言葉では語りきれない一覧の雑学の部屋
知識の管理人;Qちゃん(本名不明)様

Qちゃん「ようこそようこそ。ここは言葉では語りきれない一覧の雑学の部屋だよ♪
この部屋にあるのは、他の部屋みたいに文章で説明するよりは、表にしてしまった方が簡単に説明できる雑学たち。
他の部屋の雑学の、補足説明的な事もあるかな」
Qちゃん「この部屋の雑学は、他の部屋と違ってときどき更新されるよ。ちなみに、『流行語大賞一覧』以上16個の雑学は2階に移したよ」
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温泉法 別表の二
「温泉法」の第2条第1項と別表には、温泉の定義が記されている。
温泉法第2条第1項によると、
温泉とは、「地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう」である。
別表の一によると、温泉の温度は25度以上。つまり、25度以上なら、ただの水でも「温泉」になる。
あるいは、25度未満でも、別表の二に記されている物質が1つ以上含まれていれば、「温泉」になる。
以下は、その「別表の二」(見やすいように、一部書き換えてあります)。

二 物質
物質名含有量(一キログラム中)
溶存物質(ガス性のものを除く。) 総量一、〇〇〇ミリグラム以上
遊離炭酸(CO二五〇ミリグラム以上
リチウムイオン(Li一ミリグラム以上
ストロンチウムイオン(Sr2+十ミリグラム以上
バリウムイオン(Ba2+五ミリグラム以上
フェロ又はフェリイオン(Fe2+,Fe3+十ミリグラム以上
第一マンガンイオン(Mn2+十ミリグラム以上
水素イオン(H一ミリグラム以上
臭素イオン(Br五ミリグラム以上
ヨウ素イオン(I一ミリグラム以上
フッ素イオン(F二ミリグラム以上
ヒドロひ酸イオン(HAsO2−一・三ミリグラム以上
メタ亜ひ酸(HAsO一ミリグラム以上
総硫黄(S)
〔HS,S2−,HSに対応するもの〕
一ミリグラム以上
メタほう酸(HBO五ミリグラム以上
メタけい酸(HSiO五〇ミリグラム以上
重炭酸ソーダ(NaHCO三四〇ミリグラム以上
ラドン(Rn)百億分の二〇キュリー単位以上
ラジウム塩(Raとして)一億分の一ミリグラム以上
参考文献;温泉雑学メモ【http://www2b.biglobe.ne.jp/~kondo/onsen/html/zatugaku.htm】
(H.KONDO'S B級情報ファイル 内)



ノーベル&イグノーベル賞日本人受賞者一覧
ノーベル賞受賞者一覧
※受賞年順、同年受賞は受賞者の五十音順。受賞理由について質問されても、管理人は知識がないので答えられません。
受賞年名前受賞理由
1949湯川秀樹
(ゆかわ ひでき)
物理学賞中間子の存在の予想
1965朝永振一郎
(ともなが しんいちろう)
物理学賞量子電気力学分野での基礎的研究
1968川端康成
(かわばた やすなり)
文学賞『伊豆の踊り子』『雪国』など、日本人の心情の本質を描いた、
非常に繊細な表現による叙述の卓越さ
1973江崎玲於奈
(えざき れおな)
物理学賞半導体におけるトンネル効果の実験的発見
1974佐藤栄作
(さとう えいさく)
平和賞非核三原則の提唱
1981福井謙一
(ふくい けんいち)
化学賞化学反応過程の理論的研究
1987利根川進
(とねがわ すすむ)
生理学・医学賞多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明
1994大江健三郎
(おおえ けんざぶろう)
文学賞『万延元年のフットボール』など、
詩的な言語を用いて現実と神話の混交する世界を創造し、
窮地にある現代人の姿を、見る者を当惑させるような絵図に描いた功績
2000白川英樹
(しらかわ ひでき)
化学賞導電性高分子の発見と発展
2001野依良治
(のより りょうじ)
化学賞キラル触媒による不斉反応の研究
2002小柴昌俊
(こしば まさとし)
物理学賞天体物理学、特に宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献
田中耕一
(たなか こういち)
化学賞生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発
2008小林誠(こばやし まこと)
益川敏英(ますかわ としひで)
物理学賞「小林・益川理論」と「自発的対称性の破れ」の発見による素粒子物理学への貢献
下村脩
(しもむら おさむ)
化学賞緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見と生命科学への貢献
南部陽一郎
(なんぶ よういちろう)
物理学賞「自発的対称性の破れ」の発見
2010鈴木章(すずき あきら)
根岸英一(ねぎし えいいち)
化学賞有機合成におけるパラジウム触媒によるクロスカップリング
物理学賞7名、化学賞7名、生理学・医学賞1名、文学賞2名、平和賞1名、経済学賞0名、計16個、18名


