〜〜〜〜カービィ探偵団!お遊び教室殺人事件!問題編!(後編)〜〜〜 〜

 容疑者リスト
 ケケ
 ノディー
 バウンシー
*:さて,いよいよ後編!ずばっと犯人を当てて下さい!
*:必要無いかもしれませんが,念のため,前回のあらすじを書いときます。

     前回のあらすじ
 アドレーヌの頼みで,一緒にお遊び教室の体験入学に来 たカービィ一行。そこで,占い通りに殺人事件に遭遇。警察が呼ばれ,あっとゆうま にバグジー警部と口論。しかし,カービィ一行の勝ち。事件推理ができるようになっ た。が,警察も探偵団も捜査行き詰まり。困り果てていたら新たな殺が・・・。

 では,アドレーヌの最後の決めゼリフから後編を始めます。
 それでは後編の始まり始まり〜・・・。



アドレーヌ「まってなさい!ゲーマーデウン!絶対に捕まえてみせるから!『* 博士号の誇りにかけて!』」 
クー「・・・ん?決めゼリフが違くないか?」
アドレーヌ「うん,前のはちょっと長かったし・・・」
クー「しかし,博士号って・・・アドレーヌ・・・ほんとはすごい人なのか?」
アドレーヌ「あたりまえでしょ〜。でなきゃ,14歳の身でこんなとこに居ないわ よ!」
クー「まあな」
 いっておきますが,これは作者,黄黒の勝手な設定なので気にしないように。
 *=博士号とは,その名のとおり博士の免許のようなものです(実は自分もよ く知らない)。
 そのあとすぐにカービィが戻ってきた。
カービィ「みんなをつれてきたよ〜!」
クー「あ,やっと来たか」
バグジー「こんどはどいつだ〜?」
アドレーヌ「ハボキ先生です」
バグジー「なに〜!?」 
ノディー「ああ・・・ハボキ先生!」
バウンシー「そんな〜」
バグジー「くっそ〜」
スパーキー「しかし,ハボキさんとラララさん・・・共通点といえばこの学校の 教師とだけ・・・となると次に狙われるのは」
 全員,今のひと言で考えたことは同じだった。そう,次に狙われるのは・・・ 。
ノディー「そんな・・・・・」
バグジー「だが,それしか考えられん!」
 そう,次に狙われるのはノディー先生。
ノディー「・・・・・・・・・」
 ノディー先生は声も出ないらしい。まあ,あたりまえだが。
バグジー「よし,完全ガードだ!」
ノディー「え」
 しかし,どこの世界にも必ず頭のいい奴ってのはいるんだよな。そして,そい つはココにもいた。
クー「ちょっと待って下さい!」
 と,クーが言った。あ〜あ,あまりバグジー警部を刺激しない方が・・・。
バグジー「なんだ?」
クー「いくらここの教師が順々にころされてるからって,次に狙われるのはノディー 先生と考えるのはちょっと単純じゃありませんか?」
バグジー「・・・・・まあ,それはそうだがな,ここは念のためにも・・・」
クー「まあいい・・・好きにしろ」
バグジー「よし,完全ガードだ!」
ス&ユ「アラエッサー!」
バグジー「その前に,アリバイとっとけ!」
ス&ユ「アイアイサー!」
バグジー「よし!行け!」
ユ&ス「イエッサー!」
アドレーヌ「なんか,ある意味すごいチームワーク・・・・・」
バグジー「あたりまえだろ」
カービィ「じゃ,現場検証,現場検証」
クー「・・・・・・・・」
  現場検証開始!
 さて,第二の現場検証!この検証で犯人を当てて下さい!
バグジー「どうやら,死因はこの上に乗っている辞書による圧迫死だな」
カービィ「そんなのは一目同然!」
アドレーヌ「カービィ,あんまりはしゃがないの」
カービィ「はしゃいでない」
アドレーヌ「そう?」
クー「・・・・・・・・・」
バグジー「しかし,こんどはパンジーと辞書・・・・・この人は押し花の教師な のか?」
アドレーヌ「すご〜い!バグジー警部,意外と頭よかったんだ」
バグジー「意外?」
アドレーヌ「いえ・・・・・なんでもありません」
クー「・・・・・・・・・」
カービィ「あれ?ハボキ先生,こんな口紅持ってたっけ?」
アドレーヌ「口紅?」
カービィ「ほら」
アドレーヌ「本当だ〜・・・」
クー(口紅?・・・口紅か?これ)
アドレーヌ「あら?パンジーに混ざってなんか白い小さな花びらがハボキ先生の 手から出てる・・・なにかしら?これは・・・・」
クー「マーガレットだな」
カービィ「え?」
アドレーヌ「本当だ〜・・・言われてみれば」
クー「しかも,この握り方だと,犯人が持たせたんじゃないな・・・おそらく, ハボキ先生がわざと握ったんだ・・・そうなるとこれは・・・」
探偵団「ダイイングメッセージ」
 探偵団,これはラッキーと言う訳で,マーガレットが誰を示しているのかを一 生懸命考えてる。さて,君達はわかるかな?
 そこに,ユーフォー達が帰ってきました。
ユーフォー「警部!アリバイ取れました!」
バグジー「おお,どれどれ」
カービィ「今度は見てもいいよね?」 
 カービィがにたにた笑いながらバグジー警部の方へ近づいて来た
バグジー「・・・・・しょうがねえな・・」
カービィ「わ〜い」
アドレーヌ「どれどれ?」
 さて,ではこれがアリバイ表。
『死亡推定時刻は休み時間が終わるころ。大体12時ちょっと過ぎ。そのころノデ ィー先生は放送室でチャイムをならしていて,大体その時間が30びょうほど,そのあ と教室で占い器具の掃除をしていたらしい(何回掃除してんだこの人は・・・)。そ の時間はほんの1分そこら,そのあとすぐに職員室に戻っている。こんな短時間では 人を圧迫死させるのは無理。よって,ノディー先生のアリバイは成立。次にバウンシ ーさんだが,この人は休み時間中,ずっと占いをしていたらしく,アリバイは無し( 何回占ってるんだこの人は・・・)。そして,ケケさんはバウンシーさんと部屋は違 うがずっと占いをしていたらしい。よって,ケケさんのアリバイは無し』
ユーフォー「これが,アリバイです」
バグジー「そうか・・・そうなると,やはり犯人はケケさんかバウンシーさんだ な!」
バウ&ケ「え!?」
バグジー「よし,みっちり調べるぞ!」
ユーフォー「イエッサー」
バグジー「スパーキーは現場を調べてろ!」
スパーキー「アラエッサー!」
カービィ「じゃ,現場検証再開!」

