋人だったんだよ!」
スパーキー「え!?」
カービィ「でも…それは事故じゃ…」
キグロ「ああそうさ!しかも、職務中の事故だってんで、そいつは罪にも問われなかったんだ!そいつが罪悪感から警察をやめればまだ許せた。だが、そいつはやめようともしなかったんだよ!」
 キグロは一気に喋り、息継ぎをして、また話しだした。
キグロ「そして、そいつは人を殺しておいて、どんどん昇格した…。そして、ついに警視総監にまでなったんだよ!」
ペンギー「え?まさか…その人は…」
キグロ「ああ。ミスターチクタクだ」
祐「え!?」
アドレーヌ「あの人のよさそうな…?」
キグロ「ああ」
 全員が沈黙した。沈黙の中、キグロは喋り続ける。
キグロ「君達を逮捕する時にも言ったろ?人は見掛けによらない…とな」
ユーフォー「で…でも…。警部まで同罪ってどういう事ですか?それに、それじゃぁ、ペイントローラーさんや、イフリーティさん、フロスティさんはどうなるんですか?」
キグロ「………あいつがミスターチクタクに殺された時から、おれは全警察を憎んだ。そして、殺害するチャンスを待つために、警察になったんだ…」
クー「坊主憎けりゃ袈裟(けさ)まで憎い*…ってことか?」*;ある物を憎く感じると、それに関連するものすべても憎くなる、と言う意味。
キグロ「ああ…。そういうことになるな…。君達を殺人犯に仕立て上げたことはすまないと思う…。だが、やつらはどうしても殺したかった…」
カービィ「………」
キグロ「フッ…」
 キグロは鼻で笑って話し続けた。
キグロ「そういうわけだ…。だから、おれにとってはおまえら全員同罪なんだよ…」
カービィ「ふざけるな!」
 カービィが大声でいい、キグロを睨み付けた。
カービィ「なにが同罪だ!たしかに警視総監は許せない!だけどなぁ、だからといって全く関係の無い人まで殺すな!」
 キグロは黙っていた。
カービィ「あの人達はな、ボクらを逮捕しようとする直前、みんな『君らを逮捕したく無いけど』って言ってきたんだぞ!みんないい人達なんだ!上司の命令だけを忠実にしたがって、冷酷に逮捕するんじゃない、人間性があって、みんな少しためらってたんだ!だけど、なんだおまえは!何のためらいもなく、無関係のいい人達をどんどん殺して!」
 それでもキグロは黙っていた。反省の色が、まだ少ししか見えない。
 カービィは最後に一言言った。
カービィ「あんた、恋人が殺されたっていったよな?警視総監に…。あんたの恋人は、警視総監に殺されたからといって、あんたに警視総監を殺して欲しいとは思わないぜ!それに、無関係の人達まで殺して欲しいなんて、絶対に思わないぞ!あんた、それでも人間か!?」
キグロ「……………………」
 キグロはその場に崩れ落ちた。

