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「(電車内での会話にて)また今日も、下校中の電車内で、人々の会話を立ち聞きしてみた(もうそろそろ、危険な領域です)。今日のターゲット(?)は、すぐ近くにいた女性と、その娘さん。女性の年齢はわからなかったが、娘さんの方は、会話内容や言動から推理したところ、おそらく3〜4歳だろう。さて、その子は何度も母親に『どこで降りるの?』と聞いていた。母親がそのつど、『○○駅だから、あと○駅ね』と受け答える。 しばらくすると、また子どもが母親に質問をする。『ここで降りるの〜?』『ううん、ここは××駅だから、この次ね』『××駅〜?』『そう。ほら、あすかちゃんのママが住んでて…あすかちゃんのお家があるところ』 …いや、当たり前やがな。家無かったら、『あすかちゃんのママ』はどこに住んでるねん。って言うか… 肝心の『あすかちゃん』は、いずこ…
「(某ゲームにて)最近のゲームには、『○○才以上対象』と書かれたものがある。ある一定年齢以下には相応しくない表現が出るゲームに、このような表示がなされるのだ。そして、我が家にあるゲームにも、ちゃんと付いているが、そのほとんどが『全年齢対象』。しかし、いくつかそうじゃないものもある。そのうちの1つに、『15才以上対象』の物がある。しかし、これと言った暴力シーンも、難しい言葉も出てこない。なんでかな、と思い、そのゲームのホームページで調べて見ると…『「非合法な飲酒・喫煙」の表現により15才以上対象となっています。』との事。そう言えば、そんなシーンがあった。このゲームは、主人公が探偵になって、とある学園で起こった殺人事件を調査する、と言うストーリーなのだが、その学園の学生が、未成年の癖にタバコを吸っていた。確かに、これは非合法ではあるのだが…。 実は、このゲームは第2作。そして、第1作は、全年齢対象だ。確かに、非合法な喫煙シーンは無かった。だけどね…どっちにも、非合法な殺人と言う表現があるのだが? まぁ、殺害シーンはないけどさ」
「(某ドーナッツ屋にて)先日、自転車で少々ばかり遠出した。そこで、某ドーナッツ屋を発見。名前は聞いたことがあったが、実物を見るのは初めてである。いつもは、固有名詞(特に商標)は出さないように気をつけていたが、今回は店の名前に突っ込ませてもらうため、書かせてもらう。店の名前は、『ミスタードーナッツ』。奇妙なライオンが登場するCMで、名前ぐらいは知っていた。『へぇ、こんなところにあるのか』と、看板を眺めていると、ふと気が付いた。その店には、『ミスタードーナッツ』が英訳され、『mister Donut』と書かれていたのだが…。 この綴りだと、『ドーナッツ』じゃなくて、『ドーナッ』だろうがっ!! 『ツ』なら、最後は『ts』だっ!! そして、この『s』とは、その物が2つ以上ある事を意味する。つまり、『t』で終わっているこの店には…ドーナッツが1つしかないことになるのだ!! よく潰れないなぁ…!」
「(某人物たちの会話にて)ここ最近、他人の会話を盗み聞きする癖がついた。ワタクシは、昼休みに教室を出て、第2校舎(だったと思う)で1人、弁当を食べているのだが、その第2校舎、2階に女子更衣室、3階に図書室、そして2階及び3階にいくつか部室が存在するため、人の往来が激しい。そんな中、男女4人組の会話が聞こえてきた。 その日は、ものすごく寒かった。ものすごく寒かったため、男子の1人が言った。 『さ〜み〜!!』 すると、それに女子が答えた。 『うちらミニスカだぜ!? マジ寒いし!』   …いや、じゃぁ長くすりゃ良いじゃねぇかよ!! 何をわざわざ、ミニスカートはいて寒がってるんだっ!?  嗚呼、女心と言うのは、全く理解できない…!」
「(我が校の始業式にて)先日、いよいよ1年度の最後の学期、3学期が始まった。その始業式では、言うまでも無く、校長先生のありがた迷惑な長話が出る(失礼)。そして、新学期最初の校長先生の長話は、もちろん『明けましておめでとうございます』で始まったのだが…その、次。少し話したあと、こんな事を言った。  『今年こそは酉年です』  ‥いや、意味がわからないって、校長!! ついにおボケになられたかっ!?(滅茶苦茶失礼」
「(某マンションにて)先日、父に頼まれ、駅2つ分ほど離れたところに住む父の仕事仲間の家へ、届け物をしに行った。その人の住んでいるところは、とあるマンションの一室。父に地図も書いてもらったので、難無く到着した。そして、自転車を降りてマンションの入り口に近付いた。と、そこにあった張り紙に気が付いた。そこには、こう書いてあった。  『安全のためロビーやろうかを自転車でとうれません』   …もう突っ込むまでも無いだろう。『とうれません』じゃなくて、『とれません』だろうがっ!! 小学校で習う事だぞ!? っつーか、『通』ぐらい漢字で書けよ! しかも、なんか文章変だし! 『安全のため…とうれません』じゃなくて、『安全のため…とうらないでください』じゃないのかっ!?(もちろん、正しくは『とお』で) 第一、ロビーや廊下に自転車で乗り込む奴がいるのか!? ボク、今、この入り口に来るために、階段上ったんですけどっ!? 裏口があるのかっ!?」
「(キグロのぼやきin名古屋)実は、キャンプ中は興奮していて、ネタを思いついても、メモし忘れる事がしばしあった。故に、ほとんどのネタを消失してしまい、キャンプ中の突っ込みは、もう無い。いよいよ、名古屋編、第9弾にして、ラストの突っ込みだ。 名古屋駅で、我々14名+2名(引率の方)は、バラバラになった。ワタクシと同じ方面の者は数名いたが、そのうちの何人かが名古屋観光へ行き、ワタクシを含め、3名が同じホームに立った。しかし、3人とも乗る電車は違った。 やって来た電車…新幹線用電車に1人ずつ乗り込んで行き、ワタクシはホームに1人きりになった。その数分後、ワタクシの乗る電車が来る。それに乗り込み、席へと座った。そこで、キャンプ中に渡されたアンケート用紙に、記入をする。簡単に記入を終え、窓サッシに頬杖をつき、今回のキャンプの事をボーッと思い出した。 魅力的な実験、素晴らしい講義、面白い教授の方々と、大学生の方々。そして、個性豊かな13人の参加者たち。多くの人と、事のおかげで、ボクは楽しい3日間を過ごす事が出来た。短いけれど、限りなく濃密な3日間を過ごす事が出来た。出来る事なら、またいつか、全員で集まり、楽しい時を過ごしたい。そんな事を思いながら、この3日間を回想していると、少しずつ意識が遠くなって行き……      トントン 誰かが、肩を叩く。ワタクシは、意識を取り戻す。すると、遠くの方で、オジサンの声がした。  『お客さん。終点ですよ』    ………やったゼ!! オレはついに、東京の地を踏んだぜっ!!(注;東京都に来た事はあるが、東京駅のある千代田区に来たのは、多分初めて)  慌てて乗り換えて、引き戻してきました。 言うまでも無く、違法行為です(多分、鉄道営業法違反)  ・・・。こうして、ボクの楽しい3日間は終わりを告げ、ボクは再び、現実の世界へと引きずり出された。何を隠そう…翌日から、学校の講習があるのだ。     …体力続かねぇよ!!」
「(キグロのぼやきin名古屋)キャンプでは、参加者14人で1つの部屋に集まって、(勝手に)ワイワイ騒いで遊んでいた。その時、ふと、みんなの『見た目の年齢』の話題になった。と言うのも、本人は高校1年だと言っているが、どうしても3年生にしか見えない人が、1人、いたからだ。彼には悪いが、ボクも初め、2年生か3年生だと思った。そして、そこから発展して、『○○は○年生に見えた』と言う話をどんどんし始めた。そこで、好奇心旺盛なワタクシは、思わず一言。 『じゃぁ、ボクは?』  すると、返って来た返事は…!  『あんたは1年生だよ』『中学生にも見える』『半ズボンはけば、小学生に見える』    ………ヘッ…いいさ…。女に間違われなかっただけ、まだマシさ!!(←しょっちゅう女に間違われる男」
「(キグロのぼやきin名古屋)長かった観光編が終わり、いよいよキャンプ編に入る名古屋編第7弾。大学では、実際の講義さながらの(あるいは、そのままの)講義が行われた。実験室の中にある部屋だったのだが、投影機(プロテクター?)でスクリーンに画像を表示し、それを使いながら先生方が説明を行う。当然、このキャンプで大量にぼやきのネタを探そうと心に決めていたワタクシは、講義と同時に、誤字探し開始! 何か面白い誤字は…と思った矢先、数枚目のスライドでいきなり『(人は)光とどのように係わってきたか』と言う誤字を発見! もちろん、『係わって』ではなく、『関わって』が正しい! よっしゃ、早速誤字発見! と喜んでいたのもつかの間。なんと、その数枚後のスライドでも、誤字が! 『多いな、おい!』と突っ込みを入れるが、まもなく、突っ込みを入れる気が失せるほど、大量の誤字が…。 大量と言うほど大量でもないのだが、探さなくとも見つかるほど、目立つ誤字が多かった。聞くところによると、どうやら忙しかったためか、我々が到着する直前に、徹夜をしてやっとこさ完成させたものなのだそうだ。多忙、直前、徹夜…。なるほど、この3つが折り重なれば、誰だって誤字ぐらいするだろう。 しかし…そう思うと、少しアレだ。ワタクシは、実は大学教授も、面白そうで、将来なってみたいなぁと密かに思っていた。が…ワタクシは、徹夜がダメなのだ。いや、徹夜自体は出来るのだが、次の日、必ずどこかで意識が飛び、爆睡するのだ。そう…だから…ワタクシは、テスト前ほど早く寝る(勉強しろ」
「(キグロのぼやきin名古屋)ネタが意外に多くて、なかなか終わらない名古屋編第6弾。やっと、名古屋観光ラストの突っ込み。 名古屋の電車は、地元の電車と内装が微妙に違う。窓の形や大きさ、つり革の高さ、連結部分、その他諸々…。そんなわけで電車の中を色々見回していると、ふと広告が目に入った。眼科の広告で、なんとレーザーで遠視(だったか近視だったか乱視だったか老眼だったか忘れた)を治すものだという。それの無料説明会をやるので、是非どうぞ、と言う広告だった。暇だったし、ワタクシもメガネをかけていると言う事で、その広告を細部まで読み込む。すると、その説明会で説明をするのであろう医師の名前が書いてあった。そしてその横には、その医師の実績が書かれていたのだが…。  『6年間で4,300眼』  …6年間で4300? ちょと待てよ、と頭の中で計算する。1年は365日だ。6年間と言う事は、即ち2190日間の事である。4300÷2190≒1.9。1日、およそ2眼と言う事になる。1日、2眼…。通常、人間には2つの眼がある。1日2眼と言うことは…1日、たった1人と言う事ではないかっ!! もちろん、いつも同時に両方診るわけじゃないだろうが、だとしても1日2人。12時間に1人!  いや、これが『治した』ってんだったら確かにすごいけど、そこには『6年間で4,300眼』と書かれているだけで、これが診察数なのか、治療数なのか、単位が書かれていないのだ!! どっちなのかで、だいぶすごさが変わってくるぞ! どっちやねん!!」
