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過去の黄黒真直(管理人)のぼやき
ここには、過去のキグロのぼやきがあります。
重いかもしれません。って言うか重いです。断言。

「(下校中にて)下校中、踏み切りで足止めを食らっていると、ふと目の前に立っていた少女の背中が目に入った。そこには、某アメリカの漫画に登場するイヌのイラストが描かれていた。そしてその上に、『FROM AMERICA'S FABORITE COMIC STRIP "PEANUTS"』の文字が…。おそらく、『アメリカの人気連載漫画"ピーナッツ"より』とでも描きたかったのだろうが、お気づきだろうか。ここに、『AMERICA'S』の文字があることを。確かに、『'S』と言うのは、『〜の(物)』を意味する接尾語だが、『アメリカの』と言いたい場合には、『AMERICAN』と言う単語を使わなければいけないのだ! 確かに、形式的…というか、固有名詞で『AMERICA'S』と言う単語を用いる事はあるが、これは明らかに固有名詞ではない。完璧に誤った用法だ! こんなの、中学1年生で習う事だぞ!?」
「(ふと思った事にて)毎度毎度オチがつかない事で有名(?)な『ふと思った事』シリーズ第4弾(第3弾かも)。時々、テレビや漫画、日常生活の中で、『人間が一番偉いと言うのは、間違っている!』と言うセリフを聞く。まぁ、地球(宇宙)には人間以外の生物が大量にいるわけで、確かにこの言葉、スジは通ってるけど……ボクは今まで一度たりとも、『人間様が一番偉いんだ!』と言っている人間を見た事が無い。 もちろん、ワタクシはたかが17年しか生きていないわけで、17年間のうちに出会った人間の数も大して多くないから、たまたまその中にいなかったとしても、おかしくは無い(それでいて、『人間が一番偉いと言うのは、間違っている!』と言う人間には何回か出会った事があるのは不思議だ)。というわけで、皆さんに自問していただきたい…。あなたの今までの人生の中で、『人間様が一番偉いんだ!』と言っている人間に出会った事がありますか? 漫画や映画の登場人物ではいけません。本物の、実在する人間の、本人の口から聞いた物のみです。『態度がそれっぽい』と言うのもダメです。いくら態度が『それっぽく』ても、心の中では全く別の事を考えている可能性があるからです。 さて、皆さんは、『人間様が一番偉いんだ!』と豪語する人間に、出会った事がありますか……?」
「(電車内にて)先日の登校中の話。電車内の広告に目をやると、『恋人が英会話を始めたいと言った時、マンツーマンを勧めた方が良い理由』とデカデカと書いてある広告があった。その下に書いてあった文章を要約すると、『普通の教室タイプの英会話教室だと、お金も時間も掛かるし、しかも彼女が異性のクラスメートに囲まれて大変! なんて事になるけれど、マンツーマンなら大丈夫だぜ、兄貴!』と言うことらしい。…いやいやいや。教師とねんごろになったらどないしてくれるんや。しかも、マンツーマンなら2人っきりだから、親密になるまでの時間がより短く、あっという間に恋仲になってしまうではないか。もしやここには女性教師しかいないのかと思ったが、念のためHPで確認してみると、男性教師もいる! …まさか、ここの男性教師の陰謀か?」
「(学校にて)先日の放課後の事。しばらく教室に残って数人のクラスメートとまったりしている時、その中の女子の1人が自分のペットボトルを見て、『あたし今日、200ml飲んじゃった』と言った。そこですかさず理系のボクは『きみの体重が、200g増えたんだね』と言ったところ……あからさまに白い目で見られ、一瞬の沈黙の後、『でも汗で蒸発するから』と反論された。そこでさらに『でも、学校にいるのは8時間で、1日の汗の量は…』と計算を始めると、彼女は思いっきり無視して教室から出て行ってしまった。 …嗚呼、オレの、この感性を理解できる者はいないのか!?」
「(本屋にて)毎週火曜、ワタクシは某科学雑誌を買っている。で、学校の帰りに本屋に立ち寄ったところ、漫画コーナーが目に入った。するとそこに、『まんがグリム童話』と書かれた本のシリーズが並べてあった。なんの気なしにそのシリーズを眺めていると、『かぐや姫』の文字が…。 …いや、かぐや姫って、グリム兄弟関係ないし」
「(ニュースにて)あのレオナルド・ダ・ヴィンチの描いた有名な絵画、『モナ・リザ』に描かれている女性の声が、科学的に再現された、と言うニュースがやっていた。人間の声と言うのは、体格や顔の骨格などによって決定されるため、絵に描かれた顔を分析する事で、その人物の声を再現する事が可能なのだ。そして、再現された声が、ニュースで流れた。あの女性はイタリア人なので、セリフはイタリア語。したがって、画面下に日本語訳が書かれていたのだが…その訳がなんと、『私の名前はモナリザです』だった…。意外と知られていないようだが、絵の題名は『モナ・リザ』だが、彼女の名前はモナリザではない。『モナリザ』とは、『わたしのリザ』や『リザ夫人』と言う意味なのだ。彼女のフルネームは『リザ・ジョコンダ』(とされている)。つまり、『私の名前はリザ・ジョコンダです』と言わせなければいけなかったのだ。しかも、彼女の声を再現した研究所は、さらにレオナルド・ダ・ヴィンチの声まで再現した。そしてそのセリフが、『モナ・リザは私が描きました』。…確かにモナ・リザは、レオナルド・ダ・ヴィンチの作だ。だが、あの絵が描かれた当時、画家が自分の絵に題名をつける風習は無かった。つまり、レオナルド・ダ・ヴィンチは『モナ・リザ』と言う名前を知らないのだ。『モナ・リザ』と言うタイトルがつけられたのは、16世紀後半。一方、レオナルド・ダ・ヴィンチの没年は1519年(16世紀前半)。つまり、彼は生涯『モナ・リザ』と言う名前は聞いた事が無いハズなのである。にも関わらず、絵の女性は『私はモナリザです』と言い、画家は『モナリザは私が描きました』と言っている…。う〜む、科学技術としてはすごいのかも知れないが、もう少し調べる余裕はなかったんだろうか……」
「(我が靴下にて)自分は昔から、靴下をよく破るクセがあった。と言っても、意図的に破るわけではなく、気がつくと自然に破れているのだ。何故かは知らないが(いつか、研究してみたい)、とにかく破れるのだ。 言うまでも無く、靴下と言うのは2つ揃って初めて使えるもので、1つだけでは『靴下』としての使用が出来ない。そのため、1つ破れると、いかにもう片方が健在でも、その靴下は使う事ができなくなってしまう。そのため無駄にしてしまった靴下が、過去たくさんあったのだが……。数ヶ月前、『だったら、全部同じ靴下を買えば、1つ破れてもまだまだ使えるな』と言う事にやっと気がつき、早速実行に移した。そしてそれから数ヶ月経った現在……  全ての靴下が、一斉に破れた。
 …嗚呼…運命に抗う力は、我には与えられていないのか……!」
「(某喫茶店にて)先日の『人体の不思議展』の帰り道、お腹が空いたので喫茶店に立ち寄った。そこで出されたお手拭(ウェットティッシュ、と最近は言うのか?)が入っていた袋を眺める。と、裏にこんな文章が。『この製品はケフナを使用しています。(中略)二酸化炭素を杉の約15倍も吸収し、空気や水をきれいにしてくれる地球にやさしい植物です』 …いや、それを切っちゃ、あかんやろ」
「(人体の不思議展にて)先日、横浜でやっている『人体の不思議展』と言う物に行ってきた。ここでは、本物の人体(臓器)を標本にし、展示してあるのだ。こう聞くとグロそうだが、実際に行ってみると、意外とそうでもなく、苦なく見る事が出来た。自分は『本で得た知識』はたくさんあるが、『実体験で得た知識』と言う物はほとんど持っていない。やはり本で読むのと実物を見るのとでは全く違うので、良い体験になりました。
 …ところで、ワタクシが行ったのは学校が創立記念日で休みだった日(つまり平日)。だからなのかなんなのか、やたらオバサンとオジサン、そして若いカップルがたくさんいた。カップル(女)が『わ〜、なにこれ〜!』と感嘆の声を漏らし、カップル(男)が『これは何々だよ』と説明をする…というシーンを、何度も見た。しかも、間違った説明を。 おい兄ちゃん。それは脳を横に切ったもんじゃねぇ! 縦に切ったもんだ! 形を見りゃわかるだろ!」
「(始業式にて)入学シーズン真っ盛りであるが、それは同時に始業シーズンでもある。さて、始業式には校長先生の長話がつき物だ。ボクは昔は校長先生の話は聞き飛ばしていたが、突っ込みに目覚めてからは、しっかり聞くようになった。そして今回の始業式にて、校長先生が良い事を言ってくださった。うちの高校の体育館の前には、大きなサクラの木がある。そして、今はそれがほぼ満開状態だ。そこで、話が始まるや否や、校長先生が言った。『この体育館に入ってくる時、外のサクラに目を奪われた者もいると思います。美しい物に目を奪われるのは、わたし達の自然な行為であります』 …あの、校長先生。それって言い換えると、『美人に目移りしても、それは当たり前の事だゼ☆』って事ですよね…? そんな事、無垢な高校生に言って良いんですか? 奥さんにはっ倒されますよ?」
「(某お酒のCMにて)確か発泡酒だったはずだ。−196℃と言う超低温で果物を瞬間冷凍し、それを使って作られた発泡酒のCM。そのCMで、『超低温』と言う事を表現するために、『−196℃』と言う彫刻まで掘られた氷の大地が現れる。この映像は、地球上で撮影されたものだろう。となれば、南極か北極のはずだ。氷の大地の上に、点々とペンギンのような黒い生物が一瞬だけ映ることから、南極だと思われる(ペンギンは北極にはいない)。しかしだ…確かに南極は(自然の状態では)地球上で最も寒い場所だ。だが、南極の観測史上の最低気温は、−89.2℃である。−196℃には、全然足りない。南極の方が『暑い』のだ! これでは、『−196℃と言う超低温で作りましたー!』と言うこの商品のウリが、全くアピールできていないのだが……?」
「(某日にて)毎年毎年この時期になると……4月1日(エイプリルフール)に、ウソの雑学を載せようかな? …と思ってしまう…。 でも、信じる人がいるとマズイので、絶対やらない。いや、やれない。ちなみに、『エイプリルフール』の語源と起源は、童話『オオカミが来た!』に出てくる少年の名前が『フール』で、本物のオオカミが来た日が4月1日だから、だそうです。
 …と言うのは、ウソです(何」
「(某テレビショッピングにて)以前にも何度か言ったが、ワタクシの趣味の1つはテレビショッピングを見る事だ。いつも見るだけで何も買いはしないのだが、突っ込みどころが多くて面白いので、よく見ている。さて先日、某テレビショッピングでエアコンの販売をしていた。高性能のエアコンで、冷暖房はもちろん、換気や空気洗浄など、様々な機能が搭載されているらしい。そしてこのエアコンには、付属品として『リモコン簡単ガイド』があるらしい。……って、『ガイド』が必要なほど難しい操作を要求するんですか、そのリモコンは……」
「(某広告にて)駅構内に設置してあった広告。どこの会社か忘れたが、『環境に配慮しています』と言う内容の広告だった。そして、その広告にはキャッチフレーズとして、こんな言葉が。『お借りします。太陽さんの力』 ……どうやって返すんだ?」
「(卒業式にて)卒業式編第2弾。今回で終了です。卒業式の最後、卒業生たちが全員体育館の外へ出て行く…その時、BGMとして、曲が流れた。先輩たちを拍手で送り出しつつ、その歌に耳を傾けていると、こんな歌詞が流れた。『さくら、さくら、今舞い上がれ』 …いやいやいや、今咲いてるの、サクラじゃなくてウメだから! なんだよ、この季節外れな歌は。…いや、でも待てよ。一口にサクラと言っても、色んな種類がある。普通『サクラ』と言うと、ソメイヨシノの事をさすが、もしかしたらこの歌詞は、カワヅザクラの事を言っているのかもしれない。カワヅザクラの一番の特徴は、その開花時期。他のサクラに比べて一足早く、2月頃に咲く。実は我が家の庭にはカワヅザクラとウメが植えてあるため、ウメとサクラを同時に楽しむ事が出来る。うむ、そう考えれば、何の矛盾もないが…と歌を聞いていると、最後の最後で、絶対に許せない歌詞が出てしまった…。なんとこの歌、『さらば友よ またこの場所で会おう』と歌ったではないか! 『この場所で会おう』って、お前…ここは卒業式だぞ!? もう1回卒業式やるって事は…留年する気か!? …って言うかオレ、なんで卒業式で突っ込みいれてるんだろ…。仲の良い先輩が多かったわけだし、本来ならここ、すすり泣いててもいいところなのに…。そう言えば、確か中学でも同じ事をした気が…。ボクって、人間失格ですか……?」
「(卒業式にて)先日は、うちの高校の卒業式だった。ワタクシは2年生だが、2年生のクラスから各10人ずつ出席するため、ワタクシも卒業式に出た(仲の良い先輩が多いので)。で、その卒業式では、理事やら校長先生やらが話をする。その中で、色々突っ込みどころのある話が出てきたので、一挙公開。
 まずは、校長先生が、卒業生たちにプレゼントを渡した。卒業生の代表が、1人体育館のステージに上り、校長先生がなにやら大きな箱を手渡した。そして一言。『え〜、箱は大きいですが、中はただの定期入れです』 …なんだそれ。
 うちの高校は、実は少し前まで男子校だった。そして、今回の卒業生は、『共学1期生』達なのだ。そこで、うちの高校の理事を勤めるおっさんが話した。『今年は初の女子の卒業生と言う事で嬉しく思っております。女子の皆さん、もし結婚して子どもが出来たら、是非ともここ(うちの高校)へ入れてください』 いや、男も子ども産むぞ。いや、産まないけど、子ども出来るぞ。男子の子どもは要らないのか?