  〜〜〜〜エピローグ〜〜〜〜
カービィ「ふぅ…」
アドレーヌ「わたし達の容疑がはれて、よかったわね」
カービィ「う…ん…。でもなんか、やりきれないな…」
アドレーヌ「そうね…」
クー「おれがもうちょっと早く、謎を解いてたらな…」
アドレーヌ「……う〜ん…」
バグジー「クーも、だいぶ動転してたからな」
クー「ああ…」
カービィ「だけど、変装のトリックなら、警視総監の死体を見つけた瞬間、解けてもよかったんだよね」
スパーキー「え?なんでですか?」
カービィ「だってそうでしょ?警視総監の死体は、腕時計を付けてたんだから、それを見た瞬間、応接室で出会った左利きの警視総監は偽者だ、って気が付いてよかったんだよね」
ユーフォー「あ…そうですよね」
アドレーヌ「死体を見つけたショックで動転してたのね…きっと…」
バグジー「そのようだな」
カービィ「で、みんなポイント覚えてる?」
クー「なんだそれは?」
カービィ「ほら、最初の事件で、推理バトルしようって!」
アドレーヌ「ああ、そういえば…」
クー「忘れてたな」
カービィ「ガーン…」
クー「……………」
アドレーヌ「………ねぇ…ところでみんな…。今回の事件って、解こうと思えば結構簡単に解けたのよね?」
クー「そういうことになるな…。動転してたからな…」
アドレーヌ「つまりわたし達、まだまだ未熟ってことよね?」
クー「何が言いたい?」
アドレーヌ「修行の旅に、出ましょう!」
カービィ「え!?」
バグジー「何だって!?」
アドレーヌ「ここにいたんじゃ、事件はほとんど起きないわ…。だから、旅に出て、その先で起こった事件をみんな解決するの!」
クー「おれは別に反対しないな…」
カービィ「うん。ボクも!どうせなら、3人バラバラで行こう」
クー「その方がいいかもな…」
バグジー「マジかよ…おい!青春物語りじゃねぇんだから!」
アドレーヌ「1人前になったら戻ってきます♪」
バグジー「そういう問題か?」
クー「1人前になったら戻ってくる。絶対に…」
アドレーヌ「絶対に1人前になるから。博士号の誇りにかけて」
カービィ「名探偵、星のカービィの名にかけて!」
 そして、カービィ、アドレーヌ、クーは旅たって行った。バグジーは「青春物語りじゃねぇんだから…」を繰り返していたが、それほど、気にしてはいないようだった。それより、早く1人前になって欲しい、それだけを願っていた。みんな…。
 そんなカービィ、アドレーヌ、クーが、警視総監賞の事をきれいさっぱり忘れていたのは、言うまでもない。
    〜〜〜〜THE END〜〜〜〜

   〜〜〜〜あとがき〜〜〜〜
ギャグに始まり、ギャグに終わった小説の作者、キグロです。こんにちは。
カービィ探偵団!ついに最終回を終えました…。いままでたくさんの人が死んだな…。
と言う訳で、調べてみました♪
今まで殺された人(ミステリーコテージ除く)……(チリー(チリー密室殺人事件))、スクイッシー(ホエール号)、バードン(ホエール号)、スカーフィ(殺意のデデデ城)、ラララ(お遊び教室)、ハボキ(お遊び教室)、(カービィ(ルートをたどれ))、コンセ(海底トンネル)、ベニー(ミラーキャッスル)、ブーマー(ミラーキャッスル)、ポン(ポンコン王家)、コン(ポンコン王家)、ミスターチクタク(星のカービィ)、ペイントローラー(星のカービィ)、イフリーティ(星のカービィ)、フロスティ(星のカービィ)
以上、14人もの人々が殺されました(たった2年間で!)。彼ら(彼女もいるけど)の冥福を祈りましょう…。
次は殺人者(ミステリーコテージ含む)
今まで犯人だった人……食器(チリー密室殺人事件)、ビバコ(ホエール号)、(スカーフィ(殺意のデデデ城))、ボボ(殺意のデデデ城)、ノディー(お遊び教室)、(カービィ(ルートをたどれ))、ガルボ(海底トンネル)、ワドルディ(ミラーキャッスル)、マッシャー(ミラーキャッスル)、ネリー(ポンコン王家)、キグロ(星のカービィ)
以上、8人と1個の方々が、過ちを犯してしまいました(誤解されないためにいておきますが、ボクは実際には殺人なんて犯してません。それに、あんなに冷酷じゃありません)。
それと、今回、警視総監賞なるものが出てきましたが、実際警察からもらえる感謝状の名前は、警視総監特別賞であることが判明。ボクのネーミングも、あながち外れてはなかったんですね。
それと、今回の小説の中に出てきたキグロは左利きですが、ボクは右利きです(が、何故か腕時計は右につけてます)。

 (^())/カービィ探偵団の,当初の設定にまつわるエピソードスペシャル!(()^)
エピソード1〜本当にやる予定だった幻の物語り
みなさん、ホエール号のあとがきを覚えてるでしょうか?
あとがきに「いつか恋物語りでも…」って書いてあるはずです。
実は、当初の設定ではほんとにやる予定だったのです(というか、アドレーヌがクーの事を好き、という設定にする予定だった)。
でもボクの技量じゃ書けないし、大体書いてて恥ずかしいのでやめました。