「(キグロのぼやきin名古屋)年が変わったのに、まだ去年のネタを出し切っていない。が、まぁ良いだろう。マイペースに行こう。 と言う訳で、名古屋編第5弾。前回と同じ、某ファミリーレストラン店内での話。レストランと言う物は、たいてい、テーブルの隅っこに何か広告のような物が置いてある。そして、ワタクシが座った席にも、それがあった。何の気なしに、それを手にとって広告を見てみる。 何故か知らないが、元々あった広告の上に、手書きの広告が貼り付けてあった。クリスマス向けの、ケーキの広告だった。そこには、こんな文字が。  『ご家族や恋人同志でどうぞ』  …もう、言うまでもあるまい。なんだ、『恋人同志』って! 『恋人同』だろうがっ!! 何を志してるんじゃい!!」
「(キグロのぼやきin名古屋)もうすぐ年が変わるのに、まだ今年のネタを出し切っていない。が、まぁ良いだろう。マイペースに行こう。 と言う訳で、名古屋編第4弾。名古屋にて、某ファミリーレストランへ食事をしに行った。サンタクロースの格好をしたウエイトレスから渡されたメニューを開き(しかし、サンタって男なのに、何故女性が…?)、食べる物を探す。ファミリーレストランはあまり利用しないため、どれが美味しいのか良くわからない。とりあえず、メニュー全体を見渡す事に。すると…こんなメニューが、目に飛び込んできた。    『香辣(シャンラー)!! 坦々麺』   …いや、待て。なんだ、この『!!』はっ! なにこれ。何ゆえエクスクラメーションマークがついてるわけ!? 何よ、『シャンラー!!』って。注文する時も、こう言わないとダメなわけ? 『シャンラー!!』って。  …どんな料理か確かめるため、注文しようかとも思ったが、叫ぶのが恥ずかしいので止めておいた」
「(キグロのぼやきin名古屋)さて、旅行に行った最初の2日、23日と24日は、名古屋観光に充てた。まぁ、23日は、午後だけなのだが。そして、23日、ワタクシは名古屋駅の展望台と、名古屋城を見て回った。今回のぼやきはその名古屋城。緑色の屋根が目印(?)の、あの名古屋城だ。そこの入り口に、入場券販売所があった(城だけでなく、城の敷地に入るだけで金を取られるのだ。結構、ケチだ)。そして、その販売所のすぐ真上には、もうすぐ愛知でやる万国博覧会=万博の広告が。万博では、なんと名古屋城のあの金のシャチホコを下ろし、展示すると言う。その広告が、貼ってあったのだ。が、そこには何故か、こんな1文が。   『名古屋城に金のシャチホコが舞い降りる』   …いや待て! 名古屋城にシャチホコって、既にあるから!! 舞い降りるとか降りないとか、そういう次元じゃないから!! 既にあるのに、どこから舞い降りるんだっ!?  …しかし、これ以外の広告にはこの文字はなく、代わりに『金シャチが、地上へ舞い降りる』となっていた。何故、あの一番目立つ広告だけ、こんな意味不明の文章が? 所変われば品変わると言うが、所変われば考え方も変わるのだなぁ」
「(キグロのぼやきin名古屋)前回の続き。キグロのぼやきサイエンスキャンプ編。『in名古屋』と言っても、実は名ばかり。第2弾の今回も、新横浜でのつっこみ。 各駅ごとに10〜20分程度の余裕を持って予定を立てたため、ワタクシが新横浜に着いたのは、実は新幹線に乗る1時間以上も前だった。そのため、暇だったので駅のホームをうろついていた。そして、ふと駅の外を見てみた。ここはまだ、自分の住む県内。しかし、それでもこんなところには滅多に来ない。見慣れぬ風景を眺めるうち、外にある建物の看板が、突如目に飛び込んできた。そこには、こう書かれていた。  『○○ピアノ』   …何故『○○』かと言うと、別にこう書かれていたわけではない。何を隠そう…ボクの、本名だった… しかも、我が母は趣味で個人的にピアノを教えている!(いた、と言うべきか?)  母よ…いつの間に、支部をっ!?(違」
「(キグロのぼやきin名古屋)さて、先日、平成16年12月23日〜27日まで、『サイエンスキャンプ』なるものに参加しました。と言っても、実際に参加したのは25〜27の3日間。初めの2日は、名古屋観光に使った。さて、本当はそのサイエンスキャンプでたくさん突っ込みたかった物の…当初の予感通り、観光中の突っ込みどころの方が多かった。そして今回は、地名が出てきそうなので、我が家の住所がわかるかもしれない(?)。 さて、ワタクシは名古屋へ行くためには、新幹線を使う。名古屋には、新横浜と言う駅から行く。そして、そこの待合室で、ボーッと座りつつ、ぼやきのネタを探していた。すると…待合室の向かいの席に、紙袋を持ったオバサンが登場。無意識にそちらを見ると、我が目に、こんな文字が飛び込んできた。  『龜』  …いや…読めねぇよ!!(しかも、本当は上の部分が『ク』ではなく『|』) 突っ込みてぇけど、なんか突っ込めねぇよ!!  …こうして、ワタクシの一人旅は、スタートを切った」
「(クリスマスにて)雑学の館の管理人として、これだけは言わせていただきたい…。 『クリスマス』は、『Xmas』であって、『X'mas』ではない!!  『XmasとX'masの違いは?』にも書いたが、『X』とは、それ一語でキリストを意味するギリシャ語で、わざわざ省略を意味する『'』をつける必要はないのだ! さらに、ワタクシもつい先日まで勘違いしていたが、『X』は『エックス』ではなく、『カイ』だっ!! 騙されるな、日本国民よ!!」
「(某医薬品のCMにて)飲みすぎた後に飲む、某医薬品のCM。少し痩せた男性が登場し、『この時期、朝まで飲んで次の日後悔するこって、ない?』と質問。一瞬の間を置いて、『俺だけ!?』  でもね…思うんですけど…たぶん、あんただけです。だって…朝まで飲んだら、後悔するのは次の日じゃなくてその日のうちでしょ!?  …いや、飲んだことないから知りませんけど」
「(某オーケストラ風のCMにて)オーケストラ…と言うか、合唱をモチーフにしたCM。その歌は、そのCMで広告したい、製品名なのか社名なのかわからない物を連呼する。すると、それを聞いている1人の初老の男性が、突然泣き出した。その隣に座っている青年は、何故泣いているのか理解できず、『○○ってなんですか?』と聞く。しかし、『シッ(静かに)』と言われ、聞くのを断念。今度は、反対側に座っている女性に『あの〜』と聞くと、またしても『シッ』。背後の人に聞こうとすると、全員から『シッ!』 歌の最後に『知ると運命変わるかも』と言うナレーションが掛かり、CMの最後で、男性が首を傾げながら『○○ってなんだろう…?』と呟く。 ある意味で、ものすごいインパクトのあるこのCM。更に、結局CMの中では○○がなんなのか明かされない。そのため、視聴者側も非常に気になるため、かなり印象に残る。 しかし…それ以上に、非常に気になることがある。それは、あの男性の行動だ。あの男性は、○○を知らないらしい。しかし、他の人は知っているようだった。だが、冷静に考えてみれば、それは至極当然の事だ。あそこは、どう見てもコンサートホール。あそこへ行くからには、それなりの予備知識を持っていくはずである。ならば、この歌で始終連呼される『○○』について、全く知らないで行くのは、明らかにおかしいのだ! おい、おっさん…何故あんたは○○を知らないっ!? 初めは隣の女性が妻なのかとも思ったが、だとしたら、口調が妙だ。初老の男性に話しかける時も、女性に話しかける時も、両方とも知り合いに話しかけるような口調ではなかった! つまり、あの2人は両方とも、男性の知り合いではないのだ。普通、2枚のチケットを同時に取った場合、座席はすぐ隣同士になる。しかし、男性の両隣には、知人がいないのだ! つまり、男性は1人でチケットを取った事になる。 あんた…何故チケットを取っといて、○○を知らないんだっ!?」
「(某預金のCMにて)預金だか貯金だかローンだか知らないが、金融系のCM。男性が、4人の子どもを連れて銀行に。そして、銀行の受付嬢に一言。 『すみません。幸せを貯金したいのですが』 それを聞いた受付嬢はキョトンとして『え…?』『できますよね。幸せの貯金…』  幸せを貯める事など出来るか、と言いたいわけじゃない。それよりも気になるのは… 『幸せを貯める』ならば、『貯金』ではなく『貯幸』ではないのかっ!? まぁ、『幸せを貯幸する』と言ったら、重複分になるんだけど。 だが、だとしても『貯金』と言うのは明らかにおかしいだろ!! せめて、『幸せを貯めたい』と言えよ!!  …やはり、幸せと言うのは結局はお金で買えるものなのだろうか…」
「(某駅にて)先日、わけあって電車で4〜50分程度のところに行った。その時の乗換駅での出来事。 ホームで並んでいたワタクシの目の前で、若い奥さんと、幼い少女が電車を待っていた。その親子は、なにやら楽しげに会話を交わしていた。他にする事も無かったので、聞き耳を立ててみた。どうやら、某人気ゲームのキャラクターを題材にしたクイズをやっているようだった。あの、何種類ものバージョンと、計300種類以上もキャラクターが存在する、某人気ゲームだ。ちなみに我が家には、グリーン・レッド・金・銀バージョンがあった気がする。 主に問題は娘の方が出しており、母親らしき女性が、それに答えていた。どんな問題だったか忘れたが、少女が問題を出し、母親がそれを考え始めた。ワタクシも、初期の方なら答えられると思うが、最近のヤツだと全く疎い。母親と同じくしばらく悩んでいたが、結局わからないので少女の答えを待つ事にした。すると、母親が言った。  『えっとね、ちょっと待ってね。まだ答え言わないでね。え〜っとね、え〜っと…。思い出しかけてるんだけど…っ』   ……子ども相手に、そこまで真剣にならないで下さいよ、奥さん…。う〜む。これが母の愛、と言うヤツなのだろうか」