イグノーベル賞
※受賞年順、同年受賞は受賞者の五十音順。共同受賞の場合はイグノーベル賞公式HP[http://improbable.com/]の掲載順。
 受賞理由について質問されても、管理人は知識がないので答えられません。
受賞年名前受賞理由
1992神田不二宏(かんだ ふじひろ)※1
E.ヤギ、M.フクダ、K.ナカジマ、T.オオタ、O.ナカタ
医学賞「足の匂いの原因となる化学物質の特定」という研究
1995渡辺茂(わたなべ しげる)
サカモト・ジュンコ、ワキタ・マスミ
心理学賞ハトを訓練してピカソの絵とモネの絵を区別させることの成功
1996岡村長之助
(おかむら ちょうのすけ)
生物多様性賞岩手県の岩石からミニ恐竜、ミニ馬、ミニドラゴン、ミニ王女など
1000種類以上に及ぶ「ミニ種」の化石の発見
1997横井明宏(よこい あきひろ)
真板亜紀(まいた あき)
経済学賞「たまごっち」により、数百万人分の労働時間を仮想ペットの飼育に費やさせたこと
柳生隆視
(やぎゅう たかし)
生物学賞「人がガムを噛んでいるときに、ガムの味によって脳波はどう変わるのか」という研究
1999牧野武
(まきの たけし)
化学賞夫のパンツに吹きかけることで浮気を発見できるスプレー「Sチェック」を開発した功績
2002佐藤慶太(さとう けいた)
鈴木松美(すずき まつみ)
小暮規夫(こぐれ のりお)
平和賞犬語翻訳機「バウリンガル」の開発によって、ヒトとイヌに平和と調和をもたらした業績
2003廣瀬幸雄
(ひろせ ゆきお)
化学賞ハトに嫌われた金沢市の銅像の化学的考察
(兼六園内にある日本武尊の銅像にハトが寄り付かないことをヒントに、
カラス除けの合金を開発した)
2004井上大祐
(いのうえ だいすけ)
平和賞カラオケを発明し、人々に互いに肝要なる新しい手段を提供した業績
2005中松義郎
(なかまつ よしろう)
通称;ドクター中松
栄養学賞34年間、自分の食事を撮影し、食べた物が脳の働きや体調に与える影響の分析
早坂洋司
(はやさか ようじ)
生物学賞131種類のカエルがストレスを感じているときに出す特有のにおいを全て嗅ぎ分けてカタログ化した骨の折れる研究
『においを発するカエルの分泌物の機能と系統発生的意義についての調査』の業績
2007山本麻由
(やまもと まゆ)
化学賞ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出した研究
2008中垣俊之(なかがき としゆき)
山田裕康(やまだ ひろやす)
小林亮(こばやし りょう)
手老篤史(てろう あつし)
石黒章夫(いしぐろ あきお)
認知科学賞単細胞生物の真正粘菌にパズルを解く能力があったことの発見
2009田口文章(たぐち ふみあき)
(中国人研究者Song Guofu,
Zhang Guangleiと共に受賞)
生物学賞ジャイアントパンダの糞から抽出したバクテリアを用いて、生ゴミの90%以上を減らせることを示した研究
2010中垣俊之(なかがき としゆき)
手老篤史(てろう あつし)
Seiji Takagi
Tetsu Saigusa
Kentaro Ito
Kenji Yumiki
小林亮(こばやし りょう)
(イギリスのDan Bebber、Mark Frickerと共に受賞)
交通計画賞単細胞生物の粘菌が、最適な鉄道網を設計できることの発見