エピソード2〜消えた幻の4人目の探偵
カービィ探偵団!は、カービィ、アドレーヌ、クーの3人パーティーですが、当初の設定では、実は途中で4人になる予定だったのです。
その4人目とはピッチ。
ピッチは今回の事件でカービィ達に憧れ、そして探偵になろうと決意した彼は、カービィ達の元に、弟子入り志願をしてきます(つまり、当初の設定では、この事件は最終話ではなかった)。
そして、弟子入り試験を見事に合格、晴れてカービィ達の弟子になる…という予定があったのです。

エピソード3〜レギュラー陣はもう1人いた?
上の4人目の探偵以外に、実はあと1人、レギュラー陣を加える予定だったのです。
それは、ロロロ。
彼は、恋人ラララが殺された(お遊び教室)ために、警察になろうと決意。
警察になり、ものすごいスピードで昇格、あっという間に警視になり、カービィ達をライバル覗する…という予定も、実はあったのです。
ちなみに、ロロロは今回の事件から登場する予定で、犯人も警視ではなく、別な人にする予定でした。

エピソード4〜ボツになった幻の殺人&幻の±0
これはどういう事か、と言うと、確か以前に、スパーキーは元はスパイキーの予定だった、という話しをしたはずです。
ですので、(またではありますが)今回の事件でスパーキーを殺し、その空いたスペースにスパイキー(♀)を入れる予定だったのです。
レギュラー陣の女が、アドレーヌだけでは可哀相ですしね。
でも、今回の事件で最終回なので、やめました。

エピソード5〜今回の事件は一つの区切りだった
今回の事件で最終回にしてしまいましたが、本当は10回記念と言うことで、いろいろ改造する予定だったのです。
つまり、上の。
まとめると、新たにロロロ警視と、弟子入りしたピッチ探偵、そして、スパーキーが殺され、スパイキーがレギュラー陣として入る、という予定だったんですよね。

エピソード6〜実はカービィ探偵団2!が存在した
カービィ探偵団!は今回が最終回ですが、実は、もっと続きました。
でも、いつかは最終回にする予定でした。
そして、その時もカービィ達を旅立たせる予定でしたが、ピッチだけを残す予定でした。
そこで、一応カービィ探偵団!第1期終了。
そして、次回からはカービィ探偵団2!が始まる予定でした。
2のキャラクターは、主人公&探偵がピッチ、そして、その良き助手としてリボン、んでもう一人の助手としてワドルディを入れる予定でした。
と言っても、推理するのはすべてピッチ。3人で協力させる予定でした。
以上でエピソードを終わります。

次は、暗号の解読法です。
えっと、たしか『pof boe uisff』でしたよね。
これは、アルファベット表を見てくれれば解ります。
これらのアルファベットを、すべて一文字ずづ戻して見て下さい。
すると、『one and three』の文字が出てくるはずです。
これは、問題編の1と3を見ろ、と言う意味…だったのですが、暗号を初めて(当小説比)解いたとろとろさんは、1番目と3番目に偉い人が犯人、ととってしまったようで…。残念ですが、外れにさせてもらいました。ってか、ヒントに犯人はだしませんよ。
それでは、今回の事件の正解者発表。
犯人が解った方>27さん、末吉さん、以上2名
暗号が解けた方>とろとろさん
クーが殺されてないと気が付いた方>いませんでした。
以上です。
27さんと、末吉さんは、次回の小説の登場人物になれます。ただ、とろとろさんはどうするか現在考え中です。

次回予告
次回の探偵は、1人増えて4人組み!
もちろん、全て人間です。
男2、女2のパーティー!
4人力を合わせて事件を解決!
名前はキグロの思いつきそうな単純ネーミング(おい!)
次回がいつかは、未定!
次回の小説の題名は、【摩訶不思議探偵局(まかふしぎたんていきょく)】。
カービィ探偵団!と並ぶ面白さ(になるはず!)。
こうご期待!

それでは、これでカービィ探偵団!を、終わります。約2年間、ご愛読、どうもありがとうございました!

(なんとか一緒に終わることができた)おまけの顔文字コーナー(謎)◇(T▽T)◇ さらば!また会う日まで!

         作;黄黒真直

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