「(理科のプリントにて)これは、ここに書こうかどうしようか悩んでいたが、今まで2回連続で教科書ネタをやったので、その勢いで書くことに。 今回突っ込むのは、理科のプリントである。『理科総合B』と言う授業のプリントで、化学式とか、オームの法則とか、力学的エネルギーとか、そう言う方ではなく、遺伝や地学などの方である。 さて、その授業で使用したプリントに、『Rh式血液型』と言うのが載っていた。 普段我々が『血液型』と言うと通常は『ABO式血液型』を指すが、実は血液型には何種類もあり、『ABO式』以外にも、『li(エルアイ)式』『MN式』などがある。そのうちの1つが、『Rh式』である。この『Rh式』は、『ABO式』と違い、プラスとマイナスの2つしかない。この2つは、お互い混ざり合うと血液が固まってしまうため、現代は輸血の際、必ずこちらも一緒に調べるらしい(ちなみに、AB型が少ないように、こちらはマイナスが少ないらしい)。 さて、『ABO式』では、その人がどの血液型か調べる時、簡単な方法として、『血清』と言う物とその人物の血液を混ぜ、固まるかどうかで血液型を調べる。この『Rh式』も、それは同じだ。血液と血清を混ぜ合わせ、固まるかどうか(正確には、凝集するかどうか)で、プラスかマイナスかを判断するのだ。そして、そのプリントには、その血清の作り方も載っていた。それは、こんな方法である。  『ヒマラヤのふもとに生息するアカゲザルの血液をウサギに注射して、ウサギの免疫血清を採る』   ……。いや、なに!? この、魔術的な文章は!! なんでサル!? なんでヒマラヤ!? なんでウサギ!? 他の物じゃ、ダメなわけ!? しかも、誰がどうやって考え付いたんだっ!?」
「(古典『伊勢物語』にて)現在、うちの学校の国語の授業で、『伊勢物語』と言う古典(古文?)をやっている。ワタクシは今までてっきり、『伊勢物語』と言う1つの物語があるのかと思いきや、どうやら様々な短編をまとめて『伊勢物語』と呼ぶらしい。まぁ、そこら辺は置いておいて。 …さて、この『伊勢物語』。文学的には『歌物語』と言うジャンルに分類されており、その名の通り、物語のいたるところに和歌が登場する。ワタクシが授業で習ったのは、『伊勢物語』のうちの、『東下り(あづまくだり)』と言う物語。ここにも、当然和歌がいくつか登場する。 『東下り』のストーリーは、こうである。ある男が、『自分は、必要とされている人間なのだろうか?』と物思いにふけり、数人の友人を誘って、京都から東へと旅をする、と言う話だ。何故物思いにふけると東へ旅立つのか、ワタクシには理解しがたいが、この男…在原業平(ありわらのなりひら)は、なにやら偉人さんらしい。偉人の考える事と言うのは、しばし常人には理解しがたい物なのだ。この辺は、放っておこう。 さて、この男。数名の友人を誘って旅に出たが、途中で何か事あるごとに和歌を詠む。そのほとんどが、京都に残してきた妻子に宛てられた和歌で、登場する和歌を総合すると、 『嗚呼、キミに会えなくなって、寂しいよ、ハニー』 と言うような意味になる。『じゃぁ行くなよ』と言う気がするが、偉人の考える事は常人には理解しがたい物なのだ。放っておこう。 それよりも、この物語全体が、どうも奇妙なのだ。男は、数人の友人たちを誘って旅に出たが、この数人の友人達。男が詠んだ和歌を聞くたびに、感涙を流すのだ。実は、この友人たちにも、妻子がいる。在原業平の歌が、その妻子たちを思い出させ、思わず涙を流してしまうのだ。 しかし…想像してみてほしい。この『東下り』。つまりこういう物語なのだ。   ある男が京都から数人の友人と共に、東へと旅立った。そして、男が事あるごとに和歌を詠むと、そのたびに、同乗していた中年のおっちゃん達が、わんわんと泣き叫ぶ物語。  …果たして、こんな物語のどこが素晴らしいのか。一介の常人でしかないワタクシには、到底理解しがたい事である」
「(英語の教科書にて)ワタクシは普通科の高校に通う高校生なので、英語を習っている。その英語の教科書に、地球上の水の量について、書かれていた。地球の表面の約70%が水だが、我々人類には、水が全く足りていない…と言うような話。その中の始めの方の文章に、こんな意味の英文が載っていた。 『いくらあなたが宇宙から撮られた地球の写真を見ても、その理由(水が足りない理由)はわからないでしょう。なぜならば、あなたが見るそのほとんど(地球の表面)が、青いからです』 この教科書の言わんとしていることは、『地球の写真は、ほぼ全体が青い。なのに、何故か水が足りない。さて、何故でしょう?』と言う事らしいのだが…。 確かに、地球の写真は青い。ワタクシも過去に何度か見たことがあるから、知ってはいる。だがしかし…地球が青く見えるのは、水のせいではなく、大気のせいだっ!! 確かに、水も少し関与はしているだろうが、宇宙から地球を見ると、大地の部分まで青っぽく見えるんだっ!! 地球が青く見えるのは、空が青く見えるのと全く同じ理由。貴様は、空に大海原が広がっているとでも、言うつもりなのかっ!?」
「(電車内の会話にて)先日の帰宅途中の事だ。ワタクシは電車通学なので、よく車内の色々な物を観察している。先日は、後方に立っていた(と言うか、途中から乗って来た)少年たちの会話を聞いていた。 会話の内容は、某清涼飲料水のCM。某人気青春ドラマにあやかって、『3年○組 ○○先生!!』とCMの頭に登場。シリーズを通して、個性的な先生たちが笑わせてくれた。ここのぼやきでも何度か突っ込みを入れたので、記憶に良く残っている。 『そう言えば、そんな先生もいたなぁ』と懐かしみながら聞いていると、少年の1人が、言った。  『でも、J組ってありすぎだろぉ!』  …その時、ワタクシは心の中で嘲笑した。 フッ…甘いな、少年よ。うちの学校の2年には… O組まであるぜっ!!  ABCDEFGHIKLMN……  何クラスあるんだよっ!!?」
「(某同級生の会話にて)先日の休み時間の事。我が校では、50分の授業の間に10分間の休み時間がある。その時間、机に突っ伏してうたた寝をしていると、後方から女子の会話が聞こえてきた。別に聞く気は無かったのだが、どうもこのぼやきを始めてからと言うもの、ボクの五感は非常に鋭くなり、特に聴覚が発達したような気がする。そして、後方の女子らの会話の中の、面白いところだけが、確実に耳に入った。何の話をしていたか知らないが、突然こんなセリフが耳に入って来たのだ。  『だから、知り合い、友達、親友、熱愛って順で進展するんだってば』  ……随分、『親友』と『熱愛』の間が短いんですな、お嬢さん」
「(某ストラップにて)我が校では、何故か知らんが全ての部屋に鍵が掛かる。そして、授業で教室を移動する時、わざわざ鍵を掛ける。『盗難が多い』と言う事だが、やれ物騒な世の中だ。 さて、その鍵。何故かしょっちゅうストラップのような、キーホルダーのような物が取り付けられる。学校側がつけているのではなく、生徒が勝手につけているのだ。 そして、この間。鍵を受け取った時(何故かワタクシが鍵の開閉係。いつの間に?)、こんな文字が書かれたストラップがついていた。  『新世紀を支配する、救世主現る』  ……。なんだこれ。『支配』するのか、『救世』するのか、どっちかにしろよ!!  …と、見た瞬間思った。思ったのだが、何か引っかかる。 ワタクシがぼやきを発見する時、大きく3つのパターンがある。1つは、日常生活で、ちょっと笑えた事。もう1つが、見た瞬間、自分の知識や観察力で『これはおかしい』と気付く物。そして最後の1つが…何か、妙な違和感を覚え、その違和感の原因をとことん突き止めていき、発見すると言う物だ。そして今…まさに、この違和感を感じている。この文章、何かがおかしい。何かが引っかかるのだ!  そうとわかると気になって気になって、夜になると考え疲れて寝てしまう。ヒツジを数えるよりよっぽど効果がある。何が引っかかるのだろう? 『新世紀を支配する、救世主現る…』と何度も何度も口にしていると…ふと、脳裏に『エヴァンゲリオン』と言う文字が浮かんできた。『エヴァンゲリオン』 はて、どっかで聞いたことがある。確か、何かのマンガかアニメの名前だったはずだ。正式には『新世紀エヴァンゲリオン』と言った気がする。そうと思ったからにはやる事は1つ。早速、『エヴァンゲリオン』とヤフーで検索してみた。すると…出るわ出るわ、ファンページ! そう言えば、かなり人気のマンガだと聞いた記憶があったが、それにしても多い。とりあえず、某ページの紹介文に『用語集』と言う言葉があったので、気になって入ってみた。すると…用語集に『新世紀』を発見。しかし…『救世主』の方が見つからない。この『救世主』は主人公の事かとも思ったが、どうもストーリーを読むと、救世はしている物の『支配』とつながらない。他にも2、3のページを見て回ったが、『救世主』と言う単語に当たらなかった。どうやら、『エヴァンゲリオン』は外れだったようだ。そこで、当たって砕けろ、と、『新世紀を支配する、救世主現る』とヤフーに入力。検索してみた。すると…なんと、一語一句逃さずヒット!! ページ名は『北斗の拳』。北斗の拳と言えば、アレである。ボクシングだか、レスリングだかの、スポーツマンガ。どうも、アレと今回の文章と、どこにも接点は無いような気がするが…とりあえず、ページに入ってみる。すると…なんと、パチンコのページではないか! パチンコ台の名前が『北斗の拳』。そのキャッチフレーズが『新世紀を支配する、救世主現る』なのだ! 北斗の拳と、新世紀と、何の関係があるんじゃい!! って言うか、うちのクラスの奴!! なんでこんなパチンコのストラップなんて持ってんだよ!? お前ら、18歳未満はパチンコ禁止だろ!?   ………あれ、何故だろう…。違和感が、消えた…