 普通、朝礼などの席では、生徒たちはうるさくしている事が多い。だが、今回の卒業式は、意外と静かだった。そこで、理事を勤める別な男性が言った。『今日は、皆さん本当に静かで、驚きました。騒ぎたい年頃でしょうが、本当に静かでした。よくやりました』 …あのさぁ、過去形で話してるけどさぁ、始まったばかりなんだよねぇ、卒業式。
 そして式の途中、隣に座っていた友人がワタクシに話しかけてきた。『なぁ…副校長、寝てねぇ?』 確かに、頭がコックリコックリと……。起きろ!」
「(オリンピックにて)先日、世間をにぎわせたオリンピックが閉幕した。日本は健闘むなしく、結局メダルはフィギュアスケートでの金1枚だけだったようだ。その金メダルを受け取った選手が、テレビ番組にて、『結構重い』と言っていたのを、今更ふと思い出した。すると突然、今回のトリノオリンピックでの金メダルの重さが知りたくなった。と言っても、実際に量ることは出来ないので、計算で求めてみよう。
 ある物体の重さを知りたい時、その物体の体積と密度がわかれば、体積×密度で重さを求める事が出来る。では、あのメダルの体積は? IOC(国際オリンピック委員会)のHPに行ってみたが、どこにも載っていなかった…(当たり前か)。しかし諦めない。インターネットで、荒川選手がメダルを手にしている写真を探し出した。ここからは、実際の測定だ。
 調べたところ、荒川選手の身長は165cm。この身長の女性の場合、顔の横の長さ(幅)は約16cmだ。発見した写真では、顔の幅が4cmに縮小されていた。つまり、長さが4分の1になっているのだ。今回の金メダルは、オリンピック史上初のドーナツ型。発見した写真では、全体の直径が約3cm、穴の直径が約1cmだった。と言うことは、実際の直径は12cm、穴が4cm。従って、表の面積は約32π平方センチメートル、つまり約96平方センチメートルだ。あとはメダルの厚みがわかれば体積が求まるのだが…いくら調べても、金メダルの厚みがわかる写真が見つからない! …ま、まぁ、2cmは無いだろう。荒川選手の指より若干細いぐらい(に見えた)ので、たぶん0.5cm程度だろう。さて、すると、このメダルの体積は約48立方センチメートルと言う事になる。…で、次は密度だが…人気テレビ番組『某雑学の泉』で放送されてすっかり有名になったが、金メダルはほぼ全て銀で出来ている。純度92.5%以上の銀メダルの上に、6g以上の金箔を貼り付けたのが、金メダルの正体だ。とりあえず今回は、純度100%の銀に、6gの金箔を貼り付けたと仮定する。銀の密度は10.49g/立方センチメートルなので、あの金メダルの重さは、48×10.49+6=509.52g! …びっ、微妙…。重いとは言いがたいが、軽いとも言いがたいぞ…。だいたい、コップ2杯半の水よりちょい軽い程度だ。
 だが待てよ。今回、ボクは途中で『メダルの厚みは0.5cm』と仮定した。もしこの仮定が間違っていたら? これを仮に1cmだとすると、メダルの重さは…1013.04gになる! …って1キロォ!? 重っ!」
「(最近好きな物にて)最近ふと気がついたこと。自分の好きな漫画、小説、ゲーム、アニメ…は、たくさんありますが、それらのほぼ全部に…『殺人』と『憎悪』と『長髪の女性』のいずれかが出てきている事に気がついた(3つ出てくる例;『金田一少年の事件簿』『スパイラル〜推理の絆〜』『探偵学園Q』『地獄少女』など)。…どう言う趣味してるんだろう、オレ…。将来、長髪の女性に憎まれて、殺害されそうです。長髪の女性には、近づかないようにしなければ…」
「(ニュースにて)富山県の某リサイクルセンターで、なんとゴミの中から103万円が発見された、と言うニュースがテレビでやっていた。『103万!?』と驚いて、テレビを見ていると、アナウンサーがこんな一言。『警察では、誤って捨てられたものと見て、元の持ち主を捜しています』 …当たり前だ。誰が捨てるか、103万。強盗か? だが、捨てるより燃やした方が早いと思うぞ、強盗よ。 さらにニュースは続き、映像の最後に、画面下方にこんなテロップが。『発見されたのは、1万円札103枚(103万円相当)』 …だから、当たり前だっつーの。もしかして、視聴者をバカにしているのか?
「(駅の広告にて)下校中の話。駅にある広告(その駅の鉄道の広告)を見ると、『Co2削減に取り組んでいます』という表記があった。こ…これは、科学者として絶対に許せない誤りだ! この広告ではあろうことか、『二酸化炭素』という意味合いで『Co2』と書いているのだ! 『二酸化炭素はシーオーツーだろ?』と言う方。確かに発音上はそうなのだが、正しくは『CO』だ! Oは大文字で、2は小さく書くのが正しいのだ。この記号の『C』は、『炭素』を表し、『O』は『酸素』を表す。そして最後の小さな『2』は、『Oが2つある』と言う事を表しているのである。つまり、『1つの炭素つの素の合物』と言う意味であり、だからこそ『二酸化炭素』と呼ぶのだ。それが、ここには『Co2』の文字…。確かに、『Co』と言う物質は存在する。『コバルト』と呼ばれる金属がそれだ。だが、『Co2』と言う物質は存在しない! この鉄道会社…いったい、何を削減しようと言うのだ?」
「(オリンピックにて)前にも書いたかも知れないが、実はワタクシはスポーツにまるで興味が無い。そして運動神経も鈍い。そんなわけで、オリンピックには全く興味が無いわけだが…何故か、フィギュアスケートのアンドウという選手だけは知っている。ボクが知っているぐらいテレビに出てるのだから、金メダルでも取ったのかと思っていたのだが…違うんスか? あんなにもテレビに出ている理由は、『可愛いから』だって?
 しかしなぁ。実は先日、偶然が重なって、我が父と夜中にオリンピックを見た。女子カーリングの予選だ。そこに出ていたモトハシと言う選手が非常に可愛かったのだが、何故こちらは無名なのだ。しかもフィギュアなんて、クルクル周っていて顔が映らんでは無いか。カーリングを見てみろ。石を投げてから数秒間、画面にドアップで顔が映るんだぞ。それにモトハシさんも未成年だ。19歳だぞ。…って、アンドウ選手は何歳なんだ?(調べてみる) …じゅ、17歳!? 同い年やん!!(キグロは現在16歳。もうすぐ17歳) …世の中には、まだまだ知らない事がたくさんあるなぁ。
 珍しく感情的な突っ込みを入れてみた。まぁスポーツに顔は関係ないわけで。頑張れニッポン」
「(バレンタインにて)さて、少しばかし時期を逸した話題を。先日2月14日はバレンタイン。が、ワタクシは当日、誰からもチョコなりクッキーなりのプレゼントを頂戴できなかった。数名の女友達にももらえず、『ちっ、今年は当てが外れた』と思っていたところ…何故か、15日にもらった。…え、なんで!? どうして当日くれないのさ!? しかも、2名の女友達から頂いたのだが、その時のセリフが、これ。
『ごめん。イレギュラーな人にあげたら、キグロ君の分、なくなっちゃった』『ごめん。キグロ君の分、買うのすっかり忘れてた』
 ………。嬉しいのに、哀しかった」
「(某ネンドで作られたペンギンが出てくるCMにて)なんのCMなのかわからなかったが、ネンド質のもので作られたペンギンが2羽登場するCM。キッチンで目玉焼きを焼いているペンギンが、フライパンをポンと跳ね上げると、目玉焼きが跳び上がる。そして、なかなか落ちてこず、ペンギンは上を見上げ……しばらく経つと、頭の上に落ち、バウンドして隣のペンギンのフライパンに入る、と言うこのCM。なんで目玉焼きがバウンドする!? と一瞬思ったが、それよりもすごい事がある。
 跳ね上げられた目玉焼きは、なかなか落ちてこなかった。秒数を数えたわけではないが、10秒程度落ちてこなかった。仮に、10秒後に落ちてきたとすると、これはすごい事になる! 跳ね上げてから落ちてくるまでにかかった時間がわかると、上空何メートルまで跳んでいったのか、計算で求める事ができる。その公式に、『10秒』を当てはめて計算すると……なんと、245メートル! 日本一高いビルは、横浜にあるランドマークタワーだが、これの高さは296m。さすがにこれは抜けなかったが、サンシャイン60の展望台は240m。すごい、サンシャインに勝った! …って、あのペンギンは、何故こんなに高く目玉焼きを跳ね上げたのだ? これは、やろうと思ってもできることじゃない。これをするためには、フライパンを時速13kmで動かさなければならないのだ(自転車の速度が、だいたい時速10〜30km前後)。こいつを怒らせると…確実に、フライパンで叩き殺される」
「(某科学雑誌にて)ワタクシは小学1〜6年生の間、ずっと、某科学月刊誌を購読していた(買っていたのはもちろん親だが)。この科学雑誌が、ワタクシの科学好きの根源であり、雑学好きの原因でもある。
 さて、先日、わけあってその科学雑誌を読んでいた。すると、『未来の科学技術は、こうなる!』と言うようなテーマで、いくつか進歩した科学技術が描かれていた。そのうちの1つに、『インターネットで買い物が可能になり、特殊な手袋をする事で、ネット上の商品を手に取る事ができる』と言う物があった。もちろん、実際には手に取れるわけではなく、手袋の効果により、手に取ったように『感じる』事ができるのだ。そして、それの実現予定が、なんと、2005年!! …いやいやいや、それ、去年やん! まだ前半部分しか実現して無いぞ!! …まぁ、それだけでもすごいのだが」
「(登校中にて)先日、登校中の電車の中で、高校生の少年2人が会話をしていた。話の内容はよく聞いていなかったが、どうやら何かのチケット(回数券)について話をしていたようだ。と、その時、少年の1人が言った。『いや、俺、前金で全額払っちまったから、全部使わないと損なんだよ』 いやおかしいだろ、少年よ。
 前金とは、手付金の事だ。これは、例えば、『この商品が買いたいんだけど、今は持ち合わせが無い…』と言うような時に支払うものである。家を買う時などによく使われる手で、手付金を払った状態では、商品は手に入らない。手付金も含め、商品の値段を全額支払って初めて、商品が手に入るのだ。手付金とは、言ってみれば、『この商品欲しいから、保管しておいて!』と頼むために払うものなのだ。つまり、全額支払ったのであれば、それは『前金』とは言わない。また、『前金』には、『商品を受け取る前に全額支払う事』と言う意味もあるが、少年は既に商品を手に入れている。つまり、こちらの意味での『前金』でもない。どちらにつけても、少年が支払ったお金は『前金』ではあり得ないのだ。 少年よ…お前、たぶん、詐欺かなんかに引っかかってるぞ!」
「(某CMにて)牛乳のCM。屋上にて、中学生ぐらいの学ランを着た少年2人が話している。片方が『牛乳を飲むと強くなる』と言うようなことを言うと、それを聞いたもう1人が妄想を始める。本を読みながら下校する可憐な美少女。その後ろから、ライオンがゆっくりと近づく。それを見る少年。そして、少女がライオンに襲われる。少女の悲鳴と同時に少年は茂みから飛び出し、ライオンに掴みかかる。格闘の末、ついにライオンを倒した少年は、美少女を抱きかかえてその場をあとにする…。と言うのが、この少年の妄想だ。しかし…町中にライオンが出てくる事は、妄想だから良しとしよう。だが、どうしても許せない事がある。この少年…ライオンが少女の背後にいる事に気付いているにも関わらず、少女を襲うまで待っている! お前、本当にあの美少女を助けたいのなら、ライオンに襲われる前に助けろよ!」
「(某ニュース記事にて)ボクはテレビのニュースや新聞をほとんど見ないのだが、ヤフーのインターネットニュースを読むようにしている。で、面白いニュースを今回発見した。
 神奈川県の某中学校では、テストが終わって採点終了すると、生徒に『成績カード』を渡すらしい。で、この中学の理科教師が、採点期日までに採点する時間がなく、適当な点数を書いて成績カードを作った、と言うニュース。この教師は生徒全員の点数を、過去のテストの点数から推測して割り出した、と言うのだが…推測する方が面倒じゃないか!? この教師は『部活動が忙しかった』と言っているらしいが、推測している間に採点すれば、余裕で終わると思うのだが!?