   現場検証再開!
 さ〜て,現場検証が再開された!みんな頑張って推理してね!
カービィ「さてと,さっきどこまでいったんだっけ?」
アドレーヌ「ゲーマーデウンは,マーガレットと関係のある人ってとこまでいっ たはず。そうよね?」
クー「ああ」
カービィ「ん〜?」
アドレーヌ「この辞書で圧死されたのよね」
クー「ああ」
アドレーヌ「う〜ん」
カービィ「パンジーをばらまいたのは見立てるためかな?」
スパーキー「そうだと思う」
クー「それか,このマーガレットをごまかすためか」
アドレーヌ「でも,それだったらマーガレットばらまいた方がいいんじゃないの ?ほら,木の葉を隠すなら森に隠せって」
クー「いや,見てみろ。この教室にはもうマーガレットがないだろ?だから,パ ンジーにしたんだよ」
スパーキー「でも,犯人は・・・ゲーマーデウンはなんでマーガレットを取らな かったんでしょう?」
クー「いや,右手のはなんとなくマーガレットをむしったってかんじがある。き っと,左手にあるのに気が付かなかったんだ」
スパーキー「なるほど」
カービィ「きみ,いまゲーマーデウンって言ったよね?」
スパーキー「まあ,ちょっとしゃれて(?)」
 きっと,カービィとアドレーヌは『勝利!』って考えてるでしょうね。ひょっ としたらクーも・・・(それはないか)。
アドレーヌ「ちょっとわたし聞き込み調査してくる」
カービィ「え?・・・いってらっしゃい」
アドレーヌ「いってきます」
クー「・・・・・」
スパーキー「・・・・あ,聞き込み調査は多分無理です」
アドレーヌ「え?なんで?」
スパーキー「なぜなら,バグジー警部とユーフォーが,みっちり聞き込んでいる から♪」
アドレーヌ「あ・・・そう」
 アドレーヌ,すこしがっかりしてる様子。でもくじけずに聞き込み調査にいっ た。
スパーキー「いっちゃいましたねえ・・・バグジー警部を怒らせなければいいの ですが・・・」