「(某ランドセルのCMにて)先日、何気なくテレビを眺めていたら、ランドセルのCMが出てきた。微妙に時期が早い気もするが、その時は何も考えずに『もうそんな時期か〜』と眺めていた。 ところで、最近の製品は何でもすごい。我々が小学生の頃は、ランドセルと言えば赤か黒。良くてたまにピンクだの紫だのがあった程度だ。しかし、最近のランドセルは、様々な色があり、さらに模様までつけられるようだ。そのCMでは、女の子が1人、カタログを見ながら『これ、これ、これ』といくつか項目を選んでいた。CMによると、色・柄・ベルトの太さ等、様々なものを選ぶことができるらしい。何十通りもあるわけだから、ほとんどオリジナルも同然だ。女の子がホイホイと選んで行き、CMの最後に、女の子オリジナルのランドセルが登場。『やった〜!』とはしゃぎながら、それを女の子が受け取った…。 …!? その時、ワタクシは慌てて身を乗り出した。ちょっと待て! そのランドセル…女の子が選んだのと、違う物だぞ!! 確か、前半部分で女の子はランドセルの柄に花柄のような物を選んでいた。しかし、女の子が受け取ったランドセルには…どう見ても、それがない! これは、どういうことだっ!?  しかし、ランドセルの映像はほんの一瞬しか映し出されず、キチンと確かめることができなかった。しかも、それ以来そのCMは見ていない…。 う〜む、アレはワタクシの見間違いだったのだろうか…?」
「(電車内の広告にて)先日の登校中のこと。電車通学時の乗車時は、何もする事がなく結構暇だ(本でも読んでればいいのだが…)。そこで、よく電車の中を見渡している。と、その時、ふと一枚の広告が目に入った。肉まんやあんまんなどを売っているお店の広告だった。そこには、左上に『肉まん あんまん』と書いてあり、4人の子どもたちがこちらを見ながら美味しそうに食べている。子どもたちは横に並んでいて、真ん中に20代ぐらいの女性が一緒にいた。さてその広告。子どもたちが、お面のような物をつけていた。と言っても、顔につけていたわけではなく、頭につけていた。屋台なんかで売ってる、プラスチック製のヤツだろう。そのお面を見てみると… シイタケ、玉ねぎ、豚、タケノコ……。  おい…全部肉まんの材料じゃねぇか!! しかも、良く見ると子どもたちが食べてるのも全部肉まんだ! お前ら、あんまんの宣伝はどうした!? それともそんなに不味いのか、ここのあんまんは!!」
「(電車内にて)先日の下校中でのこと。ワタクシは通学時、電車に乗る。電車内には、いつも様々な人々がいる。いつもは帰りの電車の中では本を読んでいるが、その日はたまたま本を持っていなかったので、周りの人々を観察していた。他人の観察と言うのは面白い物で、ほくそ笑むに足りる出来事を目撃する事がよくある。その人にとっては何気ない、普通の行動でも、他人にとってはそうじゃない事も多いからだ。 …さて、そんなわけで先日の下校中でのこと。ふと、目の前の人のリュックサックが目に入った。別段普通のリュックサックであるが、なにやらキーホルダーのような物がいくつかついている。そのうちの1つに、黒地になにやら緑色でアルファベットのような物が書かれているキーホルダーが目に付いた。なんと書かれているのか見ようとしたが、なかなか見えない。何とか見ようとしているうちに、駅に着いてしまった。電車から降りつつも、そのキーホルダーを見つめ続ける。と…一瞬だが、その文字が読めた! ワタクシの目に飛び込んできた文字…それは…  『PIZZA OF DEATH』  ………。 直訳すれば、『死のピザ』  どんなピザだっ!? 誰か食う奴いんのか!? そして、何故そんなキーホルダーがある!?  …数々のナゾを残しながら、列車はゆっくりと、都会の夜陰へと消えて行った」
「(キグロのぼやきinお台場)さて、キグロのぼやきinお台場。第5弾にして最終弾(←こんな言葉はない)。 さて、今回のお台場への社会見学は、班を構成しての自由行動。そこで、ワタクシたち一行は、『日本未来科学館』と言う、いかにもワタクシが好きそうな場所へ行った。ワタクシは、科学が好きなのだ。 で、その科学館内では、様々なものが展示されていた。そして、展示室内にポツンとテーブルが置いてあり、そこに1人の女性と、2人の子どもがいた(ポツン、と言っても寂しく置かれているわけではない。ただ、他の展示品に比べて規模があまりにも小さかっただけだ)。 女性は、どうやらここの館員。2人の子どもは、遊びに来た子たちのようだった。テーブルの上には、小さなモーターについたプロペラ(ファン)と、後ろに水の入った箱を載せた小さなおもちゃの車、そしてモーターが中にあり、ハンドルでそのモーターを回す発電機(どこかで売っているのを見たことがある)が置いてあった。子どもたちが、その車の後ろに積んである箱に発電機をつなぎ、一生懸命モーターを回していた。回し終えると、水の入った箱と発電機をつなぐ銅線を外し、箱と車を銅線でつないだ。すると、車がスッと動き出した。 『すげー!』とはしゃぐ子どもたちに、女性が簡単な説明をする。水に電気を通し、水素と酸素に分解。それを今度は車につなげ、水素と酸素を化合させる。その時電気が起きるので、車が起きる。この程度は中学校で習う事だ。だが、ワタクシも興味津々に、水素と酸素だけで動く車に見入っていた。 そして、子どもたちが立ち去った後、ワタクシもそろそろ別なところへ行こうと、体を横へ向けた。そして、去り際に思わずポツリと一言。 『電気分解か…』 すると、女性がすかさず言った。 『――の、逆ですね』  ………。つ、突っ込まれた! このオレがぁっ!! 科学好きを自称しておいて、どうするんだオレ! 高校生なのに、どうするんだオレ!!  …フッ。オレもまだまだ、青いぜ。 そう言った意味で、有意義な社会見学だったかも知れない。  …ちなみに、今回の社会見学。感想文を書かされたが…苦し紛れに、今までの4つのぼやきを書いたら、国語の教師から… 『面白かったよ』の一言。 …キグロのぼやきは、教師にも大人気です(かなり誇張」
「(キグロのぼやきinお台場)さて、キグロのぼやきinお台場第4弾。今回は、前回も登場した『パレットプラザ』内のペットショップにて。我が家でも猫を二匹ほど飼っている。しかし、あまり真剣に飼っていないので(ぉぃ)、ペットグッズの多さに圧倒された。圧倒されつつ、何気なく店内を見渡していると、ふと看板が目に飛び込んできた。 『このお店には、他にもたくさんのワンちゃんネコちゃんがいます』  …この看板の横を通り過ぎ、一瞬何も感じなかったが、通り過ぎた直後、『ん!?』と心の中で叫び、慌てて後退。もう一度良く見てみると… 『ワンちゃんネコちゃん』 …なんだ。何故犬は『ワンちゃん』なのに、猫は『ニャンちゃん』ではなく『ネコちゃん』なのだ!? 確かに、『イヌちゃん』じゃ語感が悪いが、『ニャンちゃん』はそんなに悪い語感じゃないだろう。この店は、何ゆえこのように区別して扱っているのだ? もしかして、この店の中では、イヌかネコか、どっちか差別扱いを受けてるんじゃないのか!? 動物愛護団体が、怒り狂うぞ、都会人よ」
「(キグロのぼやきinお台場)さてさて、前回・前々回に引き続き、社会見学(お台場)での突っ込み。お台場には、『パレットプラザ』なる場所がある。なんだか良くわからないが、お店やレストランなどがごちゃ混ぜになった、結構広い場所だ。ショッピングモール、と言うのかなんと言うのか、ワタクシは良く知らないが、そんな感じのところへ行った。さて、時刻はお昼。手ごろなレストランを見つけ、昼食を取る事にした。入った店は、ラーメン店。広いとも狭いともつかぬ店内。収容可能人数は20人前後だろうか。そして我々は、店内の一番奥のテーブルに座った。四角形のテーブルで、1つのテーブルにつき、4つの椅子が置いてあり、2つづつ向き合っている。片方は壁、もう片方はキッチンを背後にして座ることになる。 注文して2〜3分。ウェイトレスがラーメンを運んで来た。そして、こう言った。 『後ろから失礼します』  ……いや、お嬢さん。『後ろから』ってあんた…『後ろから』しか来れないでしょうが!! 言わなくていいから、そんなこと。そのぐらい客もわかってるって! う〜む、お客に対し、必要以上に気を配る…。さすが都会だ。やる事が違う。そして、そんな気遣いに応えるかのように、我が班員6人のうち4人が…ラーメンの汁まで完食。 う〜む…これが、都会のマナーってヤツなのか!?(多分違う」
「(キグロのぼやきinお台場)さて、前回に引き続き、社会見学(お台場)での突っ込み。『お台場』といえば、いわずと知れたフジテレビ本社!(首都圏人にしかわからないか? もしかして…) 我々も、もちろん向かった。あの、丸い展望台がある不思議な外観の建物である。 フジテレビと言うと、うちの地域では8チャンネルにあたる。リモコンの数字部分のど真ん中だ。なんとなく、テレビ界の中心に来たかのように感じてしまう。そこで、フジテレビ本社内の、土産売り場をうろついた。さすがはテレビ局。テレビ番組関係の商品ばかりが並べてある。そんな中、ふとこんな物を発見した。 『ラバー消しゴム』  ……。英語に通じる方には、もはや説明の必要もあるまい。 『ラバー【rubber】』とは、日本語で『ゴム』の意味だっ!! なんだ、こいつは『ゴム消しゴム』と言いたいのか!? 確かに、最近はプラスチック製の消しゴムが多く出回り、純粋にゴムで作られた消しゴムは少ないのかも知れない。その辺にワタクシは通じていないので、良くはわからない。しかし、だからと言って『ラバー消しゴム』は明らかに意味が重複しているだろう!! さすが都会だ。やる事が違う。  ……と、思ったが、よくよく考えてみれば、『ラバー』は何も、『ゴム』の意味だけではない。綴りを【rubber】から【lover】に変えてやれば、『恋人』の意味になるのだ。 『恋人消しゴム』 …うむ。少なくとも、意味の重複は、ない」
「(キグロのぼやきinお台場)先日、ワタクシは社会見学へと行った。学校主催の、アレだ。その行き先は…なんと、東京はお台場! 『どこが社会見学やねんっ!?』と言う突っ込みはさておき、1人集合場所の羽田空港まで電車を乗り継ぎ行く事になった。さてその途中。何駅だか忘れたが、やけに混雑している駅で乗り換えることになった。電車のドアが停まる印のつけられた前には、長蛇の列。出勤時間だとはいえ、かなりの人数だ。そこへ、電車が入って来た。当然込み合うであろう、そんな時、こんな構内放送がかかった。 『ドアの前を、お開けください。降りるお客様が必ずいらっしゃいます』  …断定ッスか、駅員さん。さすが都会だ。やる事が違う。 …そんなわけで、お台場での突っ込みは次回から」