 突っ込みはさらに続く。この事が発覚したのは、後日、生徒に答案用紙が返却された時。生徒が成績カードと答案の点数が違う事に気付いたため、発覚したそうだ。で、記事によると、『(生徒の中には、)答案用紙よりも(成績カードの方が)50点高かった生徒もいたという』との事…って、ちょっと待てよ。この教師は、生徒の点数を過去の成績から推測してつけたんだろ? なのに、実際の採点結果は、それより50点も低かったと言う…。これってつまり、今まで80点ぐらい取ってた子が、急に30点ぐらいになってしまった、と言う事だろ!? どうしたんだ、この生徒! 何か心の悩みでもあるんじゃないのか!?」
「(某消費者金融のCMにて)やたら媚びた声の娘と、その兄弟か友人と思われる男性2人が登場するこのCM。赤い車に3人が乗っていて、バックで駐車場に車を停めようとしている。両側には車が既に停まっているが、その狭い隙間に見事車を入れた。そして車から降りようとすると…狭すぎて、ドアが開かなかった。『出られな〜い!』と女性が言った後、運転手の方を向いて、『ちゃんと確認しないと!』と怒る、と言うこのCMなのだが…。今まで何故か全く気付かなかったが、このCMにはもっと『ちゃんと確認しないと!』いけない事がある! こいつら…車を降りようとしているにも関わらず、窓を閉めていない!! 閉めろ! これでは、車上荒らしに『荒らしてくれ』と言っているようなものだぞ!?」
「(本屋にて)『1時間の仕事を20分で終わらせる』と言う本をの題名を見た瞬間、『じゃぁお前、20分で正確に1時間をカウントしてみろ』と思ったのはボクだけではないハズ。
 おまけの問題。『20分ではできないけれど、21分ではできること、な〜んだ?』 模範解答。21分をカウントする事」
「(某放送協会にて)このコーナーでも何回か突っ込みを入れているテレビ局、某放送協会。先日、なんと、この某放送協会から…テレビの出演依頼が来た…。
 最初は手の込んだいたずらなのか、本物の依頼なのかわからなかったので、検索サイトからメールに記載されていたテレビ番組のHPに行った。そしてそこの問い合わせフォームから問い合わせたところ、後日その番組のディレクターを名乗る方からメールが届き、本物と判明。どうやらその人は、このHPの雑学を見て、『これは、絶対こだわりを持っているに違いない!』と確信したらしい。事実、ボクはこのHPの雑学を書くにあたり、2〜3のこだわりを持って書いている。だがしかし、この依頼してきた番組がまずかった…。
 この番組は、HPに掲示板を設け、そこに書き込まれたメッセージを使って番組を構成している。しかし、その書き込み可能者が、小学5年生から中学3年生まで…。当然、出演できるのも、小学5年生から中学3年生まで…。そしてワタクシは現在、高校2年生……。嗚呼っ!! どうして2年前に来てくれなかったんだぁ〜〜!!」
「(某大晦日の歌合戦にて)歌合戦突っ込み第2弾。今度は後半に出てきた、やたら人数が多い娘。たちの歌。その歌の中で、『日本の未来は(WOW×4)』と言う歌詞があった。彼女たちはこれを、『ニッポンの未来は(オウオウオウオウ!)』と歌っていた。だけど、『WOW』って言うのは、驚きを表す感嘆詞…つまり、日本語で言えば、『えっ!?』とか『マジでっ!?』とかなのだ! 日本の未来は『WOW×4』らしいが、そんな驚きに満ちた世界なのか!? どんな未来だよ!!
 …と思ったが、念のため辞書を引いてみる事にした。すると…なんだ。『WOW』には、別の意味もあるじゃないか。『WOW』は驚き以外にも、喜びや苦痛を表す感嘆詞らしい。つまり、日本語で言えば、『えっ!?』以外に『よっしゃ!』『ぐはぁっ』などだ。従って、日本の未来は、驚きか、喜びか、苦痛に満ちたものらしいのだが…。おお、そう言えば、この直後に『世界がうらやむ』と言う歌詞が出てくるではないか! うらやむぐらいだから、喜びに満ちているに違いない! 『WOW』には他に、『大成功』の意味もあるようだし、全て筋が通る。こんなに辻褄の合う歌に出会うのは、なんとも久しぶりだ!!
 …と感慨にふけっていると、ふと、辞書の中にある文字を見つけた。英語の辞書には、たいてい『発音記号』と呼ばれる記号がついている。英語は見ただけでは発音がわからないので、この記号でどう発音するのかを確認するのだ。 彼女たちは、『WOW×4』を『オウオウオウオウ』と歌っていたが、正しい発音は、『ワオ』…。嗚呼…論理的には筋が通っていたのに…」
「(某大晦日の歌合戦にて)流行に疎いワタクシが、年に一度だけ流行に追い付ける日…それが、大晦日。この日にやる某放送協会の歌合戦を、ワタクシはいつもちょこっとだけ見るので、やっとそこで流行を知る事ができる。で、当然のごとく、歌合戦突っ込み第1弾。初めの方に登場した歌の中に、こんな歌詞があった。『渇いた咽喉を 口付けで潤してよ』 これはスゴイ。『口付けで潤してよ』と女性が頼んでいる、と言うことは、『口付けする事で、咽喉が潤う』と言う事だ。何故か? まぁ、考えられる理由は、男性のツバが流れ込むから、だろう。人間がどのぐらい水を飲むと『咽喉が潤った』と感じるのかはわからないが、まぁコップ1杯=200mlと仮定しよう。
 人間は、1日のうちに約1〜1.5リットルの唾液を出す。間をとって1250mlの唾液が、1日で出るとする。すると、1時間に出る唾液の量は、約52ml。咽喉が潤うのは、200mlなので…この2人は、4時間近くも口付けを続ける必要がある! しかもこの間、男性は女性の口に自分の唾液を流し込み続けなければならないのだ!! これは、相当体力を要さないか? この女性がどのような状況に置かれているのか知らないが、バカな事を考えないで、蛇口をひねろ。その方が、あんた自身にとっても、彼氏にとっても、絶対に楽だから!」
「(クリスマスイブにて)本日のぼやきは、日記です。
 12月24日、クリスマスイブ。世間がクリスマスイベントで浮かれている中、ワタクシは朝っぱっから講習で学校へ。 当然、学校に来ていたクラスメートたちは、文句を言いながら『メリークリスマス』と言い合う。『<メリー>と言うのは、<楽しい>って言う意味なんだよ?』と突っ込みたくなったが、黙っておいた。
 午後1時半、帰宅。ここ最近、睡眠時間が短かったので、やたら眠い。ソファーに寝転がり、眠る事にした。午後7時ごろ、起床。好きなテレビを観て、その後夕食にカレーを食べる。
 クリスマスなのに、カレー…。しかも、家族は総出で外出中。 クリスマスイブなのに、たった1人、広いリビングでカレーを食べる…。嗚呼…泣きてぇ…
「(某長寿CMにて)『長寿CM』なんて単語があるかどうか知らないが、ワタクシが物心ついた頃から、ずっと同じ音楽を流し続けている某新聞社のCM。あの、『おーふろで、キュッキュッキュッ』と言うやつだ。現在は、小学校低学年ぐらいの少女と、その父親、そして金髪の外人の3人コンビのアニメになっている。初めに、少女と父親が『おーふろで、キュッキュッキュッ』と歌っていると、途中で父親が、『イングリッシュ、プリーズ』と言う。すると、2人して『インザバス、ナインナインナイン』と歌いだす。と、金髪の外人が、耳をピクッと動かし、『ノーノー、バース、バース!』と言う。少女たちは、『お風呂』を『バス(bas)』と発音していたが、正しくは、舌を歯ではさみ、『バス(baΘ)』と発音するのだ。日本語にはこの発音が無いため、カタカナで表記する事はできない。だが、このCMには、この外人が指摘しなかった重大なミスが、もう1つある。あまりにも堂々とし過ぎていて、ワタクシも今まで全く気がつかなかったのだが、『バス』なんかよりも、重大なミスだ。
 『お風呂』と言う単語は、言うまでもなく場所を表す。そしてその後に、格助詞の『で』が来ている。日本語の場合、『場所+で』の後には、必ず動詞が来る。つまり、『お風呂で』の後に続いている『キュッキュッキュッ』は、文法上絶対に動詞なのだ。したがって、それを英訳した『ナインナインナイン』も動詞だ。
 ところで、英語と日本語では語順が違う。日本語で『○○で××した』と言う場合、英語では、『××イン○○』になるのだ。つまり! 『イングリッシュ、プリーズ』の後は、どんなにリズムに合わなかろうが、『インザバス、ナインナインナイン』ではなく、『ナインナインナイン、インザバス』と言わなければならないのだ! さらに言うと、日本語では『お風呂で、キュッキュッキュッ』で十分意味が通じるが、英語の文章には、例外を除いて、必ず主語が必要だ。だが、『ナインナインナイン、インザバス』には、主語が無い。主語が無い英文と言うのは、ただ1つ。命令文だ。よって、『ナインナインナイン、インザバス』を直訳すると、『お風呂でキュッキュッキュッしろ』と言う文章になるのだ!