 ここは,この学校の多目的室。みっちり聞き込んでる。すごい顔で・・・・・ 。
アドレーヌ(うわ〜・・・ちょっと恐いかも・・・入るのやめとこ・・・)
 え?それじゃあ,聞き込み調査できないじゃん。
アドレーヌ(あとで,バグジー警部の結果聞けばいいね♪)
 せこい・・・・・。
アドレーヌ「なんか言った?」
 いえ,なにも。
アドレーヌ(さてと,じゃあ,今までわかってるので推理しましょ・・・。えっ と,まず最初に気になるのが,最初の殺人のトランプ。なんであんなにまき ちらしたのか,そこが謎よね・・・あんなことしたって,時間の無駄だし・・・。そ して次が,第二の殺人が圧迫死ってこと。人を圧死させるのには,最低でも 4〜5分。そんなことしたら,見つかっちゃう可能性もある・・・・・。そして,ハ ボキ先生のダイイングメッセージ・・・。そして最後がハボキ先生の謎の 口紅・・・。これらをつなぎ合わせれば,必ず犯人はわかるはず・・・・・。し かし,どうしてゲーマーデウンはこんなに変な殺人方法を?・・・・・あら ?ちょっとまって,なんであんなことが?・・・・・!まさか犯人は・・・でも,あ の人とマーガレットって・・・!そうだたしか・・・・!わかった!あのダイイング メッセージと,犯人が!いそいで知らせなきゃ!)
 さあ,アドレーヌは犯人がわかったみたいですよ!みなさんはわかりましたか ?(太字のところがヒントだよ♪)

 さて,ここは押し花教室。ここにはまだカービィ達がいる。
  ばんっ! 
 と,アドレーヌがすごい勢いでドアを開けた。 
カービィ「あ,おかえり」
クー「どうした?恐い顔して」
スパーキー「このはやさだと,聞き込み出来ませんでしたね?」
 が,そんな質問はおかまいなしにアドレーヌが言った。
アドレーヌ「わかったわ!この事件の真相が!」
カ&ク&ス「ええ〜〜〜〜〜〜!!??」
アドレーヌ「はやく多目的室に!」
クー「あ・・・ああ」

 多目的室。
 ばんっ!
 と,アドレーヌがまたまたすごい勢いでドアを開けた。
バグジー「お?なんだ?スパーキーまで」
スパーキー「えっと,その・・・」
アドレーヌ「この事件の犯人がわかったんです」
一同「ええ!?」
バグジー「それは,本当か!」
 みんな驚いている。
バグジー「推理合戦に負けたくないからって,でまかせ言うなよ」
アドレーヌ「わかってます」
 アドレーヌは推理ショーにはいった。
アドレーヌ「さて,今回の犯人はハボキ先生が教えてくれました」
バグジー「またダイイングメッセージか」
アドレーヌ「そうです」
バウンシー「また?」
クー「前回の事件でもダイイングメッセージがあったんですよ」
バウンシー「ふ〜ん」
カービィ「やっぱり,あのマーガレットが?」
アドレーヌ「そ!これは,ハボキ先生が握っていたマーガレットです」
 と,アドレーヌはみんなに見せた。
ケケ「それが・・・」
ノディー「ダイイングメッセージ?」
アドレーヌ「そうです」
 さあ,やはりマーガレットはダイイングメッセージだった。でもなんで?
ゲーマーデウン(そんなばかな!奴が握ってたマーガレットは,全部取ったはず ・・・。まさか,反対の手にもあったのか!?そんな・・・。でも,証拠は何1つ残 してないはず・・・・。なのに,なんだ・・・奴の自信に満ちた笑みは・・・)
バグジー「で?誰なんだ?そのマーガレットが指し示す犯人と言うのは・・・」
アドレーヌ「はい,このマーガレットが指し示す犯人・・・それは・・・」
 と言いながら,アドレーヌはある人物に向かって歩み寄った。
アドレーヌ「ほら,あなたの花ですよ」
 と,その人物の前にマーガレットを置いた。
ゲーマーデウン「!?」
カービィ「その人が!?」
ユーフォー「この事件の犯人!?」
アドレーヌ「そう,ハボキ先生とラララ先生を殺 した真犯人は,あなただ!
   〜〜〜〜カービィ探偵団!お遊び教室殺人事件!解答編!に続く〜〜〜〜

   ・・・・・あとがき・・・・・

 こんにちは!黄黒です!
 今回,前編と後編にわけたわけですが,なんかわけなくてもよかったかな〜? ま,前みたいに苦情もらうよりいいか。
 さて,今回の犯人は計画性があり,とても慎重です。しかし,うっかりちょっ とした『ミス』をしています。それを見つければ,後はもう簡単です。一瞬にして犯 人がわかってしまいます。ではヒントです。
 ヒント1:マーガレット
 ヒント2:口紅は何の道具?
 ヒント3:32-1134222-162
 さて,ヒントはこのぐらいです。頑張って下さい。(ヒント3はまた例によっ て暗号文)
 え?小説の中に不審な点がいくつかあった?な・・・何のことかな?え?しか も,それが隠し文章になっていた?さ・・・さあ?知りませんねぇ・・・。え?しか も,事件推理のヒントだった?さぁ,なんのことでしょう?知りませんねぇ。
 さてと,それでは,犯人がわかったら↓のところにメールを送って下さい。ま ってます!

 ここだよ!>kiguro@livedoor.com
 では,今回はこのへんで!

 おまけの顔文字コーナー(謎)(「「)じ〜〜・・・・・・

    作:黄黒真直

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