「(某ミニ番組にて)番組と番組の間にやっている、3〜5分程度の番組の事を、『ミニ番組』と呼ぶらしい。先日、何の気なしに某ミニ番組を見ていた。世界各国の都市を巡る番組で、その日やっていたのはフランスの首都、パリ。パリを流れる何とか川をを船で上る(確か、下らず上っていた気がする)。ゆっくりと進む船。静かに流れる異国の風景。穏やかなパリの街を、より魅力的にする空の虹。そして、ナレーションがかかった。 『そしていつしか、本当のパリに溶け込んで行きます…』  ………え!? "本当の"パリ!? じゃぁ、今までのは!?」
「(我が校の校歌にて)『我が校の校歌』って、重複文なのかなぁ? などと思いつつ…。  さて、中学の時も校歌にバッチシ突っ込んだワタクシが、高校の歌に突っ込まないハズが無い! 皆様、長らくお待たせしました。ついに見つけました、突っ込みどころ! 中学の時は、やや強引と言うか、無理のある部分があったが、今回は違う! …たぶん! と言うわけで早速本題。  うちの高校の歌は、3番まである。しかし、行事の際歌うのはいつも1番だけで、なかなか歌詞全体を見渡す機会が少なかった。しかし先日の書道の時間に、『校歌を最初から最後まで書け!』と言う課題が出た。そのため、2時間の授業中、ずっと校歌と向き合う事に…。当然、筆で書くわけで、しかも3番まである歌詞をB4ぐらいのサイズの紙に書くのだから、文字はとても小さくなる。オマケに筆だから書きづらい。と言うわけで、書きながら精神的にムカついてきたワタクシは、腹いせに校歌に突っ込みを入れることにした。 そして、案外すぐに見つけた。2番。そこに、それはあった。 2番の前半に、こんな歌詞が出てくる。 『すがすがし わが梅が香』 と言うものだ。これだけでは、別になんら問題は無い。問題は、2番中ほどに出てくる、この歌詞だ。 『明日は文化の 華を咲かせん』  昭和26年に制定されたからなのかなんなのか知らないが、微妙に言葉遣いが古いが、気にしないでいただきたい。ともかく、この2つの文、よく見て欲しい。 最初の部分で『すがすがし わが梅が香』と、『梅の香りはすがすがしいなぁ』と言っているのだ。にもかかわらず、その後で『明日は文化の 華を咲かせん』…つまり、『華が咲くだろう』と未来形の話をしている! 直前の歌詞で『すがすがしいなぁ』と現在形の話をしているのにも関わらず、直後『華が咲くだろう』と未来の話をし始めているのだ!! 言うまでも無いが、梅の花は咲かなければ匂わない! つまり、『すがすがしいなぁ』と言っている時点で、既に梅の花は咲いているのだ! なのに、その後でまだ咲いていないような事を言っている! 『その華は文化の事を指してるんじゃないのか?』と思われる方。それが違うのだ。実は、うちの学校の校章(これもまた、重複文)は、梅の花をモチーフにしているのだ! つまり、ここで言う『華』も、『梅の花』と解釈した方が妥当なのだ! 故に、過去既に咲いているハズの花が、明日、また咲くというのだ! 梅の花が、咲いた後また閉じると言うのなら話はわかるが、そんな話は聞いたことが無い! これは、明らかに矛盾している! どうして一度咲いた梅が、また咲けようか! こんなトンチンカンな歌、校歌にすんじゃねぇっ!!」
「(某デパートにて)某スーパーだかデパートだかに買い物に行った。そこで、たまたま小銭を大量に持っていたので、請求金額ジャストを支払う事が出来た。当然、お釣りはゼロ円。そして、お金を渡し、レシートを貰う時に、レジ係の女性が言った。 『お確かめください』  ……いや…何を!?」
「(我が高校の文化祭にて)昨日今日と、我が高校の文化祭だった。 さて、うちの学校には『児童文化研究部(略して児童研(じどけん))』と言うのがある。何をやっているのか良く知らないが、ワタクシと微妙な接点があり、少し気になっていた。と言うのも、ワタクシはいつも放課後図書館に行っており、そこで本を読んでいるのだが、児童文化研究部が、最近何らかの事情で今までの部室が使えなくなったらしく、急遽、図書館で活動を始めたのだ。そのため、どんな事をやっているのかずっと気になっていたのである。と言うわけで、さっそく児童文化研究部の場所を知るべく、ポスターを見つけた。うちの学校は、教室にいちいち番号がついており、ほとんどのポスターがその番号で場所を示していた。さて、気になる児童研はと言うと… 『Next to 404』  ……ん!? ちょっと待て。『Next to』って… 『○○の隣』って意味の熟語だぞ!! なんだ!? 404号室の隣なのか!? だが、404号室は405号室と403号室に挟まれている! いったい、どっちなんだっ!? 早速、404号室付近に行ってみると… 404号室でやっていた…。 あんたら…英語の勉強、もう一度やれ! それとも、『Next Go to 404(次は404号室に行ってください)』の間違いか!? だが、文化祭なら『行ってください』じゃなくて『来てください』にするべきだろう。だったら、『Next Come 404』だ。『o』しかあってないぞ!!」
「(某駅構内にて)先日の下校途中。駅にて電車を待ちつつ本を読んでいるとき、すぐ近くを、携帯電話で会話をしながら中年のオバサンが横切った。なんともワタクシの耳は恐ろしい物で、本に集中していてオバサンの声がほどんど聞こえなかったが、面白い部分だけしっかりと聞き取った! その時、オバサンはワタクシの近くを横切りつつ、こんな事を言った。 『それでわたし、今日歯医者に言ったんだけど、治療中に麻酔が切れちゃって』  …すごっ!! 痛くないのか!? 思わず本を読む手を止め、オバサンに突っ込みを入れた。そしてそのまま、オバサンの話に聞き入る。 『それで痛み止め貰って飲んだんだけど、まだ痛くて。(ペーラペラペラペラペラ……)(以下延々と続く)』 …ウソだろ、ゼッテー!! 何で歯が痛いのに、そんなにペラペラ喋れんだ、あんた!! 何でそんなマシンガントーク出来るんだ、あんた!! あり得ないだろ、おい!!」
「(某野球選手が登場する、『どっちもだ』と言うフレーズが付いている保険のCMにて)現在有名になっている某野球選手。野球界の新安打記録を出した方ではなく、通称ゴジラと呼ばれる人が登場するこのCM。確か、保険のCMだった。 さてこの保険。詳しくは良く知らないが、2つの物を同時に保障するらしい。そのため、『どっちもだ』と言うフレーズがCM中に飛び交い、『ダブルじゃなきゃダメだ』と言うセリフまで最後に登場する。そしてこのCMの終盤。『ダブル』と片仮名表記の後、これが『Doouble』と英語変換される。 …が。ちょっと待て。『ダブル』なんだろ!? 『ダブル』の綴りは『Double』だ! 『o』が1個多い!! 『o』が『多』いとかけたのか!? そんなバカな。 すぐさま、一緒にリビングにいた我が姉にこれを言うと、 『姉)<ダブル>だから<o>を2個にしたんでしょ。だいたい、商品名だから、どうだっていいじゃん』  …負けたぁっ!! わかったよ。これから『デューブル』と呼んでやる! ちなみに教えてやろう。【doo(デュー)】とは、『犬のフン』と言う意味だっ!!」
「(『ハッスル、ハッスル』が耳に残る、某肉のCMにて)某肉のCM。プロレスラーだったかなんだったか忘れたが(と言うか良く知らない)、格闘家の男性の決めゼリフ、『ハッスル、ハッスル』が多用されているこのCM。そして、このCM内で最も印象的なのが最後に登場する『元祖アミノ酸』 …何故か、ものすごいインパクトのある(演出のせいかも知れないが)言葉だが…  アミノ酸に元祖もクソも無いやろ。  アミノ酸にはL型アミノ酸とD型アミノ酸とがある。そして、地球上の全動植物を形作っているアミノ酸は、全てL型アミノ酸だ。この『元祖』と言うのは、L型アミノ酸を指しているのか? と言う事は、最後の『お肉は元祖アミノ酸』と言う言葉は、『お肉はL型アミノ酸を含んだ物が良い』と言うことか? しかし…D型アミノ酸を含んだ肉なんて、存在するのか? 全ての動植物はL型アミノ酸で構成されてるんだぞ? どうやってD型アミノ酸を含む? それとも、『化学調味料にL型アミノ酸を使用している』と言う意味か? だがしかし、普通化学調味料に使用されるのはL型で、D型は一般的に使用されない。人間の舌は、L型に対しては旨味を感じるように出来ているが、D型に対しては旨味を感じないようになっている(苦味を感じるらしい)。故に、わざわざ敢えて主張する必要も無い。それとも、最近は化学的に作られた人工的なアミノ酸がたくさんあるんだろうか? そこで、『自然のアミノ酸のみを使用したお肉!』と言う意味なのだろうか…? なんにしても、このCMから得られる情報だけでは、不明瞭かつ不明確すぎる。こんなんで、売れるのか!? そして何より…あのCMに出ている人は、誰も疑問に思わないのか!? なに、オレの知識が少ないだけ!?」
「(某パンのCMにて)パンだかドーナッツだかなんだか知らないが、ともかく菓子パン屋のCMにて。そのお店の、おそらく目玉商品なんだろう、球が連結したような形のドーナッツをたてがみとした、(おそらく)ライオンが登場するこのCM。ワタクシが今回見たCMでは、小さなヒツジが一緒に登場した。何故にライオンとヒツジと言うキャスティングにしたのかは知らないが、ともかくこの粘土質のライオンとヒツジが登場していた。  さて、今回のCMでは、ライオンとヒツジがどこかを歩いていて、突然、崖が登場する。しかし、大した崖ではなく、ちょっと跳べばすぐ対岸に行ける(崖と言うより地割れだ)。ライオンは軽々飛び越えるが、ヒツジは怖がって跳ぼうとしない。ライオンが励ますが、それでも跳べない。そこで、ライオンは自分のたてがみを取り、なんと崖に橋を架けた! しかし、ヒツジはそれに歩み寄ると…なんと、食べ始めたではないか! それを見たライオンも、たまらず一緒になって反対側を食べ始めた…。 せっかく好意で架けてくれた橋を美味そうに食うヒツジに憤慨するわけではない。別に、ライオンも怒った様子は無いから、第三者のワタクシが干渉したところでどうにもならないだろう。それよりも、ワタクシは一言言いたい。ライオンは、崖にたてがみを橋にして架けた。ヒツジは、それを食べ始めた。ライオンも、自分側の部分を食べ始めた。でもさ…このたてがみドーナッツ、崖に架かってるわけよ? ヒツジとライオンが、それを両側から食べ始めたわけよ? これさ… ちょっと食ったら、すぐたてがみドーナッツが崖下へ落ちるやんけ!! そしたら、どないすんねん!! 渡れないどころか、まだちょっとしか食べてないドーナッツが崖下へ落ちていくと言う、ものすごい喪失感を味わう事になるぞ!!! いいのか!? それでも!!」