 仮に、『お風呂で、キュッキュッキュッ』は、あの親子が、風呂場で『キュッキュッキュッ』と言うナゾの行為(まぁ、多分背中の流し合いだろうが)をしているのだと仮定すると、それを英訳すると、『ウィーナインナインナイン、インザバス(We nine-nine-nine in the bath)』と言う英文になるのが正しい。 …まぁ、もっとも、『インザバス、ウィーナインナインナイン』でも、通じない事はないだろうけれど」
「(某防犯フレーズにて)現在多発している、子どもを狙った犯行。我が市でも、防犯のため、スピーカーを取り付けたワゴン車が、町の中を走っている。そのスピーカーから、こんなキャッチフレーズが流れていた。『子ども達を守るために、みんなで声をかけ合いましょう』 これは、『声をかけ合うことで、地域の人々の親交を深め、防犯に役立てる』と言う意味合いだ。だが、これを聞いた瞬間、不図思った。
 例えばここに、中年の、心優しいオジサンがいたとしよう。彼の目の前に、小学校低学年ぐらいの女の子がいたとする。心優しいオジサンは、『防犯のために』と思い、女の子に声をかける。だがしかし…これはどう考えても、『怪しいオッサンが、いたいけな幼女に声をかけている様子』になりはしないか!? この現場を目撃されて、通報でもされたらどうしてくれる!?」
「(某アクション映画にて)先日、我が母が見ていた、某スパイ映画。殺人許可証を与えられた英国情報部の情報員が、ど派手なアクションを繰り返すこの映画だが、主人公が派手なら敵も派手。先日見ていた映画の敵は、凄かった。鏡張りの人工衛星を打ち上げて、その鏡に当たった太陽光線を、レーザーのような物で地球に向けて照射。狙ったポイントだけ、太陽の高エネルギーで焼き尽くす、と言う攻撃を仕掛けてきたのだ。
 ところでその劇中、南極だか北極だか知らないが、寒い地方に作られた、氷の宮殿が登場した。ストーリー前半では、パーティーなどが開かれていたが、後半、この人工衛星を使って、それが溶かされる。しかも、たった1人の女性を殺すためだけに、だ。氷の宮殿の中に女性を閉じ込めた後、人工衛星で太陽光のエネルギーを、宮殿に集中させる。すると氷は徐々に溶け始める。そこで画面は、中にいる女性の映像に変わった。女性の頭の上から、ポタポタと水滴が…。溶け始めていると気づいた女性は、慌てて氷の塊を拾い上げ、ドアを叩き割ろうとするが、どうにも割れない。そうこうしているうちに、氷はどんどん溶けていき、水位が上がっていく。最終的には、水が天井まで届き、女性は息ができなくなる…。
 そんなバカな! この水は、天井や壁などの氷が溶けたものなのだろう?? とすれば、水になった分、氷の天井は、薄くなっているはずだ! しかも劇中では、かなり高い天井の、かなり広い部屋に女性は閉じ込められていた。アレだけ広い場所に水が溜まったのだから、相当な量の氷が溶けたはずだ。仮に、この宮殿の天井が十分に分厚かったとしても、この映像には、決定的にありえない点がある。
 この宮殿の融解方法を、もう一度思い出して欲しい。敵は、人工衛星で、太陽光のエネルギーを、宮殿にぶつけたのだ。つまり、エネルギーは、空から降ってくる事になる。となれば、氷は、宮殿の外側から溶けていくハズじゃないのか!? と言うことは、溶けた氷は、室内に流れ込まず、宮殿の外側を伝って、大洪水として辺りに流れるはずだ。そして当の女性は、涼しい部屋の中、徐々に溶けていく天井を、平然の見上げられるハズだ。…もっとも、だからといって、彼女も安心できるわけではない。天井の氷に穴が開いた瞬間、莫大なエネルギーを持った光線が、彼女を襲い、焼き尽くすのだ。主人公の情報員君には、天井が溶けるまでに、彼女を救い出していただきたい。だがしかし、天井はものすごく分厚いようだから、敵とカーチェイスをしながらでも、余裕を持って、助けにいけるであろう」
「(電車の中にて)この間、学校から帰る途中、電車の中で… ペンキでも塗ったんですか?って言うぐらい、厚化粧の女性がいた」
「(某情報番組にて)先日、某情報番組にて、『1000円台で食べ放題!』特集をやっていた。それをボーッと見ていると、食べに来ていたお客さんにマイクが向けられた。すると、お客さんは一言。『これが千円は…ホント、ありえないです』 ………。じゃぁお前、1万円払っていけよ」
「(某テレビ番組にて)最近、『行列のできる○○相談所』と言うのがテレビ界で流行っているのか、このフレーズを使っている番組を良く見かける。先日、何気なくテレビをつけると、○○のところに『ダイエット』が入っていた。入っていたのだが…その1つ前の言葉が、『行列のできる』ではなく、『行列をつくる』になっていた…。作ってどないすんねん! 『〜のできる』と『〜をつくる』では、全く意味が違う。『行列のできるラーメン店』とは、ものすごく人気で、客の量と店のスペースに差があるお店のことであり、『行列をつくるラーメン店』とは、わざと料理を作るスピードを遅くして、店を狭くし、意図的に行列を発生させる店の事だ。『行列をつくるダイエット相談所』…これはつまり、入り口が狭くて、太った人が入りにくい相談所のことなのではないのか!?」
「(某感動アニメにて)先日、暇だったのでテレビをつけていたら、某感動アニメがやっていた。最後に、主人公とペットの犬が、教会で死んでしまうやつである。その日見たのは、第1話か第2話か…とにかく、話の内容から、かなり初期の話と思われた。
 さて、このペットの犬だが、名前はパトラッシュと言う。しかし、実は、この名前は主人公がつけたものではない。パトラッシュは元々、気の荒い金物屋のおっさんの犬なのだ。このおっさんは、パトラッシュに金物屋の荷台を引かせ、自分はムチを持っていた。パトラッシュが止まったり、歩みが鈍くなると、ムチをふるい、『モタモタするな! パトラッシュ!!』と叫ぶのだ。が…こんな気の荒い、しかも絶対動物嫌いのおっさんなら…犬の名前なんて、呼ばないと思う。そもそも、犬に名前なんて、つけないと思う。
 ところで、このアニメ。涙無くては語れない内容なのに、エンディングはやたら明るい。そして、歌詞の中に、こんなセリフがあった。『歩こうね、歩こうね。息が切れても歩こうね』 …パトラッシュは、もう既に息が切れている!! それどころか、今にも死にそうだ!! パトラッシュはもう、つかれきっているよ…」
「(某某タバコ会社のCMにて)バレーボールチームを持っている、某タバコ会社のCM。バレーチームを持っているせいか、CMのモチーフがバレーボールだった。敵側から、ボールがコート内に打ち込まれる。と、選手の1人がそれを受け止め、打ち上げる。すると、画面が変わり、街中にいる人の元へボールが。その人は、素早い反射神経でボールを受け止め、また打ち上げる。また画面が変わり、別な人の所へボールが飛ぶ。その人もまたボールを受け止め、また打ち上げる。さらに画面が変わって、ボールがさらに別な人へ。その人もボールを受け止めると、打ち上げた。そして最後に、バレーコートに画面が戻り、選手がスマッシュ! ボールは見事に相手コートに落ち、得点ゲット!! …になるわけねぇだろ! 普通、バレーボールと言うのは、ボールがコート内に入ってきたら、3回しかボールに触ってはいけないのだ! しかし、この場合は、明らかに4回以上、ボールに触っている! しかし、にもかかわらず、選手たちは喜ぶ…。お前ら…バレーのルール、知らねぇのか?」
「(某映画のDVDにて)先日、テレビを見ていると、某人気SF映画のDVDのCMがやっていた。そのCM中の、謳い文句の1つに、『6時間を超える豪華特典』と言う言葉が…。 だが待てよ。普通、映画って長くても3時間だろ? サウンド・オブ・ミュージックなど、古い映画は、ものすごく長いらしいが…最近の映画なら、3時間だ。なのに、特典の方は、『6時間を超える』…。これはもはや、こっちがメインじゃないか?」
「(キグロのぼやきin九州)いよいよ今回で最後です。九州編第10弾。帰ってきてからの話。九州の福岡には、『太宰府天満宮』と言う、学問の神様を祭ってるところがある。その神様の名前は、『菅原道真(すがわらのみちざね)』。平安時代に実在した人物で、なんとかと言う大臣をやっていた人だ(←歴史が苦手)。で、我々は高校2年生。もう今から、受験ムード満載だ。そこで、クラスで大宰府のお守りを買ってきた奴がいて、その人物が、自主的に教室の壁に、大宰府のお守りを飾っていた。
 ところで、うちの学校には普通科と商業科があり、普通科は、2年生になる時、文系、理系、国際情報、総合の4つに分かれる。で、我々は理系クラスである。
 さて、菅原道真だが、『学問の神様』と謳われている彼にも、苦手な物があったと伝えられている。それが…理系科目。 …ダメじゃん! うちのクラスに飾ったって、意味ねぇよ!!」
「(キグロのぼやきin九州)いよいよ、最終日の話。九州編第9弾。最終日は、ほとんどずっとバス移動だった。一応、小さな船で、柳川と言う川を下る、『柳川下り』と言うイベントがあったが、クラスの大半は楽しくなかったようだ(ワタクシは楽しかったが)。バスの移動がメインのため、途中トイレ休憩が1回か2回、挟まった。そのトイレ休憩でバスを降りると、どこかの中学校の修学旅行生たちと鉢合わせした。そこの中学校は、学校名と自分の名前が書かれたプレートをつけるのが義務付けられているようで、全員、小さなプレートを胸につけていた。最近、文字があるとつい読んでしまうクセがあるワタクシは、近くにいた中学生男子のプレートを覗き込んだ。すると、書かれていたのが、『大野中』と言う中学校の名前と、『野中』と言う男の子の名前…。2つ並べると、『大野中野中』。しかも、プレートには、『大野中』と『野中』が段違いで書いてあり、ちょうど『大野中』の『野中』と、名前の『野中』の位置が揃っている……。 嗚呼、この少年…。絶対学校でバカにされてるだろうな…」
「(キグロのぼやきin九州)そろそろ終わりが見えてきた、九州編第8弾。確か4日目の話。今回の修学旅行、移動はほとんどバスで行ったのだが、ワタクシのバスの座席は、ど真ん中。バスは、窓際に2列ずつイスが並び、一番後ろだけ、2列×2と、通路の行き止まりにある1席で、計5席あった。ワタクシの席は、その通路の正面、ど真ん中。そこで、玉座に座るように座っていたのだが…(狭かったが)。
 ところで、バスで移動中に、橋を渡った。その橋の下は、川のようになっているのだが、水は流れていない。名前は忘れてしまったが、ここは、過去に火山が噴火した時、マグマなどが流れたところ、なんだそうだ。で、そのとき、バスガイドさんが言った。 『右側に座ってる人は右手の方を、左側に座ってる人は、左手の方を見てください』
 …うん。で、ボクは? バスガイドさん、あんたの真正面に座ってるんだから、なんか突っ込んでよ。つまんないじゃん!」
「(キグロのぼやきin九州)なかなか終わらない、九州編第7弾。今回の修学旅行、朝食と夕食は全員で揃って『いただきます』そして『ごちそうさま』だったが、昼食は、『いただきます』だけ同じで、『ごちそうさま』はバラバラだった。つまり、食べ終わった人から、順に見学に行って良かったのだ。と言っても、昼食の量はそんなに多いわけではなく、しかもみんな同じメニューなので、たいていの人が、同じぐらいのタイミングで、早々に食べ終わる。ところが、4日目。なんと、この日の昼食は、焼肉だったのだ。大皿に4人前の焼肉セットが置いてあり、焼肉用の鍋(?)も用意。4人1組で席につき、食べ始める。この焼肉の量がとても多く、3日間貧相な料理しか食べていなかった我々にとっては、まさに地獄に仏だった。
 が、あまりに量が多く、今度は食べ残す奴が激増。みな、完食せずに次々と席を立つ。『食べ物を残すとはなんたる無礼!』とワタクシは食べ続けていたが、1時間ほどでダウン。席を立ち、その場を跡にした(それでも焼肉はまだ残っていた)。
 と、席を立った後、レストラン内部をよくよく見渡すと…男子はほとんどが席を立っていたのだが、女子が大量に残っていた。 ……女って、よく食うなぁ…」
「(キグロのぼやきin九州)九州とはあまり関係ない、九州編第6弾。修学旅行中は、やたらカップルが目立った。ワタクシは探索(探検)が好きなので、泊まったホテル内を歩き回っていたのだが、うちの学校の生徒が、色んなところに男女2人きりでいるのだ。思わず写真に撮りたくなる衝動を抑え(ワタクシはカメラ小僧)、冷静を装ってロビーに戻った。ロビーにはカップルもいたが、先生方もいた。先生方が座っているソファーのすぐ後ろから顔を出し、『文化祭の時もそうでしたけど、この修学旅行中、やたらカップル見かけますねぇ』と世間話を切り出すと、先生が一言。『こういうときは、<インスタントカップル>が出来るんだよ』
 【インスタントカップル】(和製英語。先生の造語);「即席カップル」と言う意味。イベント時、すぐにカップルになるが、イベントが終わると、あっという間に別れてしまう。
 せ、先生…それは、思春期の男子生徒に言う言葉じゃないですって!!」
「(キグロのぼやきin九州)九州上陸後はサクサク進む、九州編第5弾。4泊5日の修学旅行でしたが、今回の突っ込みは3日目…。もう後半です。さて、その日行ったのは、長崎県にある、『雲仙』と言うところ。ここは、何年か前に『雲仙普賢岳』と言う山が噴火し、ものすごい被害を受けたところで、雲仙災害記念館、と言うところに行ってきた。で…雲仙と何の関係があるのか知らないが、何故かそこに、2羽のカラフルなオウムが…。これが非常に受けが良く、我が校の生徒たちがオウムたちの前に群がり、ワイワイと騒いでいた。ワタクシも一緒に交ざって騒いでいたところ…オウムが突然、奇妙なダンスを始めた。すると、見ていた女子たちが『かわい〜〜!!』
 …うん、でもさ、あのな…。アレは、踊ってるんじゃなくて、威嚇してるんだぞ?