※中垣教授らは2008年に続いて2度受賞しました。
計17個、35名

※1;イグノーベル賞公式HPにも、他のサイトにも、「神田不二宏」あるいは「H.Kanda」としか掲載されておらず、名前の読みがわかりません。知っている方教えてください。↑戻る
※2;1994年に日本の気象庁に「地震はナマズが尾を振ることで起こるという説の検証」という7年間にわたる研究に対して物理学賞が送られましたが、のちにこのような研究は行っていないことが判明し、棄却されました。

参考HP;Improbable Research【http://improbable.com/】(イグノーベル賞公式HP)


47都道府県の語源一覧







北海(道)調査中
青森商港として開港した際、浜一面に青々と松が生えた小高い丘があり、船乗り達がこれを目標にして「青森」と呼んでいたため。
秋田アシが生えている地を指すアイヌ語のアギから来たとする説と、戦国時代の勢力者・秋田城介(あきたじょうのすけ)から来たとする説がある。
岩手昔、この地で乱暴な鬼が人々を苦しませていたが、三ツ神という石の神に取り押さえられた。鬼は2度とこの地に戻らないと約束し、その証として岩の上に手形を残した。この岩の手形を記念して、この地を岩手としたため。
山形『和名抄』に「山方(やまがた)郷」とあり、ここから来た。では何故山方郷とあるのかというと、「山県(やまあがた)」と書かれた古文書があり、そのアが抜けたとする説と、「山の方」だから「山方」とする説とがある。
宮城「宮城」とは塩釜神社や志波彦(しわひこ)神社の鎮座する神聖な地の意味であるとする説、朝廷の直轄地・屯倉(みやけ)が転じたとする説、陸奥国府である多賀城にちなむとする説、などがある。
福島現在の福島盆地は昔は湖であり、中央部に現在の信夫山(しのぶやま)が吹き出したから"吹く島"になったとする説、吹き出したため信夫山が湖に浮かぶ島のように見えたことから"浮く島"になったとする説、がある。



茨城この地方に咲き乱れるイバラ(ツル性の植物)から来たとする説、黒坂命(くろさかのみこと)が賊を滅ぼしイバラで城を築いたからとする説、などがある。
栃木豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が下野(しもつけ)を統治したとき、紀国(きのくに)の風物に似た太平(おおひら)山付近を眺めて「遠津紀国(トオツキノクニ/遠い紀国)のようだ」と呟やき、それがトチギ(トオツキノクニ→トオツキ→トツキ→トチギ)に転訛したとする説、単にトチの木(植物)に由来するとする説、などがある。
群馬古く車評(くるまのこおり)といい、クルマ→グンマと転訛した。
埼玉廃藩置県以前、現在の埼玉は武蔵国に属し、武蔵国府は多摩にあった。現在の埼玉県行田(ぎょうだ)市は多摩の前(さき)にあるため、タマのサキ→サキタマ→サイタマとなった。
千葉「千葉」とは「色々な植物」の意味。昔、千葉の花盛りの頃に花見に来た天女の衣を国主が盗み、その天女を妻として子孫代々栄えたので千葉と称したとする説、葛飾にかかる枕詞「千葉の」から来たとする説、がある。
東京慶応4(明治元)年7月、明治天皇の詔書「江戸は東国大一の大鎮、四方輻輳の地、宜しく親臨以て其の政を視るべし、因って自今江戸を称して東京とせん」による。ちなみに、最初はトウケイと呼んでいた。
神奈川水源のハッキリしない川があり、それを上無川(かながわ)と呼んだためとする説、鉄分を含んだ水が流れる金川(かながわ)から来たとする説、などがある。ちなみに、「神奈川」とはもともと東海道の宿の名前であり、それが廃藩置県の折に県名となった。