「(某着物のCMにて)おそらく、七五三に向けたCMなのだろう、着物のCMがやっていた。『もう、そんな季節か〜(と言っても、七五三は11月だが…)』などと思いながら見ていると、こんなナレーションが。  『赤ちゃんの頃から数えてもう何回目かしら?』  ………いや、待て。ちょっと待て。これ、明らかに七五三だろ!? ちょっと早いけど、七五三だろ!? 七五三って、三歳、五歳、七歳の時にやるもんだろ?? 『赤ちゃんの頃から数えて』ってあんた…どう考えても3回以下だろう!! 『もう何回目かしら?』 なんて言葉、普通使わねぇよ!! 人間が瞬間的に判断できる数は、3か4ぐらいまでだと言う。人生でたった3回ならば、一瞬で判断できるはずだ!!  …あ、ま、まさかこの人…。 七五三って、三歳、五歳、七歳、35歳、37歳、53歳、57歳、73歳、75歳、357歳、375歳……と、753歳まで全15回やるもんだと思ってんのか!? 何あんた、37歳になっても七五三やって、自分が今年で何回目の七五三かしら? って考えてたのか!?   うぬぬ…しかし、いま、月の満ち欠けの仕組みがわからない小学生が約5割、太陽が沈む方角を知らない小学生が約3割に上っていると言う話だし、七五三を何回やるのかわからないのも無理ないか…。 『常識』の定義ほど、曖昧なものはないということですなぁ」
「(某コーヒーのCMにて)某有名コーヒーのCM。ボクサーがグローブをつけたまま、コーヒーの豆を粉砕した物が入っている入れ物を持つ。その時、ナレーターが『○○が持ちやすく、開けやすくなった〜っ!!』 そしてボクサーはそのままコーヒーを淹れる。淹れた直後、ボクサーがコーヒーを飲もうとカップに手を伸ばしたその瞬間! 『おおっと! 危ない!! しかし、香りだけでも楽しめちゃいます!』 これは、ボクサーがグローブでカップを掴もうとし、ボクサーがそれに気付いた瞬間、流れたナレーションだ。だがしかし…考えてみよう。何故このボクサーは… 初めから掴めないとわかっている状態で、コーヒーを淹れたんだ!? ボクサーはグローブでカップを掴む寸前に気付き、自分のグローブをマジマジと見つめている。だがしかし! 彼は直前にコーヒーの入れ物を手に取っている! この時点で、自分がグローブを着けていることに気付くハズだ! では、何故そのままコーヒーを淹れた!? グローブではコーヒーカップが掴めない事に気付かなかった? いや、違う。コーヒーを淹れるのだ。淹れる時に、どうあってもカップに触れるハズだ。その時点で、気付かないわけが無い!! もしも気付かなかったのならば、こいつは鈍感すぎる!! ボクシングで殴られすぎて、頭がおかしくなったか!?」
「(某ニュースにて)最近、インターネットでニュースを見るのが日課になっている(と言うか、ワタクシのブラウザのホームページにニュースが表示されるように設定してあるので、インターネットに繋げれば、見出しだけ見れる)。 そこで、こんなニュースを見つけた。 『最も重い新元素発見(9月28日分)』 ワタクシは科学好きゆえ、この見出しを見た瞬間、即座にニュース内容を確認。日本人が新元素を発見したのはこれが史上初で(と言っても、過去に一度あったらしいが、後にそれは誤認だとわかった)、結果が確定すれば発見した埼玉県の理化学研究所に命名権が与えられる。そのため、日本(ジャパン)にちなんだ『ジャポニウム』や、理研(理化学研究所の略)にちなんだ『リケニウム』などの名前候補が挙がっているという。 …しかし、思うのだが… 普通、ここは『ジャポニウム』じゃなくて『ニホニウム』か『ニポニウム』でしょう。『日本』なんだから。もっと、母国語を大事にせねば!!  そしてもう1個。最後にこんな文章が。今回理研がこの新元素を発見した経緯が書かれていたのだが…それによると、理研は亜鉛原子をビスマス原子に当てたと言うことだが…。なんと、1秒間に2兆5000億個と言う量を、80日間ぶっ続けで、計1700京回当て続けたと言う。それだけやって、発見した新元素はたったの1個! しかもその目的が新元素を作るため!  …元素って、意図的に作っていいの!? 何、これもしかして常識!? 知らなかったんスけど。  …ならば。ワタクシはここに宣言する。  今から50年以内に、『キグリウム』と言う元素を、世に送り出してみせる!!」
「(プチトマトが鼻にくっ付いた女性が登場する某車のCMにて)『人間はもっと資源を大切にしないと。お金とか、石油とか…』  『じゃぁ、車に乗るな』」
「(某広告にて)ワタクシの通学路に、大きな広告が張ってある(まぁ、駅だから当然なのだが)。その中の1つ、某葬儀屋の広告に、こんなキャッチフレーズが載っていた。 『人生最後の儀式を、全てお手伝いいたします』  …と、ふと思った。 良く葬式を『人生最後の儀式』って言い方するけど…でも、冷静に考えると、葬式ってどちらかと言うと『死後最初の儀式』ですよね…? だってほら。既に亡くなっているわけだから、人『生』じゃないし。『最後』よりも『最初』の方が客の受けるイメージも良いし。 ………。お、オチが考え付かない…。 くっ、不覚っ!!」
「(帰り道にて)学校からの帰り道。ワタクシの前に、2人の少女(と言っても、片方はスカートを履いていたから少女だと思うが、もう片方は顔も微妙で(失礼)、本当に少女かどうかわからなかったのだが…)が歩いていた。最近、ワタクシはどうも周りの人間の会話を聞き入る楽しさを覚えてしまい、ついつい会話を聞いてみた(別に、やましい気持ちは無い)。すると、少女Aが少女Bにこう聞いた。 『A)ねぇ、いま何時?』『B)えっと〜、5時20分』『A)すごいねぇ、良くわかるねぇ!』  …ん? どういう会話だ、これ?? よくよく見てみると、なんと少女AもBも、腕時計をしていない! つまり、少女Aはもちろん、Bにも現在時刻を知る手段は無いのだ! 少女Aが『すごいねぇ』と言っている以上、少女Aもその事を承知していたハズだ! 少女A!! 少女Bが時間を知らないと言う事を知っていながら、何故わざわざそんな質問をしたんだ!? この推論を裏付けるように、直後少女Bが『ウソ、適当』と言う。つまり、少女Bは適当に5時20分と言ったのだ! 少女B! そんないい加減な態度でどうする!? 友人だったから良かったものの、そうじゃなかったら大変だぞ!!  …しかし、さらに驚くべき事態が、ワタクシを襲った。この会話を聞いた直後、思わず自分の腕時計を見てみると…  本当に、5時20分だった…。  恐るべき、女のカン!!」
「(某空港会社のCMにて)具体的に何のCMだったか覚えていないが、内容からして空港関係のCMのハズ(旅行会社のCMって可能性もあるけど)。 さて、このCM。某芸能人がバットで野球ボールを打ち、次のカットで中国の方々がそのボールをキャッチする、と言う物。もちろん、『バットで中国まで届くかっ!!』と言いたいわけではない。しかし、何か違和感を感じるのだ。中国までボールを打つと言う、現実離れした映像にかき消され、ものすごく重大なミスが隠れている気がしてならない…。 そう思って、よ〜くCM画面を見てみる。すると……なんと! 太陽の光が、画面左側から射し込んでではないか! 画面の左から、と言うことはつまり、バッティングしている人にとっては、太陽が今自分の右側にある事を意味する。中国と言うのは、日本の西にある。バットで打たれたボールと言うのは、言うまでも無く方向的に真っ直ぐ進む。つまり、あのバッティングをしている人は、現在西を向いているハズなのである。西を向いているとき、右側に太陽がある…。これは、ありえない! 何故ならば、西を向いているときの右と言うのは北であり、常識だが地球の北半球に位置する日本では、太陽が北に位置することは絶対にあり得ないのだ! もちろん、オーストラリアなどの南半球の国なら太陽は東から昇って北を通り西に沈むが、日本の会社のCMである以上、バッティング現場は日本であるハズだ! だがしかし、どんなものでも早急に結論を出してはいけない。じっくり検証しなければ。地球儀を引っ張り出して来て、沖縄から中国へ向けて打ってみるとどうなるか調べてみることに。 …ムム…お、可能だ! 沖縄本島から中国の東北地方に向かってボールを打てば、ギリギリで中国に落ちる! この時、ボールを打つ人は北を向いているので、太陽は東から照っていることになる! おお、早朝にやれば十分可能ではないか! オマケに、CM中の中国の映像では、朝の体操をやっているかのような映像も出てるし! やった! 日本から中国に向かってボールを打っても、右から太陽が照りつけることがあるじゃないか!!  ここまで来れば、どの野球場から打ったのかも特定できるんじゃないか? そう期待に胸を膨らませ、『Yahoo!地図情報』で沖縄の地図を見てみることに。さぁて、どこから打ったのかな……??  ……!! な、何ということだ…! CMでは、ボールを打っている人は、ホームからセンターへ向けてボールを打っていた。しかし…この地図に載っている野球場は全て…センターが、ホームから見て南にある!! なんたるこった! せっかく成功しそうだったのに、何で全部南なんだ!?  いや、待てよ。ここに載っていないぐらいの小さな野球場なんじゃないか? その中の1個で撮影を行ったのだ! それなら問題ない!  ……しかし、何か釈然としない。と言うか、突っ込み始めたのに可能である事を証明してしまったのが非常に悔しい。何としてでも、このCMにイチャモンをつけてやりたい(この辺になってくると、もはや科学の精神は無い)。 そういえば、地球は回転しているのだ。西から東へ、時速約1700kmぐらいで。そのため、飛行機などは真っ直ぐ飛んでいるつもりでも、少しずつ西へ西へと…行っているからなんだ? 中国は西にあるのだから、問題ない。となると……。 ! 部屋の電気の光が、地球儀の赤道上に映るようにして地球儀を回していたところ、気付いた。確かに沖縄で北を向いていれば、早朝には太陽はほぼ右側に見えるが…実際やってみたところ、太陽は斜め右後方に現れる!! だが、もしそうだとしたら、ボールを打っている人の姿は、若干逆光がかかっているはずだ! しかし、CMにはそれが無い! 明らかに、真横か右前方から太陽が照り付けている! 一体あんたは、どこでバッティングしているんだ!?  ……そしてボクは、地球儀を回しているうちに、このCMに負けを認めざるを得なかった…。 …忘れていた…地球は、丸いんだった…