「(キグロのぼやきin九州)やっとこさ九州上陸、九州編第4弾。上陸後、すぐに言ったのは、福岡の太宰府天満宮。学問の神様・菅原道真(すがわらのみちざね。これを「ドウシン」と読む奴が必ずクラスに1人いる)が祭られている神社。と言うわけで、ここのお守りは、学業成就の効果があるとの事なのですが…。
 ここには、絵馬のような物が売っていた。売り場から少し離れたところには、ちゃんと願い事を書くための机とペンが用意してあり、ご丁寧な事に、そこの机には、『願い事の例』まで載せられていた。そこに書かれていた願い事の例が…。
 最初の一行は『絶対合格』。学問の神様である以上、これは当たり前だ。が、次に、なんと…。 『友達の病気が、一日も早く治りますように』
 ……学問関係ねぇっ!! しかも、『絶対合格』となんの脈絡もねぇっ!!」
「(キグロのぼやきin九州)と言っておきながら、なかなか九州に上陸しない、九州編第3弾。飛行機内では、座席前方に大きなスクリーンがあり、そこに映像が映し出される。特に気にしていなかったのだが、フッとそちらを見ると…グッドタイミングで、突っ込める映像がっ!! 画面には1人の少女。そして、少女のすぐ近くの木に、白い風船が引っかかっていた。すると、少女はその風船を手に取った。『ああ、持って帰るのかな?』と思って映像を見ていると…なんと少女は、そのまま風船を空へ放り出したではないか! お、おいコラ! それは立派な環境破壊だぞ!! なんのCMだよ、これは!!」
「(キグロのぼやきin九州)九州編第2弾。と言っても、今回もまだ九州ではなく、日本上空。飛行機内でのこと。九州へは飛行機で行き、飛行機は雲の上を飛んだ。ワタクシはちょうど、窓の近くに座れたので、時々窓の外を見ていた。眼下には、広大な雲海があり、富士山の頂上も見る事ができた。そんな中、ワタクシの後ろに座っていた女子が一言。『あ、あれ、積乱雲(入道雲)かな??』 突っ込み好きのワタクシは、ほとんど無意識で、その女子の疑問に答えた。『いや…積乱雲は通常もっと大きいし、この時期には発生しにくい』 すると、その女子(&その友人たち)が、言い返してきた。 『キグロ君、夢がないなぁ』『いいんだよ、そんな事!!』
 いや…なんだよ、夢って…。積乱雲がある事が、そんなに夢のあることなのか…? しかもなんで、こんな事で怒られなきゃならないんだ…? 嗚呼、女心ってわからない…」
「(キグロのぼやきin九州)11月13日〜17日まで、ワタクシは修学旅行で九州(福岡・佐賀・長崎・熊本の4県)に行ってまいりました。と言うわけで、すっかり恒例化した、『キグロのぼやきin○○』シリーズ、開催です。
 と言っても毎度のごとく、最初の突っ込みはまだ九州へ旅立つ前。神奈川県内の某駅での事…。九州へは、羽田空港から飛行機で行ったのですが、その途中に通った駅。そのホームの床に点線で、通路と文字が書かれていた。その言葉が…『歩行者専用通路』。 当たり前やっ! 駅のホームに、車や自転車で乗り込む奴がいるか!? それとも、車椅子の人はここを通っちゃいかんのか? そんな事をしたら、人権問題で大騒ぎになるぞ! ………あ。もしかして… 電車が乗り込んでくるのか?
「(某献血車にて)うちの高校の文化祭には、何故か献血車がやってくる。『献血は、20歳からなのでは?』と疑問に思いつつも、ちょうど暇だったので、献血をやってみる事にした。…実を言うと、ワタクシは、自分の血液型を知らなかった。『血液型占い』が流行っている昨今、友人などからよく『何型?』と聞かれ、毎回返答に困っていた。献血をすれば、血液型もわかるので、血液型を知る目的で、献血をしてみたのだ。
 献血(採血)は、体から血を抜く。だから、人によっては、体に変調を来たす。そのため、受ける前にパンフレットをもらったり、献血車内に注意事項などが書いてあったりした。そのうちの1つ。男性向けに書かれた注意書きで…『採血後、最初のトイレは、座位で(座って)してください』と書いてあった。理由は聞かなかったのでわからなかったが、おそらく貧血を防ぐためのものだろう。そして、この文章の下には、座位でしている男性の絵があるのだが、なんと、その絵の男性…ズボンを脱いでいない…。 ま、待てっ。そのままする気か!?  ……下品なネタで、すみません…。ちなみに、ワタクシの血液型は、A型でした」
「(某トイレ用消臭剤のCMにて)花を模したトイレの消臭剤のCM。この消臭剤は、使っていると、初めは白い花が、段々紫色になっていくようだ。このCMには女性が登場し、『リビングと同じように、トイレもおしゃれにこだわりたい…。例えば、こんな風に』と言う内容の事を言う。このCMを見て、『でも、トイレなんて、長くて数分しかいないような場所を、おしゃれにしてもなぁ…』と思いながら画面を見ていると…重大な事に気がついた。この家のトイレ…なんと、ガラス戸だっ!! それも、向こうが見えないスリガラスなどではなく、向こうが見え見えの普通の板ガラスだ!! そして、女性のセリフから、このトイレは、リビングに面していると推測できる…。リビングに面するトイレが、中丸見え…。なんでだよ!?
 だが、これなら、最初のボクの疑問も解決する。トイレには長くても数分しかいないが、この家の場合、リビングからトイレが丸見え…つまり、トイレはリビングの一部なのだ。そのため、リビングをおしゃれにすれば、必然的にトイレもおしゃれにする必要が出てくるのである。なぁるほど……って、初めっからこんな構造にしなきゃいいじゃないか! 外国には、トイレが丸見えのところもあるらしいが、ここは日本だっ! オレは使わないぞ、こんなトイレ!!」
「(某大手スーパーのCMにて)『I v 生活』(←『v』はハートのつもり)と言う宣伝文句をだすCM。女性が、ペットと思われる大型犬と一緒に、友達の家に泊まりに行く準備をしている。色々な荷物をバッグに詰め込み、最後に犬のぬいぐるみを入れた小さなバッグを、犬に背負わせる。すると、女性は玄関の扉を開けて…扉を閉めずに友達の家に遊びに行った。 …ドアを閉めろ!!」
「(某少女漫画にて)先日、家の中を漁っていると、10年ほど前の少女漫画を発見した。母か、あるいは姉の物だと思われるが、とりあえず読んでみる。普段、某探偵学園だの、某螺旋だの、某科学大戦だの、某詐欺師だのと、やたらセリフが長くて頭を使うものばかり読んでいるため、こういう単純で裏がない話は、逆に新鮮で面白い。また、最近思うことだが、他人の恋愛は面白いんで、笑いながら読んでいた。
 すると、こんなシーンが現れた。主人公(女)の友人の少女と、ある青年が付き合っていた。しかしその青年は、事情があって遠く離れた実家へ帰らなければならなくなってしまった。『連れて行って』と懇願する少女。だが、『君を幸せにする自信がない』と言って、少女を突き放して青年は新幹線へと乗り込む。主人公の胸の中で泣き崩れる少女。青年の方も、新幹線の壁に寄りかかり、一筋の涙を流す。そんな彼の背後では、カタンカタン…という無機質なBGMが……。
 …って、待て!! これ、新幹線だろ!? 新幹線は、速さを追求するために、あらゆる工夫がなされている。乗ってみるとわかるが、新幹線は乗っていると、ほとんど揺れない。揺れるとどうしてもスピードが出せないからだ。それなのに、この青年の背後では、カタンカタンという音が…。こ、この男…新幹線用列車と普通列車を混同している!!」
「(登校中にて)うちの高校は、小学校の近くにある。そのため、朝の登校中は、周りに小学生たちがたくさんいるのだ。自分の身長の半分ぐらいしかないような子ども達が、和気藹々と登校している合間を、縫うようにして毎朝登校している。
 さて、先日、小学校2〜3年生ぐらいの女の子が、友達と思われる女の子と、何やら話していた。特に気にしないでその横を通り過ぎようとしたその時、少女が、こんな事を言った。
『赤坂ぁ…。殺す
 …こわっ!! な、なんだぁ!? 女って、こんな小さい頃からこんななのかぁ!? お、女なんて…女なんか…っ!!」
「(授業中にて)現在ワタクシは、学校で数学Uと言う教科で、『直線の方程式』と言うものを習っている。中学校でやった『y=aχ+b』と言うやつを思いっきりややこしくしたもの、と思っていただければ差し支えない。現在は2学期だが、1学期の時は、三角関数のグラフやら、対数グラフやら、指数グラフやら、とにかく頭が痛くなりそうなグラフばかりだった。が、2学期に入り、今度は直線。先ほど挙げた3つは、どれも曲線を描くので、それに比べれば、描くのも計算するのも楽だ。そこで、先生が一言。『まっすぐって、単純だから、簡単だろ?』
 …はい、覚えていて下さった方、ありがとうございます。そうです…ワタクシの名前は、『真直(まさなお)』です。送り仮名をつけば、『真っ直ぐ(まっすぐ)』です。ケッ、そうさ。どうせオレは、単純な男よ!!」
「(某ドラマにて)先日見かけた、ドラマのCM。その題名は、『1リットルの涙』。…このドラマ、CMの雰囲気からして、どう考えても感動物である。感動物に、こういう突っ込みを入れるのは、なんとも気がひけてしまうのだが……。
 健康な成人の場合、1日に必要な水分量は約2リットルから2.5リットル。そして、そのうちの約半分…1.2リットルから1.5リットルが、尿として排出される。そして、そこで、1リットルもの涙を流す…。
 2.5−(1.2+1)=0.3 …大変だ! この『1リットルの涙』を流した人は、その時点で、1日に必要な水分量の約10分の9を消費してしまった!! 急いで補充しなければ…最悪、死に至るぞ!!」
「(ある日思った事にて)ボク、思ったんですけど、つまるところ、人生って、最期に1回、掃除をすればいいんじゃないでしょうか? だって、いくら綺麗に掃除をしたって、いつかまた汚れるわけでしょ? だったら、死ぬ間際に大掃除をすれば、それでいいと思いません? そうすれば、懐かしい物がザクザク出てきて、長かったようで、短かったような、自分の人生を懐古できますし。『立つ鳥あとを濁さず』って言う諺だってある事だしさ。
 …と、母に言ったら、思いっきり怒られた。はい、ゴメンナサイ。これからはちゃんと、部屋の掃除をします」
「(レンタル掲示板を配布しているHPにて)先日、ワタクシの不注意で強制削除されてしまった『お絵かき掲示板』。『50日間なんの書き込みもなかったら強制削除』と言う、最近できたらしい規約によって、削除されてしまったお絵かき掲示板。なんとか復活できたのだが…ふと、気になって、普通の掲示板の配布先のHPも見てみた。こっちは、いったい何日書き込みがなかったら削除されるのか? と、HPの説明書を読んでみると…
『アクセスが15日間ない掲示板・チャットは、削除されます』
 いや…こっちの方があぶねぇっ!! たった15日かよ!? って言うか、よく今まで潰れなかったな(アクセスがあれば、書き込まれなくても良いらしいが…)。 これからは、毎日毎日掲示板に顔を出しそうです」
「(某洗剤のCMにて)3匹のイヌの主婦が登場する、某消臭剤入り洗剤のCM。3匹は、自動ドアを開け、ビルの中へと入っていく。『暑い日は、汗の臭いが気になって、エレベーターにも乗れなかったけど…』と言うような会話を交わし、その後お互いに臭いを嗅ぐ。『でも、今のわたし達…』『臭くない!』と言った瞬間、エレベーター到着。意気揚々と3匹が乗り込むと…『ビーー』重量オーバー、と言うオチがつくこのCM。だが、明らかにおかしくないか? 3匹が話している間、エレベーターの入り口の上にある、4〜5個の点が、1個ずつ点滅した。これはおそらく、点1つが1階を表し、エレベーターが下りてきている事を意味しているに違いない。そして、一番左にある点が点滅した瞬間、エレベーターが開く…。そう、つまり、このエレベータは今、上の階から下りてきたところなのだ! そして、エレベーターの階数表示を見る以上、この建物に地下室はない…。したがって、あのエレベーターに乗っている人は、全員、エレベーターから降りなければおかしいのだ!! しかし、乗客たちは、誰一人降りようとしない…。おい、あんたら…なんのためにここまで下りてきたんだ!?」
「(某少し前の流行歌にて)もしかしたら今も流行っているのかもしれないが、少し前の流行歌。我が母は、この歌を歌っているグループのファンらしく、しょっちゅう歌ったり聞いたりしている。そして先日、そのグループの歌を、宿題をやりながら聞いていた。ほとんど歌詞が聞き取れないので、歌詞が気にならず集中できたのだが…1点だけ、耳に入った。『目を閉じて胸を開いて ハダカで踊るジルバ』と言う歌詞なのだが…。
 左から順に読んでいけば、不審な点は特にない。だが、問題は右から読んだときだ。この歌詞は、『て』と言う助詞で繋がっている。この助詞は、並列…つまり、『目を閉じる』『胸を開く』『ハダカで踊る』と言う行為が、全ていっぺんに行われた事を意味する。つまり、『目を閉じて胸を開いて』を『胸を開いて目を閉じて』と逆に読んでも、意味は全く変わらないのだ。その方法で、全てひっくり返すと、『ハダカでジルバを踊って 胸を開いて目を閉じる』となる。
 ところで…『胸を開く』と言えば、当然、服の第2ボタンぐらいまで開けて、胸板を露にする事だ。しかし…この人は、いま、『ハダカ』なのだ。裸でジルバを踊っているのだ。裸ならば、ボタンは開けられない。では、この『胸を開いて』とは、いったい…? そう思った瞬間、考え付くのはアレしかない! そう、この人は、今まさに…開胸手術の真っ最中!! そんな人が踊るなぁっ!! って言うか、痛くないのか、あんた!?