新潟信濃川河口の新しい潟(かた/湾がなんらかの理由で外海から隔離され湖沼になった地形)を利用して立派な港町が出来たため。
富山富山平野は、呉羽(くれは)山で二分される。廃藩置県以前、現在の富山県は越中国に属し、越中国府(現在の高岡市)から見て呉羽山の外側にあることから「外山(とやま)」と呼ばれ、それが県名となったため。
石川県内で一番長い川が手取川であるが、手取川は洪水のたびに多くの砂礫を運んだ。それがまるで石の川のように見えたことから。
福井福井城の天守閣のそばに「福の井」と言う名の井戸があり、それが由来となった。
長野古くは、現在善光寺がある箱清水の南にある村の名前だった。善光寺が水内郡からは越水に移り、付近の村が発展。江戸時代には江戸に面する駅路となり、この中心地として栄えたため、廃藩置県の折に村の名前を取って長野県と称した。
岐阜もと井ノ口と称した。斎藤道三が井ノ口城を土岐氏から奪い、その孫・竜興(たつおき)が織田信長に滅ぼされて井ノ口城に信長が移った。信長が沢彦和尚に命名を乞い、岐阜とした。これは周(古代中国の王朝)の王である文王が住んでいた岐山に由来する。
山梨むかし、山梨岡近辺はナシの主産地だったため、廃藩置県以前から郡名として用いられ、それがそのまま県名となった。
静岡現在の静岡市葵区にある賤機山(しずはたやま)に由来する。
愛知現在の名古屋市南区の辺りに、アユチと呼ばれる場所があった。アユチがやがてアイチとなり、この地方全域の名前となった。



滋賀アイヌ語で「大きな崖の上」を意味するシカから。現在の志賀山あたりの地形に基づく地名。
三重昔、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が伊吹地方平定の際、毒気に当たり、いまの四日市で衰弱が酷くなり、脚を「三重の曲がり」(くねくねと三つに曲がった餅菓子)のようになったと嘆いたため。
京都「京」はミヤコと読み、首府の意味(もともとは高台の意味であったが、高台に作った宮殿の意味になり、さらに首府の意味になった)。「都」は人が集まるところの意味。よって、「人が集まる首府」→「京都」となった。
奈良宗神(すじん)天皇の10年、山背(やましろ)国で起きた埴安彦(はにやすひこ)の乱を討伐に向かった官軍が、山背と大和の国境にある丘に駐屯し、その丘を踏み均した(ふみならした)ために「なら山」と名付けられ、のちに県名となった。
和歌山もとは「岡山」と呼ばれていて、オカヤマ→ワカヤマ(若山、和歌山)と訛ったとする説、近くの和歌浦からとって和歌山としたとする説、などがある。
大阪調査中。もとは「小坂(おさか)」と呼んでいたらしい。
兵庫六甲山は昔「武庫山」と呼ばれ、武庫→兵庫(武と兵の意味合いが似ていることから?)となったとされる。六甲山が何故「武庫山」だったのかと言うと、神功(じんぐう)天皇が六甲山に兵器を埋めていたから「武庫(武器庫の意)」と呼ばれたとする説、この地域は大阪から見て「向こう」にあるので「武庫」と呼ばとする説、がある。