「(某戦争映画にて)ちょっと前に、テレビで某戦争映画が放送された。我が家では、それをビデオに撮り、観賞した。 さて、その戦争映画。途中に戦闘機が出てくる。もちろん、空を飛ぶ、アレである。その時、主人公の2人組みがお互いの乗っている戦闘機を正面衝突するように飛行。そして、正面衝突する直前、一方が叫んだ。 『お前は左、俺は右だ!』 そして、2人はその通りにカーブし、ギリギリで相手を交わす…。  …しかし、ふと思った。『お前』が『左』に行って、『俺』が『右』に行ったら、正面衝突するんちゃう? だってほら。『俺』から見れば、確かに『お前』は左にそれるわけだけど、『お前』から見た左ってのは、『俺』から見た右なわけだから、『お前』が『左』、『俺』が『右』行ったら、ぶつかるでしょ、普通。 良くわからない人は、実際にお試しあれ。…無論、死を覚悟で……」
「(オリンピックのテーマソングにて)現在、巷ではオリンピックが大流行りだ。ニュースでも、毎日のように金メダリストが登場する。 さて、このオリンピック。毎年毎年、テーマソングと言うものがある(日本だけなのか、各国それぞれあるのかは知らないが…)。そして、今年もちゃんとある。 そして、ニュースで流れる部分の最初。ワタクシは、どうしてもこう聞こえてしまう。  『いくつもの 君を越えて たどり着いた 今がある』  そこで、ニュースを見ているとき、姉に言ってみた。 『ボク)ボクさ、これがどうしても「いくつもの君」って聞こえるんだけど』『姉)いいんじゃないの?』『ボク)いや、でも「いくつもの君」って変でしょ。「いくにんの君」でも変だけどさ…』『姉)…タマゴの黄身かも知れないじゃん』  ……なんとなく、その答えは予測していたんですけどね。でも、全生涯かけて、それだけはないと思うぞ、姉よ。  …ちなみに、後の調査で『いくつもの日々』だとわかりました」
「(通学路にて)先日、登校日と言うことで、夏休みにも関わらず学校へ行った。その通学途中、何党だか忘れたが、ともかく政党のポスターが貼ってあった。そこには、こう書かれていた。  『消費税を増税しません』  若干うろ覚えだが、ともかくこんな感じの事が。だがしかし、この文章は文法的に明らかに間違っている。 『増税』と言うのは、言うまでも無く『税を増やす』と言う意味の熟語である。つまり、この文章を解体すると、『消費税を税を増やしません』と言っているのだ! こういう文章は、『重複文(ちょうふくぶん/最近は、ジュウフクブンでも正しい事になっているらしい)』と言い、文法的に間違っているのだ!! こ、こんな基本的なことも守れないような政党に、日本を任せて本当に大丈夫なのか!? こんな政党に任せてると、本当に消費税が16%に跳ね上がりそうで怖いぞ!!」
「(某読本にて)先日、図書館から某雑学読本を借りてきた。『ダイエットの雑学の部屋』の客入りはものすごくいいのに、雑学が全く更新されていないため、これはマズイと思い、ダイエット系の雑学読本を借りてきたのだ(…の割には、全く更新されていないが…)。  さて、その本の中に、あるデータがあった。そのデータは、女性の『痩せ過ぎ』体型の年齢別割合。なんと、20代女性の4人に1人は、『痩せ過ぎ』なのだそうだ。しかし、30代、40代と年齢があがるにつれ、その割合はどんどん少なくなり、80代、90代ほどになると、またその割合が増えていく。そこで、ワタクシが母に、笑いながら 『これって、みんな30代ぐらいになると、もう体型なんて気にしないって事だよね』 と言うと、母がビシッと一言。  『その年になると、痩せたくても痩せられないのよ』   ……データに惑わされない適切なアドバイス、どうもありがとうございました」
「(キグロのぼやきin蓼科)前回に引き続き、長野の蓼科より直輸入(?)のぼやき。 さて、前回のぼやきで場所取りをしていた花火大会でのこと。花火大会中、やけにハイテンションな女性の声で、アナウンスが掛かっていた。花火と花火の間に、たまにこのアナウンスが掛かったのだが、結構突っ込みどころが多い人だった。 その日は、とても風の弱い日だった。花火を打ち上げるのには良いには良いが、花火が破裂した時の煙がほとんど動いてくれない。そのため、花火が煙に隠れて良く見えない状況に…。 そこで、花火と花火の間隔を空けて、花火を打ち上げることになったのだが……その時の、アナウンス。  『本日は、ベストコンディションなので、ちょっと、間を空けて打ち上げるそうです。みなさま、もうちょっとお待ち下さい…』  ……いや…ベストコンディションなら、間ァ空ける必要ねぇだろ!?」
「(キグロのぼやきin蓼科)8月9〜12日に、長野の蓼科へ行って参りました。さて、そこでのぼやき。 2日目の10日、白樺湖と言う湖でやる花火大会を見るため、場所取りを済ませ、そこで花火開始までの時間を待っているときのこと。 斜め前方を陣取っていた家族の、子ども2人(少女2人)が、携帯用のオセロゲームを取り出した。そして、先攻後攻を決めるためのじゃんけんを開始。その時、姉らしき少女が言った。  『最初はパー ……(3秒ほどの間)…… 最初はグー、ジャンケンポイ』   ・・・何が起こった!?
「(ぼやき掲示板にて)前回、前々回に引き続き、その3。???さんは、こう言っている。『ペットは動物。動物は法律上物。物を拾ったら警察へ届けなければならない。しかし、主人公は届けていない。よって、主人公は遺失物等横領罪』 …うむ。これは難しい。だがしかし、主人公は拾った段階ではまだペットとして同棲するつもりはなかった。となると、この主張は崩れるのでは?? いや、そもそも人間を『物』として扱うのか? 数週間前だったか、某産婦人科で胎児を生ゴミとして処分していることが発覚し、話題になった。その時ニュースで言ったが、人間はお腹に宿ってから8週間過ぎると、『人』として扱われるらしい。逆に言えば、それ以前は完璧『物』扱いだ。結局、この産婦人科医は堕胎罪ではなく、胎児をゴミとして捨てたとして廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)違反として逮捕された(それでいて、胎児にも遺産相続権は認められると言うのだから、なんだか矛盾した話だ。オマケに、胎児殺しても殺人じゃなくて堕胎(だたい)だし)。 しかし、"ペット"モモは、立派な青年。どう頑張っても物にはなれない。やっぱり、主人公の行為に違法性が無いと取るのだ、妥当なんだよなぁ…。  それじゃぁ、ペットの基準を考えてみるか。???さんも、『そもそも、ペットという基準はどこなんでしょうかねぇ?』って疑問を投げかけてるし。でも、やっぱ人間以外の動物ってのが、基本的な考え方だろうなぁ。そもそも、前例が無いだろ、こんなこと。弁護士にでも聞いてみないと、わからないね。  …と、ワタクシの脳裏に突然、あるワンシーンが蘇った。それは、第1話、主人公が段ボールに入っていた少年(モモ)を、マンションの自室へ連れて行く時だ。この時、モモはトラブルに巻き込まれボコボコにされており、意識が無かった。主人公は、そんなモモを段ボールの中に入れたまま引きずり、部屋へと連れて行ったのだ。この時、彼女の脳裏には恐らく『治療する』しか無かっただろう。だから、これは誘拐には当たらない。問題は、この時、この不審な行動をする主人公を見つけた管理人のセリフだ。若干うろ覚えだが、こんな感じだ。   『何やってるんですか、あなた! その段ボールはなんですか』『いえ、何でもありませんっ!!』『わかった! 犬かなんか入ってるんでしょ! うちはペット禁止ですよ!!』  …ついに見つけた!! このマンションはペット禁止! 管理人がこう言っている以上、契約書にも書かれているハズだ! 主人公はこれを破った事になり、明らかな契約違反!! いくら人間とは言え、ペットとして飼っている以上、それはペットだ!! もちろん、最終的にペットとみなすかどうかは管理人の判断だが、管理人がペットと見なせば、主人公は契約違反で、命じられればモモを捨てる、契約を解除する、等の管理人の申し出を受け入れなければならない!!  ハッハッハ、ザマーミロ!! この世はそんなに甘くねぇっ!!」
「(ぼやき掲示板にて)さて、前回に引き続き、その2。『世界に一つだけの花』の問題。まず、ワタクシの主張はこうだ。『<困ったように笑いながら ずっと迷ってる人がいる>って、ずっと見てたのかよ!?』と言うもの。そして???さんの主張はこうだ。『通りかかった時に見かけて、向かいのスーパーから出てきた時、<まだ迷ってるよ!?>みたいな感じで(後略)』と言う物だ。歌詞中最後の『やっと店から出てきた』は、買い物が終わったし、帰ろうとしてたまたま花屋の前を通り過ぎたとき、やっとその『迷ってる人』が出てきたのでは? と言う物。むむ…確かに、理にかなっている。ワタクシもこういう経験があるので、否定できない!! くそっ、こうなれば、歌詞を隅から隅まで見て、ワタクシも???さんも気付かなかった穴を見つけるのだっ!  そして、よく探すと…あった!!  歌詞のかなり前の方。『花屋の店先に並んだ いろんな花を見ていた』 この歌詞、始めは『(ずっと迷ってる人が)いろんな花を見ていた』と解釈していたが、この歌詞だけ見ると、『(自分が)いろんな花を見ていた』とも解釈できる!! つまりこの人は、どこの店にも寄っていないのだ!! 純粋に、ずっとこの花屋にいたのだ!!  しかしそうなると、『店から出てきた』と言う一節にもちろん、矛盾する。この矛盾を解決する方法はただ一つ! この歌を歌っている人は、花屋の外から、花屋の店先に並べてあった花をずっと見ていたのだ! そして同時に、この『ずっと迷ってる人』を見ていたのだ!! もちろん、歌を歌ってる人にとって、メインは花だろう。そして、ずっとその花屋で『困ったように笑いながら ずっと迷ってる人』を、見ていたのだ。これなら全ての矛盾が綺麗に片付き、なんともスッキリするではないか。  …って、あああ〜っ!! ストーカー容疑を晴らしてしまったああぁぁ〜っ!!!