 …と、思ったが、『胸を開く』と言うのは、『心を開く』とも受け取れる。この歌は、若い2人の恋の物語だ。おそらくここは、無人島か何かで、恋人同士の2人が、お互いの心を開きあい、ジルバを踊っているのに違いない。だがしかし…何故ジルバなのだ? この歌には、こんな歌詞も登場する。『心から好きだよチャコ 抱きしめたい だけどもお前はつれなくて』 当たり前だぁっ!! ジルバとは、男女2人がペアを組み、組み合わずに踊る踊りなのだ!! ジルバを踊りながら、抱きしめられるわけねぇだろ!!」
「(某スペシャルドラマにて)『ディズニードラマスペシャル』と題して、ディズニーの有名な歌の曲名と同じ名前のドラマのCMが、やっていた。このドラマは、理由は知らないが、なにやら青年がプラネタリウムを自作しようとする話らしい。そして、そのドラマには、サブタイトルがついていた。サブタイトルは『七畳間に生まれた410万の星』。なんと中途半端な! と言う気がするが、まぁ、ドラマを見れば、410万などと言う中途半端な数の理由もわかるのだろう。突っ込みたいのはそこではない。
 この『生まれた』と言うのは、当然、プラネタリウムが完成し、七畳間の部屋で点灯させ、410万個の星を天井や壁一面に輝かせた、と言う意味だろう。しかし、410万って…多すぎやしないか?
 確かに、星はものすごい数がある。我々が住んでいるこの銀河系だけで、既に何兆個もあると考えられているし、この宇宙には、そんな銀河がものすごい数あるのだ。1のあとに0がいくつ続くかわからないほど、膨大な数の星が、この宇宙には存在する。そのうちの410万なら、別に大したことはない…と、言いたいところだが。この膨大な数の星だって、全部が全部、地球から見えるわけではない。地球上から、肉眼で見る事の出来る星の数は、多く見積もっても約1万5000個と言われている。しかし、日本から普通に見える物だけだと、たったの1000個前後なのだ。410万と言えば、その4100倍もの数だ! しかもこの1000個と言うのは、日本全体での話だ。自分がいる場所からだと、もっと少ない。
 しかも、これを七畳間に生むのだ。状況に応じて変わるらしいが、一畳と言うのはおよそ1.7平方メートル。七畳ならば、約11.6平方メートルだ。天井までの高さを2メートルとすると、この部屋の天井、床、壁全て合わせた面積は、約37.6平方メートル。つまり、3760万平方mmだ。ここに410万個の星を生むのだから、星1個辺りの面積は、約9.1平方mm! 1辺3mmの正方形の中に、星が1つずつ生まれ、それが部屋いっぱいに広がるのだ。手を広げれば、小指の爪の上に約9個の星が生まれる! こんな大量の星…見ていて楽しいか!?」
「(通学路にて)どこの高校もそうだと思うが、うちの学校には、夏休みに登校日がある。先日、うちの学校の登校日だったため、もちろん学校へ行った。と、通学路の風景が、少しだけ変わっていた。いままで、ブロック塀だった家が、一部、木の塀にしていたのだ。粗い網の目状に板が組んであるタイプの物で、道路から庭が丸見えになる。塀と言うか、囲い、と言う感じもしないでもなかった。それを見た、ワタクシの脳内会話。 『…あ、この家、囲いが出来てる』『へぇ〜』『カッコイイー』 …ケッ、いいさ! どうせボクの頭の中身なんざ、この程度さ!! ほら、笑えよ! オレの頭の程度をあざ笑えよ!! さぁ、ほら!!(何」
「(キグロのぼやきin愛・地球博)さて、長々と続いてきたが、今回で愛・地球博編は終了である。それは、ポルトガル館での事。通路を歩いていると、天井のスピーカーから、女性の声で、日本語とポルトガル語が聞こえてくる。女性は、日本語とポルトガル語を、交互に発音していた。実は、現在『日本語』となっている物の中には、結構『ポルトガル語出身』が多い。もちろん、若干発音は異なるが、カルタ、タバコ、ボタン、パン、トタン(トタン屋根のトタン)、カステラ、コルク、シャボン(シャボン玉のシャボン)などが、ポルトガル語が日本語として定着したものである。このスピーカーの女性は、これらの単語を、日本の発音、ポルトガルの発音、とずっと交互に言っていたのだ。中には、『へぇ、アレもポルトガル語なんだ』と思う物もいくつもあり(ただ、忘れてしまったのだが)、感心しながら聞いていたのだが、その時、後ろを歩いていた少年が一言。 『…ほとんど、日本語と同じなんだな』
 …いや、だから、元ポルトガル語なんだってば!! 何か勘違いしてないか、少年よ!! あ゛あ゛っ、イライラするぅっ!!」
「(キグロのぼやきin愛・地球博)愛・地球博2日目は、1日目に行かなかった『並んでいるところ』を重点的に回る事にした。そこで、最初に行ったのが、イタリア館。中を歩いていると、『踊るサテュロス』像の展示場に着いた。この『踊るサテュロス』は、このイタリア館の目玉展示品だ。98年、漁師によって偶然海底から発見されたものらしいのだが、2000年以上も昔、古代ギリシャで作られたらしいとあり、大変価値のある物との事。その価値の高さのあまり、なんと写真撮影が禁止されているぐらいだ(食い下がろうとしたが、相手がイタリア人だったため、イタリア語が出来ないワタクシは諦めた)。
 さて、この『踊るサテュロス』が展示されているすぐ横、壁に映像が映し出され、このサテュロス像についての説明がなされた。いま書いた事は、全てこの説明で聞いた物だ。そして、その映像内に、こんな文章が現れた。
 『その価値の高さから、二度とイタリア国外を出る事がないと言われています』
 アレ? 『イタリア国外出る事がない』…? イタリア国外の外は、当然イタリア国内…。この像が今まで保管されていたのは、イタリアなわけで…二度とイタリア国外を出る事がないって事は…この像…永遠にイタリアに帰らないって事か!? おお、なんて太っ腹なんだ、イタリア共和国!!」
「(キグロのぼやきin愛・地球博)結構長々続いている愛・地球博編。愛・地球博には、8月10日と11日の2日間に渡って行ったのだが、今回のぼやきは、1日目のラスト。午後7時を回り、辺りがすっかり暗くなった頃、万博内で空腹になりつつ迷子になっていた。その時、通路横の草むらで、なにやらいくつもの白い物がチカチカと光っている。近づいて見てみると、それは、太陽電池と電球を1つの白いカプセルに入れた物で、すぐ近くのボードに、説明がしてあった。それによると、昼間、太陽電池で電気を充電し、夜になると『まるで「ほたる」のように光ります』との事だった。まぁ確かに、その光はホタルに見えなくも無いのだが…。
 ホタルの光り方には、ある特徴がある。まず、種類によって発光時間(間隔)が異なり、同じ種でも、地域によって微妙に違うらしい。そして、何よりの特徴は…全員同じタイミングで一斉に光り、一斉に消えると言う事。しかし、目の前の10個ぐらいあると思われる白い光は、全てがバラバラのタイミングで、チカチカチカチカ……。 どこがホタルだよ、おい。って言うか、腹減ったよ(注;この後すぐ、覚えている道に出て、無事夕食にありつけました」
「(キグロのぼやきin愛・地球博)前回に引き続き、またも看板ネタ。前回とは違う場所だったと思ったが(同じ場所かもしれないが)、アトラクションのような物の看板。そこには、乗れる年齢が書かれていた。つまり、そのアトラクションには年齢制限があったわけだ。と言っても、『○○才未満は乗れない』のではなく、『○○才以下は1人で乗れない』なのだが…。そこにこんな事が書いてあった。『○○才未満の方は、中学生以上の保護者と一緒に乗ってください』 いや…中学生未満の保護者なんて、存在するのかっ!? そもそも、中学生でも保護者になれるのか!?
 調べてみると、法律によって微妙に定義や言い回しが違うが、法律上、『親権を持つ人か、後見人か、現に監護する者』の事を、保護者と言うらしい。親権とは、父母が未成年の子どもに対して持つあらゆる権利の総称であり、後見人とは、父母がいない未成年者を監護する人の事だ。後見人は、父母の遺書か、遺書が無い場合は裁判所が決める。
 …って、え!? 親権は、100%中学生が持っているハズは無い(少なくとも、法律上は)が、父母が遺書で中学生を後見人にしていたら、中学生でも保護者になれるのかっ!? 食わせ物は、最後の『現に監護する者』だ。『監護』とは早い話、その人が悪い事をしないよう見張る事だ。『現に』と言う言葉をどう解釈すればいいのかわからないが、文字通り解釈すると、ただ見張ってさえいれば、中学生未満でも『保護者』になれる…と言う意味になるぞ!