鳥取垂仁(すいにん)天皇がその皇子・誉津別王子(ほむつわけのみこ)が成人しても言葉が喋れないことを嘆いていたとき、皇子が白鳥を見つけ「これはなんだ」と言った。天皇は喜び、その鳥の捕獲を命じ、天湯河板挙(あまのゆかわたな)が現在の鳥取県(島根県という説もある)で捕獲。「鳥取部(ととりべ)」の称号を得ると同時に、その地を鳥取と呼んだ。
島根現在の島根県は昔、本州から切り離された島だった。『出雲国風土記』によれば、八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)の国引きにより引き寄せられた島なので「嶋根」と呼んだとされる。現実には、斐伊(ひい)川が運んだ土砂により、島だったところが陸続きとなり「嶋根」と呼ばれるようになったと考えられている。
岡山昔、この地域にある小高い丘を「丘山」と呼んでいた。天正元(1573)年、宇喜多直家(うきたなおいえ)が、この地方に現在の岡山城を築いたとき、この地域を「岡山」と呼ぶようになった。
広島毛利輝元(もうりてるもと)が太田川の三角州に城を築いたとき、毛利氏の祖である大江広元(おおえひろもと)の「広」と、築城に功績のあった福島元長(ふくしまもとなが)の「島」を取って「広島」と名付けたとする説、その三角州が広い島に見えることから、毛利輝元が「広島」と命名したとする説がある。
山口現在の周防(すおう)にあった吉之岐(よしき)国は、東に天神山、北に鼓山、西に高峰と三方を山に包まれ、その中央(現在の阿武郡)に山の出入り口があった。その山の出入り口付近を「山口」と呼び、それがのちに地域全体の名前となった。



香川讃岐国の樺河に樺の木が生えていた。川岸に花が咲き、その匂いが川に移り香気を放ったことから、「香川」と呼ばれるようになった。
徳島昔は渭津(いのつ)と呼ばれていた。天正13(1585)年、阿波の国主となった蜂須賀家政はここに城を築いた。その際、渭津にある徳島という地名をとり、渭津を「徳島」と改めた。ちなみに、廃藩置県直後の約5年間、この地域は「名東県(みょうどうけん)」と言う名前だった。県庁が置かれた現在の徳島市が、名東郡に属することが由来。
愛媛『古事記』の「国生み」の項にある「伊予(いよ)国を愛比売(えひめ)と謂ひ…」という文章に基づく。
高知この地方は、鏡川と江ノ口川の間にあるため、もとは「河中」「河内」と書いてコウチと呼んでいた。のちに、大高坂山(河中山)に山内一豊(やまのうちかずとよ)が城を築いたが、慶長15(1610)年、「河中」の字を嫌って竹林寺(ちくりんじ)の空鏡上人が同音の「高智」に改めた。






福岡慶長5(1600)年に黒田如水(じょすい)と長政(ながまさ)父子がこの地を領した際、「福岡」と命名した。黒田家はもともと備前の福岡で興隆の基を築いたので、その地名を取ったと。
佐賀もともと「樟(くすのき)の栄える国」の意味で「栄(さか)」と呼んでおり、のちに「佐嘉」と書かれるようになった。
長崎鎌倉時代、この地に長崎小太郎重綱が城を築いたため「長崎」となったとする説、長い岬状の地形であったあったから「長崎」と呼ばれたとする説、がある。後者の方が有力であり、長崎氏はその地名を姓としたとされる。
大分もともとは「大きな田」の意味で「碩田(おおいた)」と呼んでいた。「於保伊多」とも書いた。景行天皇がこの地の広大な田を見て「おおき田」と言ったのが起こりとされる。
熊本肥後の名族である菊池氏の祖、則隆(のりたか)が鞍岳観音に詣でたとき、夕日が濃く隈取る地を「隈本」と名付けた。のちに加藤清正(かとうきよまさ)が「隈」を勇壮な感じの「熊」に改めた。
宮崎神武(じんむ)天皇を祀る神宮(現在の宮崎神宮)から見てその前方(つまり先)に位置する地域なので、「宮の先」→「宮崎」となった。
鹿児島調査中
沖縄「遠い場所」を意味する「とおきなわ」が由来とする説、泊(とまり)村の大安里という人が本島の岸辺で漁をして釣り縄を置いて行ったので「置き縄」と呼んだとする説、などがある。

参考文献;『日本の民話』(研秀出版、1981)
2004年3月12日カウント開始 inserted by FC2 system