「(ぼやき掲示板にて)当HPに設置している、『ぼやき掲示板』 7月22日、ここに、ワタクシのぼやきに対する突っ込みが書かれた。2週間ぐらい前の書き込みだが、この2週間、ワタクシはこれに対する突っ込み返し…いや、正確には突っ込み返し返しを考えていたのだ!! ワタクシは、スポーツ等、勝負事で負けても全く悔しいと感じないが、何故かこればかりは悔しい!! と言うか、頭脳で負けるととことん悔しいのだっ!! と言うわけで、この???さんに対する、突っ込み返し返しをさせてもらう!!   まず、その1。『テニプリ』問題だ。ワタクシの主張は、『<テニプリ>ではなく<プリテニ>ではないのか?』と言うもの。???さんの主張は、『全部を直訳しちゃいかんぜよ』 つまり、『テニスのプリンス』で止めろ、と言うのだ。ヌヌヌ…なにおぅ!? そういうルールなのかっ!? だが確かに、言われて見れば、『ときめきメモリアル』も『パルメモ(パルペテート・メモリアルズ/直訳で、<ときめく記録>)』ではなく『ときメロ』だもんなぁ(別に、ワタクシがやってるわけではない。こういう略を聞いたことがあるだけ、だ)。まぁ、でもそうだよな。それだったら、『プリテニ』を訳した時、『庭球の王子様』になっちまうもんな。 言葉としての正しさより、見かけのよさを重視したわけか。こうして日本人の語学能力は、衰退していくのだなぁ…。   さて、その2…と行きたいところだが、書いてみたら滅茶苦茶長くなったので、その2は次回へ回します。どうぞ、お楽しみに!」
「(某電話回線のCMにて)結局何のCMだったかよくわからないのだが、確かインターネット回線のCM。某5人組人気グループの内の2人が、何やら荒原のような、よくわからないところでヒッチハイクをしている。そこで、2人が言い争いをしている。 『行き方がわからないなんて…云々』『夢があるじゃん。愛があるじゃん』『計画性が無いじゃん』『いいんだよ。…冒険だもん』  でもさ… 愛は無いよな。 ヒッチハイクに成功して、乗せてくれた人と友愛の情が築きあがれば、愛があると言ってもいい。だが、ヒッチハイクはことごとく失敗している! これのどこが愛がある!?  ちなみに、リビングでこのCMを見て、思わず『愛は無いよな』と呟いた所、横から母が一言。  『愛はいらないな…。夢もいらないかな…。あるのは現実だけよ。ほらほら、とっとと宿題やりなさい』   ……ケッ、そうさ! どうせこの世は現実サ!!(自暴自棄」
「(某メガネレンズのCMにて)某メガネレンズのCM。1人の女性が、メガネをかけてなんと砂漠の中をまるで水中の如く泳いでいる。なに泳ぎだか知らないが、ザバッザバッと泳ぐと、砂が舞い上がる。そして、CMの最後に『傷が付きにくいレンズ…』 砂の中で泳いでも傷が付かないとは素晴らしい! ワタクシはパソコンのやりすぎで中学からメガネの世話になっているだけあって、なかなか興味をそそられる。と、このCM、よく見ると中盤辺りで画面の下にこんな表示が。  『これは、CM用の画面です』  ……当たり前だ!!
「(某カップラーメンのCMにて)某カップラーメンのCM。人魚が海を泳いでいると、岩の上にお湯が注がれ、何故かジャスト食べ頃のカップラーメンを発見。岩に登り、それを食べていると突然人魚が空へ舞う! カップラーメンには、太い釣り糸がついており、3人の男が人魚を釣ろうと頑張り、とうとう人魚が釣られる……というCM。 さてこのCM。別に丁度3分経った時にタイミングよく人魚がやって来たことに突っ込みたいわけじゃない。ワタクシは、男性の腕力に突っ込みを入れたい! 3人の男と言っても、釣竿を操っているのは1人の男性! いくら人魚と言えど、サイズは大人の女性と同じ。体重は50〜55キロぐらいはあるだろう。それを釣竿と言う、力学的に重い物を吊り上げるのに不向きな道具を使用して空高く吊り上げたのだ! これはすごい! そして、これに折れない釣竿もすごい!! …しかしまぁ、カップラーメンを用意したぐらいだから、初めから人魚を釣るつもりだったのだろうし、でかいマグロなら何十キロもある物もいると言う話も聞く(たまに、サメを吊り上げる、とか言うのもあるし)。ならば、そのぐらいの腕力があっても、全然不思議ではないだろう。  しかしこのCMには、まだすごいところがある。なにがスゴイって、人魚の腕力だ!!  あの細い腕で、どうやって50キロもの体重を支えたんだっ!? しかも、彼女は水の上に叩き付けられたり、水上スキーのように水上を疾走する! この時うける圧力もすごいもんだろう。何故落ちないのだ!? ってかそれ以前に、 そこまでして手放したくないのか、カップラーメン! 命よりも大事なのか、カップラーメン!!  CMの最後では、『手放したくないおいしさ』と言っているが…  とっくに、具がこぼれ落ちてるだろ、絶対!! 手放せ!!!」
「(某医療薬のCMにて)某薬のCMで、こんなCMがある。若い女性が階段(歩道橋)を上っていて、貧血でその場に座り込む…と言うようなCM(実は、詳しく覚えていない)。そして、このCMの最後の方にこんなナレーションが。  『貧血の疲れを治します』  これを聞くたびに、ワタクシは思う。  『いや…貧血を治せよ』」
「(某アミノ酸飲料にて)『こんな運動したくても…』と言うぐらい、とんでもない運動が毎回出てくるこの人気CM。いままで、ウケ狙いのこのCMには突っ込みを入れてこなかったが、今回は敢えて突っ込みを入れよう。今までのはなんとなくやれば出来そうな気がしたが、今回ばかりはあまりに無理がありすぎる。  今回のCMの舞台は、夏祭り。父親とその息子らしき人物が、『こんな運動』をする。 なんと、父親の頭の上に、息子がうつ伏せで乗っかり、上をグルグル回るのだ! 息子は両腕両脚をピンと伸ばし、父親も両腕を伸ばしてバランスをとっている。一見これもやれば出来そうな気もするが、絶対に出来ない要素が一つある! それは、回転だ!  回転するためには、何らかの力が必要だ。あのような姿勢で回転するためには、腕を左右に振ったり、足をバタつかせたりしなければならない。しかし、息子はなんと完全不動! ただ、そのままの姿勢でグルグルと回転するのだ! ど、どうやればこんな事が出来るんだっ!? アレを可能にする方法は、2つ。モーターなどの機械仕掛けを使うか、父親が頭をタイミング良く振るか、だ! しかし、父親にはそのような仕草がまるで無い! つまりこの親子、円盤か何かを間に仕込んでいる事になる!!  これのどこが運動になるんだっ!? …そしてもう1つ! 機械仕掛けを全くなくしてアレをやったとしても…… 運動になるんだろうか? あれ……。だって、息子さん動いてないし。お父さん頭重いだけだし」
「(某冷やし中華用ソースにて)夏、と言うことで我が家の昼食に冷やし中華が出た。冷やし中華にそれ用の(付属の)ソースをかけようとして、袋を破くと、ふとこんな文字が目に入った。  『よく振ってそのままお使いください』 …それを見た瞬間、思わず一言。  『よく振ったら、その時点で<そのまま>じゃないやん』」
「(選挙速報にて)本日は、参院選挙投票日。そんなわけで、夜8時からは各チャンネルで選挙速報が。と、その番組の中で、誰だったか忘れたが、立候補者の事務所だか事務室だか事務局だかが映し出された。そして、そこの壁には、こんな言葉が。  『祈 必勝』  …これを見た瞬間、ワタクシは呟いた。 『<必ず勝つことを祈る>って、おかしくないか?』  確かに、こっちの方が語呂はいいが、わざわざ『必』の文字はいらないのではないだろうか。だって、『勝つことを祈』り、その祈りが通じれば必ず『勝つ』のだから、この『必』はいらないのでは? 『祈 勝』で、十分のはずである!! なんだ、この蛇の足みたいな『必』は! こんな無駄な物をつける人に、国を任せて本当に大丈夫なのか!?」
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