 何歳未満が、1人じゃ入っちゃダメなのか忘れたが…近所の人だったら、小6と幼稚園生の兄弟を、適当に愛・地球博に入れておいて遊ばせたりしないのか? …まぁ、ちょっとあり得なさそうだけど。…? そうだよな、こんな事、滅多に無いよな…。じゃぁ…あの注意書きは、なんのためにあるんだ…? 中学生未満の子が、たった2人で来るかいっ!!」
「(キグロのぼやきin愛・地球博)愛・地球博には、某車メーカーなど、大手企業が色々なものを出展していた。それらはどれもものすごい行列で(一部はそうではなかったが)、並ぶのが嫌いなワタクシはどれにも入らなかったのだが、看板だけは見て回った。そのうちの1つ。アトラクションのような物に乗れるらしいのだが(建物内部にあるアトラクションらしく、外からは一部しか見えない)、そこの注意書きに、こんな事が書いてあった。
『暗所恐怖症、閉所恐怖症、高所恐怖症の方は、ご乗車をお控えください』
 …いや、ホントか!? そんなに暗くて、狭くて、高いのか? このアトラクション。ってか、ワタクシは今まで、いくつかの遊園地に行った事があるが、暗く、狭く、高いアトラクションでも、こんな注意書きは無かったぞ! いったい、どんなアトラクションなんだっ!?
 そして、そのアトラクションの前には、長蛇の列が…。ウソつけ! これはアメリカの調査だが、アメリカ人の21%以下の人が、何らかの恐怖症を抱えていると言われているんだぞ! 絶対この中に、暗・閉・高所恐怖症の人、入ってるって!!」
「(キグロのぼやきin愛・地球博)愛・地球博では、某アニメ映画に登場した家を再現したものがある。完全事前予約制で、ものすごい人気があり、予約は1ヶ月先までいっぱいだと言う。そう、あの『サツキとメイの家』だ。しかし、中に入るのは完全予約制だが、実は少し離れたところに『展望台』があり、そこから『サツキとメイの家』を眺める事が出来る。少し離れているが、カメラのズームを使えば、大した問題ではない。そこで、ワタクシもその展望台に上り、サツキとメイの家を見させてもらった。確かに、映画に出てきたのとそっくりの家である……が。ふと、気が付いた。この『サツキとメイの家』だが…冷静に考えるとおかしくないか? だって、これ、本当は… 『サツキとメイとお父さんとお母さんの家』のハズではないのかっ!? なのに、みんな『サツキとメイの家』。愛・地球博のスタッフも『サツキとメイの家』…。 ご両親は!? いかがいたした!?
「(キグロのぼやきin愛・地球博)さて、やっと愛・地球博ネタである。愛・地球博では、ワタクシは主に外国の展示品を見てきた。各国が『グローバル・コモン』と呼ばれる6つのブロックに地域ごとに分けられ、そこにある建物に、空いている順に入っていったわけである。で、どこの国だか忘れたが、アフリカ系統。その国は、『アフリカ共同館』と言って、アフリカのいくつかの国がひとつの建物の中にあり、そのうちのひとつだった。そこは、建物全体がお店になっていて、主にその国独自の民芸品などを売っていた。そしてその中に、ペンダントのような物が売っていた。ワタクシはこういう、装飾系の物にはあまり興味がないので、一瞬素通りしかけたのだが…ふと、そのペンダントの前に貼ってあった紙が、目に留まった。その紙には、『触らないでください』の文字が…。 …って、待てよ! これ売り物だろ!? 触っちゃダメなら、どうやってレジまで持っていくんだっ!?」
「(キグロのぼやきin名古屋)名古屋について1日目。特に予定は無かったので、そこら辺をブラブラ歩いていた(と言うか、迷っていた)。すると、愛・地球博関連の絵画が。歩道横の壁に、数十枚の絵が直接描かれていた。その絵の下には、絵の題名と、作者の名前。そのうちの1つ、『復活』と言う作品(だったと思う)。
 DNAや魚の絵が描かれた作品で、左下に、ズラズラとローマ字が書いてある。一瞬英語かと思ったが、よく見ると、ただの日本語のローマ字表記。最初の数行で、『科学の進歩により、古代の魚が復活した』とローマ字で書かれていた。そしてその直後、『TARO(タロー)』が、『OYAZI(親父)』に質問。
 『TARO"WHAY?"』
 …!? WHAYってなんだ、WHAYって! 言うまでも無く、こんな物は日本語で発音できない。そして、英語ですらない! 考えられる可能性は、そう…『WHY?(何故?)』を書き間違えた物だ!! 間違うなよ!! それ以前に、何故今まで日本語を使っていたのに、突然英語を使う!?
 そう思いつつも次の行を読むと、更に恐ろしい間違いが…。今度は『OYAZI』の返答。確か、『それは、クローン技術によるものだよ』と言った内容だったのだが…そのクローンの綴りが、『CUROON』。これでは、『クルーン』だっ!(正しい綴りは『clone』) だから、なんで日本語の中に英語の綴りを入れたがっているんだ、この作者は!!
 そして…このTAROの質問とOYAZIの返答を見ると、どうにも腑に落ちない点がある。TAROは『何故?』と聞いているのに、OYAZIは『それは、クローン技術によるものだよ』と答えている…。が、TAROが『何故?』と聞いている以上、OYAZIは、『人類が魚を復活させようとした理由』を答えなければいけないのだ!! しかし、OYAZIの返答は、明らかに『HOW(どうやって?)』に対する返答…。全く会話が成立していないぞ、この2人!!」
「(キグロのぼやきin名古屋)さて、8月9日から8月12日の4日間、愛知県名古屋市へ行ってまいりました。旅行中は更新できないため、『その分、たくさんぼやきネタを見つけるぞ!!』と意気込んでいたところ…意外にもあっさり、しかも大量にネタ入手。これからはしばらく、名古屋編が続きそうです。
 さて、そんな名古屋編第1弾。と言っても、新幹線に乗る前なので、実は神奈川。新幹線の駅のホームでの事。何もする事が無かったので、400メートル以上あるホームを、端から端までブラブラと歩き回る。と、ふとゴミ箱が目に入った。何も考えずにそのゴミ箱に近付くと、そこにはこう書いてあった。 『空缶・ペットボトルの分別回収にご協力ください』 まぁ、リサイクルが謳われるこのご時世だ。こう書いてあったところで、別に何の不思議も無い。問題は、その下だ。この一文の下には、穴が2つ。片方が空缶用で、片方がペットボトル用なのだろうが…なんと、どっちがどっち用の穴なのか、どこにも書いていない!! こ、これでは、分別したくても分別しようがないではないかっ!! 一回一回中を覗き込めって言うのか!? なんて面倒な!」
「(誕生日カードにて)先日、我が母が家中の大掃除をしていた。押入れの奥深くから、厚いホコリを被ったダンボールを取り出しては、中身を分別し、要らない物はバンバン捨てていた。さて、その中身。ダンボールから出てきたものは、ワタクシが幼稚園の時に使っていた物ばかり。母親と言うのは(うちの親だけかもしれないが)、子どもがボクぐらいの年齢になると、『昔はあんなに小さかったのに…』と懐古するのが楽しいのか、それらを見てははしゃいでいた。
 で、我が母がこの大掃除を終えた次の日、トイレに入ると…なんと、ワタクシが4歳の誕生日を迎えた時、幼稚園からもらった誕生日カードが貼り付けてあった。中央には、ワタクシと我が姉が写った写真が貼ってあり(何故親ではなく姉なのか…)、左右には『おたんじょうび おめでとう』の文字が。そして写真の下に、幼稚園の先生からのコメントが。そのコメントは、『大声で歌を歌う(ホントは平仮名)』だの『給食をたくさん食べる(やっぱり平仮名)』だの、今のワタクシとなんら変わりのない事が書かれていた。三つ子の魂百まで、とか、スズメ百まで踊り忘れぬ、とか言ったことわざ通りである。
 そして、問題はその横。親からのメッセージを書く欄があるのだが、なんとそこには… 何も書いてねぇ。 ちょっと待てや!! 子どもの成長が嬉しくないんか!? なんか一言ぐらい書いてくれよ、12年前のお母さん!!」
「(先日偶然立ち寄った公園にて)先日、少し用があって出かけたのだが、時間が余ったため、近くの公園をうろついていた。と、そこで、砂場に何か紙切れが落ちているのを発見。好奇心につられ、その紙切れを拾ってみると、なんとそれは…  テストの答案だった…。
 しかも、燃えカス! どうやら、誰かがここで、返却されたテストを焼却処分したらしい。だが、その断片は結構大きく、ところどころ文字が読める。おそらく、夜中に燃やしたため、暗くて燃え残りを確認できなかったか、火を点けたあと、そのまま立ち去ったため、燃え残った部分を回収できなかったのだろう。良く見ると辺りにたくさん落ちていたので、全てかき集めてみた。燃え残っていた物は…国語、社会、数学、理科の4教科! 何故か数学と理科が一枚の紙の表と裏に印刷されていたが、古紙再利用か、紙の節約だろう。
 名前を確認できないかどうか、色々調べたところ、名前を書く欄の断片は発見できたが、名前は確認できなかった…。
 しかし! クラスと生徒番号は確認できた! クラスは4組! 生徒番号は69! 生徒番号が何か、よくわからないが、数字からして、1組からの通し番号か、生徒個々に与えられた、学籍番号のようなものだろう。学校名とフルネームが確認できなかったのが残念だが(もしかしたら、塾のテストかも知れないが)、この情報から、ある程度絞り込む事は出来るかもしれない!
 さぁ、このテストを燃やしたキミ! お母さんにばらされたくなければ、今すぐボクのところに名乗りでな!!(何」
「(某携帯電話のCMにて)某携帯電話のCMで、『家族間の通話無料』を謳ったCM。真っ赤な背景の中に、スピーカー数台と、マイクを持った兄ちゃんがいる。すると、突然大声を上げる。
 『お母さ〜〜ん! お父さ〜〜ん! お姉ちゃ〜〜ん! お祖父ちゃ〜〜ん!!』
 この後に『家族間通話無料』のナレーションが入り…そして、最後に兄ちゃんが絶叫!
 『ポチーーーー!!!』
 …って、待てぇっ!! この家では、ポチ(=ペット)まで携帯電話持ってるのかっ!?」
「(某広告にて)ワタクシは今高校2年生だが、これが意外と受験と無縁ではない(意外じゃない?)。先生方も殺気立っていてなんだか怖かったので、とりあえず、大学見学へ。そして、その大学見学へ行く途中に発見した広告。
 駅ビルの壁に、ものすごくでかでかと貼り付けられたその広告。そこには、女性が笑顔で水着を着ていて、その横に、女性のセリフらしき文字が。 『水着をきた! 夏がきた!』 感嘆符の数は忘れたが、大体こんな文章だ。だが…この文章だと、アレだよな…? 『夏がきた』のは、『水着をきた』後、と言う事にならないか? この女…夏が来る前から水着を着ていたと言うのかっ!? 寒いだろう! ってか、何のために着たんだ!?」
「(某ボウリング場のシールにて)先日、また『広報班』と言う部活と委員会の中間みたいな物のメンバーと共に、ボウリングとカラオケに行った。さて、そのボウリング場にて、得点を表示する機械に、使用説明書のようなシールが貼ってあった。その機械は、得点を表示する以外にも、いろいろ細かな作業が行えるらしい。そしてその中には、トラブルが起こった時、従業員を呼ぶ、と言うスイッチが。そのスイッチの説明として、こんな文章が書かれていた。 『トラブルやスタッフを呼ぶ時、押してください』 …なんて言うかさ…言いたい事はわかるんだ。言いたい事はわかるんだけどさ、この書き方だとさ… 『トラブルを呼ぶ時』って言ってるように見えるぞっ!! このボタン押したら、トラブルが起こるのかっ!?」
「(某ダイエットビールのCMにて)軽快な音楽と共に、1人の女性が画面中央に登場するCM。女性は無言で踊りのような奇妙な動きをする。そして、お腹の横に手を持ってくると、そこの肉を摘んだ。摘める、と言う事はつまり、太っている、と言う事。そこで女性が渋い顔で、『軽くヤバイ』。すると、我が母が一言。
『(自分は)かなりヤバイ』
 …女に生まれなくて良かった。ふとそう思った思春期の午後」
「(某大豆飲料のCMにて)流行っているのかなんなのか、最近大豆関係の製品がたくさん出ている気がする。で、そのうちの1つのCM。若い女性がお店に買い物に。そこで、女性が店員に『大豆ありますか?』と質問。すると、店員は『普通の大豆と、すごい大豆がありますが…』  『すごい大豆?』と女性が首を傾げると、その横を、ものすごくでかい大豆を運ぶ家族が通っていった。そして女性が不安そうに『あれですか?』と聞くと、店員が、『いえ、これです』と言って、紙パックに入った商品を手渡す…。 …って、じゃぁまさか、あの店では、あのものすごくバカでかい大豆が、普通の大豆なのかっ!?」
「(某車のCMにて)軽快なリズムと共に、男女が乗った車が疾走するCM。その車の横には、ものすごく大量の荷台を連ねたトラックが。数秒間車は走り続け、最後にトラックを追い抜く。そして、トラックを追い抜いたところで、ナレーションがかかった。 『パワフルなエンジンで、追い越しも楽々…』 だが…ちょっと待てよ。本当に、この車のエンジンはパワフルなのか? 仮にそうだとしたら、とんでもない事になるぞ。
 今書いたように、このCMでは、この『パワフルなエンジン』を搭載した車が、大量の荷台を連ねたトラックを追い越すわけだが…ちょっと待て。そのトラックは、その『パワフルなエンジン』を搭載した車でないと追い越せないようなスピードで、大量の荷台を引っ張っている事になるではないかっ! こっちの方が、よっぽど『パワフルなエンジン』を使ってないかっ!? 仮にあの荷台の中身が全て空だとしても、アレだけ大量の荷台を引っ張れば、相当な重さだろう! 『パワフルなエンジン』を宣伝したいのであれば、あのトラックから荷台を外し、それを追い越した方が、よっぽど良い宣伝になるだろうがっ!」
「(某クレジットカードのCMにて)未だにクレジットカードとキャッシュカードの違いがわからないのだが、まぁそんな感じの物のCM。女性が魚屋の前に立っていると、ふと目の前のタイが目に留まる。買いたい…でも高い…。女性が悩みながらタイを眺めていると…タイが、パチッとウインクをした。
 …いや、待て! このタイ、なんで生きている!? いや、生きているのは別に構わないんだ。突っ込みたいのはそっちじゃない。  タイには、まぶたは存在しない! 故に、まばたきは出来ない!! これ、タイじゃないだろ、明らかに!!」
「(母が見ていた某バレエコンサートの番組にて)先日、我が母が、バレエコンサートの様子を映したテレビ番組を見ていた。そのコンサートは、1人ずつ舞台に出て、本人たちの決めた曲で踊る、と言うもの。スタジオにいる人々もそのVTRを見ているのだが、そのスタジオに評論家のような人がいて、毎回、踊り終わった後に細かい評価をする。
 さて、コンサートに出てきたうちの1人の少女。優美な踊りを披露し、最後に爪先立ちをして終了。爪先立ちのまま退場した。すると、その評論家の人が、一言。
 『最後の、足だけで立つところが…』 …そりゃまぁ、彼女だって人間なんだから、足だけで立つだろうなぁ」
「(某ファーストフード店のCMにて)ハンバーガーで有名な某大型チェーン店のCM。ボートに向かい合って乗っている、おそらくカップルだと思われる男女。その間には、ハンバーガーが2つ置いてある。男の方が突然、『そっち行っていい?』と聞き、是非を聞かずに立ち上がる。と、ボートが女の方に傾き、男のハンバーガーが滑る。そして、2つのハンバーガーが、まるでキスをするようにくっ付く…。と言うこのCM。『どうも何か変だな』と違和感を覚えた。そして、ちょっと考えてすぐわかった。もしボートで立ち上がった場合…ボートは、立ち上がった側、つまり男の方に、傾くハズなのだ!
 しかし、感覚的にそうなる事は知っていても、何故そうなるのか説明が出来ない。うむむ…これでは、不完全な突っ込みだ。こんな物ではなく、もっと確実な物はないだろうか…?
 そう考えてCMを良く思い出すと…また、すぐにわかった。このCMでは、男が立ち上がった時、間に置かれた男のハンバーガーが滑って、女のハンバーガーにくっつくわけだが… 何故女のバーガーは動かない!? 2つ同時に動くハズでないか! それに、ボートで立ち上がったって、ボートは片方に傾くわけではなく、ずっと揺れ続ける。つまり、男のバーガーが女のバーガーの所まで滑る時間的余裕がないハズだ! このボート…どんな仕組みになってるんだよ!?」
「(学校で見た某ビデオにて)先日、家庭科の授業でビデオを見た。食中毒に関するビデオで、予防策などを紹介する、極ありふれた教育ビデオだ。
 さて、そのビデオの中に、『手の洗い方』と言う物があった。食中毒を引き起こす菌は、まず手に付着し、それから食べ物を介して体内に入り込む場合がある。そのため、手をキチンと洗えば、食中毒を予防する事が可能。この程度は、幼稚園で習う事だ。で、その手の洗い方として、なにやら少女が登場。何気ない動作で蛇口をひねり水を出す。まず手を濡らし、石鹸を手につけ…その次の瞬間! なんと、水を出しっ放しにしたまま、石鹸を泡立て始めた! 水を止めぃ! もったいないだろうがっ! しかしそのまま少女は手を洗い続ける。『食中毒予防』がテーマであるため、それはそれは念入りに。まず手のひらでよく石鹸を泡立てる。その後、手の甲をよく洗い、指の間や爪の隙間、そして手首まで綺麗にしっかり洗う。たっぷり2〜30秒間洗う。そしてその間、水を出しっ放し…。 止めろ!! 石鹸を使ってる間は、水を止めろ!! 幼稚園で習わなかったのかっ!?
 そして次のシーンでは、『食品に付着している細菌を落とす』と言って、レタスを洗っている。まぁ、別にそのぐらいならいいのだが…その少女は、ボールに水を張り、その中にレタスを浮かべたまま放置しているではないか! そして、その横で、流水で念入りにレタスを洗っている! 確かに、細菌は洗い流されるだろうが…そんな事したら、栄養分まで一緒に洗い流されるぞ!
 さらにその次のシーンでは、少女たちが料理(カレー)の味見をしている(調理実習がモチーフ)。しかしその時…少女がスプーンでカレーをすくい上げ、それをそのまま口に運び味見。そしてそのあと、そのスプーンをそのまま鍋に戻している! 待て! これは食中毒予防のビデオだろ!? 人間の口の中は細菌だらけで、一度口に入れたスプーンを鍋に戻すと、そこから細菌が繁殖して食中毒を引き起こす危険性がある! もちろん、元々口の中にいるわけだし、すぐに食べるのだから、大した危険は無いかも知れない。しかし、意外に知られていない事だが、この方法で感染してしまう有名な病気がある。それが、『虫歯』だ! 実は虫歯は突然現れるわけではなく、感染して起こる病気なのだ。元々人間の口腔内には虫歯菌はおらず、他人からの唾液よって感染し、発症するのだ! 確かに『食中毒』とは呼ばないが…明らかに、やってはいけない事だろう! これ…本当に家庭科のビデオなのかぁっ!?」
「(某科学的な歌にて)以前にも紹介した、某アニメのエンディングに使用されていた某科学的な歌。あらゆる店にいくら足を運んでも見つからず、ついに、人生初、ネットショッピングをしてしまった。さすが21世紀。欲しいCDがすぐに見つかる。と言うわけで、そのグループのミニアルバルを購入した。初めは手に入れた興奮だけで歌詞を吟味する心の余裕は無かったが、歌詞も覚え、歌えるようになったので、じっくり吟味してみる事にした。
 さて、では、例の、科学的な歌である。この歌は、歌の中で潮の満ち干きの説明をしているのだ。潮の満ち干きの原因は、月の引力と地球の遠心力。この歌では、月を『あなた』、海を『私』と例え、『月が海を引力で引き上げる』と言うのを、『月は静かに海を引き寄せて』と表現している。しかし、この歌には、地球の遠心力の話が出てこないのだ。『2番なら出るか?』と期待していたのだが…2番にも、出ていなかった。
 しかし、2番の歌詞の初めの方に、気になる歌詞を見つけた。2番の最初の方には、『言えない言葉をかきならべ 波を消しては嘘をつく そんな海はかわいい人ね』と言う歌詞が出てくるのだ。まぁ、確かに、こういう子は可愛いだろう。本当は好きなんだけど、その想いをなかなか伝える事が出来ず、ついつい口から出てしまうのは、本音とは正反対の事ばかり…。まさに、少女漫画の主人公のような娘ではないか。確かに、ちょっと、可愛いと言えば可愛い。だが、しかし… 海って、あんただよな?
 この人は1番で、『私は海』とはっきり言っているのだ。ところが、2番で突然、『海はかわいい』と言っているのだ! 何故だ? 何故そんな第三者から見たようなセリフに突然変わっている!? まさかこの娘…ナルシストなのかっ!?
 そう言えば、1番にも『月は静かに 海を引き寄せて そっと口づけしたいの』と言う歌詞が出てくる。しかし…我々人間には、他人の心を覗く事は出来ない。そして、月までの距離は、最も近い時でおよそ36万km。当然、ここまで潮が満ちた事は、過去一度も無い。つまり、実際月は、海に口づけしたことはないのだ! となれば、本当に月が海に口づけしたいのかどうか、『海』には知る事が出来ないハズなのだ! なのにこの娘…何故、そんな事が言い切れるのだっ!? 嗚呼、科学的にとってもいい歌なのに、論理的にこんな欠陥があるなんて…っ!!  でも、ボクはキミを見捨てないよ!!(何」
「(下校中にて)先日の下校中、とても不思議なオバサンに出会った。 その日駅についた時、ちょうど電車が来ていたので、急いで駆け込んだ。駆け込んだあと、ドアの目の前に立っていると、すぐ横の席に座っていたオバサンから『ここは、○○ですか?』と声をかけられた。全く別の場所だったので、『いえ、全く違います』と答えると、『じゃぁ、××?』との質問。『ええ、そうです』と答えると、そのオバサン、なんと… 『じゃぁ、降りないと』と言って、電車から慌てて飛び出した! ちょ、ちょっと待て、オバハン! あんた…ここで降りるつもりだったんなら、最初の『○○ですか?』と言う質問は不要なんじゃないのか!? ××で降りるつもりだったんだから、『ここは××ですか?』と聞くだけで済むじゃないか! 一体、何のために最初の質問をしたんだっ!?」
「(某テレビショッピングにて)以前にも書いたが、ワタクシはテレビショッピングを見るのが好きだ。で、先日見ていたテレビショッピングでは、歩きやすい靴を紹介していた。足を最も健康的な形に矯正し、通気性に優れ、歩きさすさ抜群らしい。と、そこで、歩く事を目的としている協会が登場。みんな歩くのが大好きで、『靴の事を知り尽くしている』と言う紹介がなされた。その人たちも、この靴を利用しているとの事。ここで、その協会の人たちの感想が流れる。
『とても軽くて、歩きやすい』『軽いから、疲れにくい』
しかしその直後、これを設計したと言う医者が登場。そして宣言する。
『この靴、実は重いんです』
実はこの靴は、重い故に、逆に軽く感じてしまうんだそうだ。足を前後に振る時、重い方が動かしやすいため、軽く感じるらしい。
だが…ちょっと待てよ。確か、この協会の人たち、最初にこう紹介されてたよな…?
『靴の事を知り尽くしている』人々、と。なのに、『軽くて、歩きやすい』と言っている! 『軽く(感じ)て、歩きやすい』と言う意味ならまだいい。だが、次の人は、『軽いから、疲れにくい』と言っているんだぞ!? 『軽い』と言う事が、前提にあり、『疲れにくい』と言う結論を導いているではないか! つまり、少なくとも、この人はこの靴が『軽い靴』だと信じているのだ!
この人たち…全く靴の事を『知り尽くして』いないやん!!」
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